平成29年12月2日(土) 大島山林(安平町)支援  天候:晴れ 参加:3名

本日は、志を同じくする他団体への支援活動である。

NPO法人 苫東環境コモンズさんのフィールド、大島山林だ。

このフィールドについて・安平町について・苫東環境コモンズさんについての紹介は、
昨年の活動ブログに詳しく掲載しているのでぜひご参照されたい。
2016-12-3(土)
http://woodies.exblog.jp/m2016-12-01/

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 天気は荒れることなく、今年最後のフィールド作業へ私たちを迎え入れてくれた。

 参加は3名。苫東環境コモンズさんから作業エリアの指示を受け、さっそく作業に取りかかる。

 作業内容は、風倒木・枯損木の処理となる。







天気は晴れだが、日中も気温は上がらない。
手袋をしていても手が冷えるが、身体を動かして対応する。

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 傾斜し倒れかかった木(傾倒木)の除伐作業を行なった。
 透き通った空気の中、チェーンソーのエンジン音が高らかに響く。
 今年ラストの作業は順調に行なわれた。
 
 厳冬期を迎える。 
 切り出された木々は火となり、人々を温める。

 今年も無事に年間活動を終えることができた。
 参加できた会員。参加できずも心で応援した会員。
 皆さんの思いは、小さな活動でも成果として表れる。
 感謝ひとしおである。

 
 余談。 このブログを読んでいただいた方々へ。
  
 街の中にゴミを捨てる人。捨てない人。
 あなたはどちらだろうか。
 大勢の人が「私は捨てない人だ」と胸を張るだろう。
 
 ではさらに訊く。
 あなたは、そのゴミを拾う人か。見過ごす人か。
 
 
 小さなことでよい。
 まずは実行することが大切だ。
  
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           (筆: 森井 浩樹)
  

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# by woodies | 2017-12-02 06:19 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年11月26日(日) 高川山林(小樽市) 天候:晴れ 参加:11名(+子ども2名)

冬がやって来た。

厳しい季節の訪れは、「身構える」ことと「受け入れる」ことの
相反する二つの感情をもたらす。
北国に暮らすひとびとには、この心情をご理解いただけるだろう。

冬は、交通障害・除雪費用・建造物の倒壊・心身の疾病発症など、
マイナス作用があることは疑いのない事実だ。

しかし。
過酷な環境の中でも人は、何らかの温かさ・美しさを感じ得る能力が
備わっているものだ。
冬のにおい・純白の雪原・透き通った空気・煌めく星座・ストーブの火。
それを囲む人たち。

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(写真:右側の樹木の穴は天然記念物クマゲラ食痕)




本日は、冬の木々を守るための作業だ。
何から守るのか。
ネズミからである。樹皮がかじられるのである。

ネズミが嫌うと思われる匂い・忌避物質を含んだ
「アスファルト・フェルト」を木々に巻き付けて
ネズミの食害を防ぐのだ。

北海道の山野に生息する野ネズミは数種類いる。
その中で樹皮をかじるものとそうでないものがいる。

林木食害獣とされるのが『エゾヤチネズミ』だ。
エゾシカの食害と並び林業被害は大きい。
エゾヤチネズミは、見た目はずんぐりして、耳が小さい。
頭胴長10~15cm。
尾長は4~5cm(からだの半分くらい)。
山林・湿地・草地など、笹や下草などが生い茂る環境を好む。夜行性。
2~5年ごとに大発生する。天敵に、フクロウ・テン・キタキツネ等。
食物連鎖の中では、上位種が少なければ下位種が増える。
生態系のバランスが大切だと、ここの部分だけで理解できる。
夏季はイネ科やカヤツリグサ科の植物繊維、果実、種子など食べるが
冬季は樹皮をかじる。※これが問題。
雪の下(と地面とのすきま等)を自由に駆け巡る。
敏感な耳と鼻とを駆使し見つけてそれを捕食するのがキタキツネ。
獲物の少ない北国の冬には重要な食糧だ。
エゾヤチネズミはエキノコックスの中間宿主であることは言うまでもない。
ところで、エゾヤチネズミはドングリの“先端”をくわえて運ぶのだそうだ。
先端には根・芽となる大切な胚があり発芽できなくなることもある。
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(画像:札幌市円山動物園ホームページより)



一方、『エゾアカネズミ』というやつがいる。 
こいつも山野に暮らす。夜行性。 種子・根茎のほか昆虫も食べる。
尻尾は長い。頭胴長と同じくらいの長さがある。木登りが得意だ。
こちらはドングリの“底部”をくわえて運ぶ。
大切な先端を傷つけることがない、よって発芽を妨げることがない、
種子撒布に役立っている(と言われる)。
冬季に樹皮をかじるのはエゾヤチネズミのやつだろうから、オイラは
無罪・冤罪だ。 見た目、ネズミらしいネズミだろ?
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(画像:札幌市円山動物園ホームページより)




本日のリーダーはFMさん。
11月11日にこのフィールドで作業予定だったが、低気圧の接近により荒天中止へ。
日を改めて、本日の作業となった。
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子ども2名も参加してくれた。これからもよろしく!
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さて、ネズミの食害から木々を守る作業スタート。

