「ほっ」と。キャンペーン

「北の国・森林づくり技術交流発表会」へ参加!

 本発表会は森林・林業に係わる技術情報等の交換を図るため、北海道森林管理局主催で毎年行われているもので、国、道の関係機関のほか、NPOやボランティア、高校生などが参加し発表を行っています。


このたびウッディーズは、2月2、3日に北海道大学で開催された標記行事に参加し、石田事務局長と坂本さんの二名が発表を行いました。

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ウッディーズは、平成27年から取り組んできた森林調査の取り組みとその成果をテーマとして選び、発表用資料の作成とプレゼンの練習等の準備を約2ヶ月にわたり入念に行ってきました。(私はプレゼン資料づくりをお手伝いさせていただきました)

さて、発表会当日です。今年度は「森林保全部門」、「森林技術部門」、「森林ふれあい部門」について39課題の一般発表のほか、森林総合研究所、北海道立林業試験場から特別発表がありました。ウッディーズは「森林ふれあい部門」にエントリー。発表は15時50分からだったのですが、下山会長は朝一番から会場に乗り込んでおられました。私も午前から聴講しましたが、それぞれ興味深く参考になる発表でした。


※ウッディーズほか発表要旨がご覧いただけます。http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/press/sidou/attach/pdf/170206-2.pdf

※ウッディーズ発表用原稿がご覧いただけます。https://www.dropbox.com/s/5t4c05i4gsm7afr/技術発表会原稿2_1.pdf?dl=0

さて、発表メンバーは14:00に顔を合わせ、打ち合わせを入念に行いました。発表者の坂本さんは、準備も完璧だっただけに緊張もさほど見られず、さすが現役、場慣れしているもんだと感心しました。

会場は学術交流会館の小講堂。「小」とはつくものの中々立派なステージです。徐々に発表時間も近づくにつれ、発表者ではない私も緊張してきました。いよいよ本番、4名の審査員の前に登壇した二人!どうかうまくやってよ!と祈る思いでした。12分の発表時間も予定通り1分を残し無事終了。審査員からの質問も比較的あっさり(?)すんで、万場の拍手のもとにステージを降りる二人。本当にお疲れ様でした!

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1日目の公演終了後は、応援に駆けつけた下山会長、太田副会長、北山さんを交えた6名でおつかれさん会へ、とりあえず大舞台をこなした二人のホッとした表情が印象的でした。

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2日目は、通常発表の後に表彰式が行われ、下山会長、石田局長と私の3名が参加しました。前日は、公表された発表要旨を見て、「受賞するんじゃない?もしかして」などと冗談を飛ばしていたのですが、いざ発表の瞬間が近づくとドキドキするものです。

果して結果は?・・・・

残念!受賞ならず!(悔)

表彰にあたっての講評では「さまざまな機関との協働」というキーワードが、ふれあい部門の評価対象ということでした。その点、これまでのように、行政からの指導だけに頼らず、一般市民の自助努力により、森を調べ施業方針を見いだすという、我が会の取り組みは、どちらかといえば技術論にバイアスがかかっており、同部門では異質なものだったようです。          

しかし、発表会の評価によって山づくりの方向性が揺らぐ訳ではなく、やればできるという信念の元に、専門家の助言も取り入れながら、会員力を合わせ頑張っていきたいと思います。

最後に、私たちの講演を聞いた国有林の職員や森林インストラクターの方からは、「素晴らしかった!」「専門家として頭が下がります!」など評価のコメントをいただいたことを申し添えて筆を置きたいと思います。

発表された方、応援に駆けつけてくださった方、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。(笠)





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# by woodies | 2017-02-06 22:04 | 活動記録 | Comments(0)  

2016年12月10日 忘年会

ところ:札幌駅前 楽蔵
参加者:26名
幹事兼司会兼余興担当:佐藤

12月3日の大島山林で今年の活動を終了し、1週間後の忘年会。
いつもの顔ぶれはもちろん、ここしばらくご無沙汰だった方々もひさしぶりに顔を合わせ、
思う存分の語らいで楽しいひとときとなりました。
あっという間でしたね。

楽しそうな表情のいくつかをご紹介します。

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# by woodies | 2016-12-13 22:47 | 活動記