みんな協力して手際よくおこなわれる。
山主TGさんの手さばきは職人レベルだ。
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この日の作業では、全部で60本ほどの木々をアスファルト・フェルトに包み込んだ。



ネズミがいるとは聞いていても、本当にいるのだろうか。実感が湧かない、と思った矢先!
あ!これはっ!
いる! 間違いなく、いる!!
すでに木の幹の下部がかじられている・・・。そして、そいつの足跡も発見。
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  大切に木々をしっかり包んであげよう。
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木々の囲い作業が続くなか、同時進行で間伐作業も行われた。
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午前中の作業はおおかた終え、本日のお楽しみ「窯焼きピザ」の時間だ。
このピザ窯は、FM亭からこの場所へ引越し・移転設置されたものだ。
アウトドア活動において、ことさら楽しさを際立たせてくれる。
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   寒い冬だが、心まで温まるようだ。
   火を熾し、火を育て、キープする。
   いつも無心になれる時間だ。
   子供たちが大人になった時、ずっと後になった時、こんな風景を覚えているであろう。



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空腹も、心も満たされる。

ここ高川山林からの眺めは、素晴らしいのひとこと。

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日本海が見える。
夏の海もよいが、冬の海もまたよし。

吹雪にもならず、充実した冬の一日であった。
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今朝起きたときよりもずっと冬に向かう心構えができた気がした。

皆さん、お風邪など召されぬようご自愛のほど。

(筆: 森井 浩樹)



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# by woodies | 2017-11-26 04:10 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年10月22日(日) 北山山林 天候:曇り 参加:7名

紅葉も終わりを告げ始めましたが、千歳へ向かう車窓はなかなかの美しい紅葉です。

本日はリーダーナリ!前回のリーダー、まさかの遅刻を回復すべく8:40集合場所へ。
なのに、お二人到着していた。まぁ、皆様お早くて。
そこへ、本当に久しぶりの我が団体重鎮のMさんがほぼ一年ぶりの到着。
嬉しいですねぇ。体調が回復し、もう山に来たくて...というお言葉。
本当にうれしい限りでした。

今日は、集合場所でラジオ体操をして本日の作業を説明。
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今日は、間伐のための伐倒作業の改めての講習と、間伐を判断する簡易的な計算方法の講習を兼ねて作業します。
山へ入り、1a(1アール、100平方メートル)の中の、樹木の本数、樹高、樹径などを測定し、そこから適正な本数、太さ(樹径)、成長率などを計算しました。
たいへんな作業でしたが、北山山林はそれほど不適正な植林状態ではないことを確認しました。そのうえで、多いと思われる樹木の間伐、枯れた木を倒し、枝打ちなどを行いました。
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また、改めて伐倒方法を確認しました。木を倒す方向の決め方、受け口の方向、受け口の作り方、追い口の切り方などです。
しっかり、12時まで作業をして、お昼となりました。
インスタントのお味噌汁、コーヒーなどをおいしく頂きました。あったかいものがおいしく感じる気温となりました。

午後からはまた、間伐、枝切などを行い、2時で終了。それからは道具の手入れをみんなで行い本日の終了となりました。

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# by woodies | 2017-10-22 19:26 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年10月14日(土) 大澤山林(当別町弁華別) 間伐作業

天候:晴れ  参加:4名 +山主さん (+スペシャルゲストOTさん)

※10月7日(土)も、ここ大澤山林にて間伐作業をしていますが
  活動記録はおやすみしました。 お許しを。

では、スタートです。
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本日のリーダーを務めました、FM(名字)です。

私が大澤山林の作業に初参加だったこともあり、先週同様、この山全体を見渡すため山巡りをしました



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このフィールドは、いたるところにある沢状の窪地が特徴的な地形であり、その間の尾根道を散策しました。

それはまるでリアス式海岸のようで、山巡りはさながら岬巡りのようでもあります。
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そしてその沢筋の集合地点には「大澤沼」が静かに水を湛えているのでありました。

心打たれ、しばし瞑想。。。。。

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午前10時に小休止したのち、間伐作業に入りました。

これまでの作業内容とは違い、ただガムシャラに切り倒しはせず、さながら“伐倒教室”の様相ですすめました。

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今回の課題は「追いヅル切り」

伐倒木の 「重心の見極め」,「伐倒方向の確認」,「正しい受け口の作り方」,「“突っ込み切り”でのツルの残し方」,
「クサビの打つタイミング」、等々。
一つ一つを確認しながらゆっくりと作業をします。
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伐倒後も切り株を使ってのディスカッションを
行いました。
やっぱり間伐作業は奥が深く、つくづく面白い。












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またこの山林は、当会の活動場所の中で唯一、建築材料として12
尺上で搬出するフィールドでもあります。

PCウィンチ
を使い、林道まで全木を搬出します。
 ※PCウィンチ= 「ポータブル・キャプスタン・ウィンチ」。
  小型エンジンで機動させる、ロープやワイヤーの巻上機。
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私がウインチ操作を担当しましたが、ロープが絡まないように常に張力を維持しながら保持しなければならず、
同じ姿勢をキープすることも重なって、腰にめっぽう負担がかかる。
※翌日いっぱい腰痛に悩まされ、改めて己のひ弱さを実感・・・。 つくづく情けない・・・。いや、まだまだ、がんばるぞ。 

<スキッドコーンを用いての木材搬出の作業風景>
※スキッドコーン= 伐倒した材を引き出す際に、その材の進行方向“頭部”にかぶせる巨大な鉛筆キャップのようなもの。
             地面の起伏や障害物に当たっても、すり抜けられ、材を傷つけず、搬出することが可能となる。
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少人数・伐倒教室と合い重なって、この日の間伐本数は6
本・搬出は3.8m材で12本程度でした。


帰りには当別の野菜直売所で買い物です(嬉)。

久しぶりの間伐作業に充実した一日でした。


(冨士本)

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# by woodies | 2017-10-14 23:58 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年9月30日(土) 22世紀の森(当別町青山地区) 草刈り 支援活動

天候:晴れ時々くもり  参加:7名

JR当別駅で待ち合わせる。 秋晴れである。

いきなり話は飛んで、筆者の愛車『マッハ号』(スプリンター・カリブ平成9年車)は、
170,000kmという距離を走破し、このたび引退と相なった。
これまで過酷な山道への乗り入れにつき合ってくれたマッハ号。
これからはおまえより10歳年下の純白のワゴンR(平成19年車)が相棒となる。
ありがとうマッハ号。さようならマッハ号。

話しは戻って、JR当別駅。

本日のリーダーが来ない・・・。
面倒見のよい明るい人格者であり、時間に遅れるような人では決してない。
何かあったのか・・・ 不安がよぎる・・・。

携帯電話をかける。

トゥルル・・・・。   トゥルル・・・・。   トゥルル・・・・。   (!)
あ! つながった・・。

「ごめ-ん!!時間まちがえてたぁ! 先、行ってて-!」
って、STさ-ん。

何事もなくてよかった。
さあ、行こう。

広大な当別町を北へ、当別ダムを右手に見ながら車列は進む。
(当別ダム 写真: 当別観光協会HPより)
当別ダム


当別は青山地区 「22世紀の森」。
ここは 「NPO法人 新山川草木を育てる集い」さんの活動フィールドだ。
活動の歴史は長い。
(参考)
http://www.shin-sansensoumoku.org/

“どろ亀さん” こと 森林学者で東京大学名誉教授 故 高橋延清先生の
精神を受け継いでいる団体だ。
(参考)
http://www.hk-curators.jp/archives/2558
<Copyright (c) 2013 北海道博物館協会学芸職員部会. All Right Reserved.>

森林を愛し、活動する仲間がいることは当会にとっても心強く、さらに深く長い
交流を続けていきたいと願う。
当会の規約(第2条:目的)にも
“本会は、ボランティア精神にもとづき、自ら森林づくりの体験を楽しみ、
森林に関心を持ち、かつ森林づくりに取り組もうとする人々と手を携えて、
森林のあるべき姿を提案し、豊かな森林を次代に引き継ぐため、その環を
広げていくことを目的とする。” 
とある通りだ。

当会は例年お手伝いとして草刈りに参加させていただいている。
本年は7月8日に続いて2回目の支援活動だ。

7月の作業は暑い暑い日だったと当会の活動の記録ブログにもある。
http://woodies.exblog.jp/26801456/

本日は、すっかり秋めいた冷涼かつ澄みきった空気の中で行われる。

「新山川草木を育てる集い」さんから本日の作業範囲を示す分担図を手渡される。
これを参加者みんなで確認する。

前回と同じく、今日も長い作業道の両脇の草を刈るという作業。
前回は長く伸びた草に悪戦苦闘した面々であったが、今回は作業2回目で
幾分落ち着いた草を刈り払うこととなる。伸びた坊主頭をそろえるくらいに。

当会7名の作業エリアを決め、ハーネスを背負い、刈払い機を設置し、出動する。
一気集中して(もちろん無理なく休憩を入れつつ)作業を進める。

午前中の作業は滞りなく終了する。
そして昼食休憩へ。

新山川草木さんがご用意いただいた焼肉の香りに誘われ、ざわざわと人が集まる。 
秋の味覚サンマもある! 
いつも新山川草木さんの心遣いには頭が下がる思いでいっぱいである。

この時期、各地で繰り広げられる「秋の○○祭り」というものに
行きたいが行ったことがない。
理由は、人間の群れ。ゲキ混み。長蛇の列。1時間半待ち。
牡蠣、さかな,キノコ。 食べたい。食べたいが上記理由により。

今日の作業も無事に終えることができた。
感謝。 ありがとう。

おにぎり6こ食べました。

※今回のブログ記事、なぜだかアップした画像がほとんど消えてしまいました。
 前回すでに読まれた方に怒られますかね。
 以前と内容が違うよ-、内容が無いよー(下手)と。

(筆: 森井 浩樹)

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# by woodies | 2017-09-30 22:20 | 活動記録 | Comments(0)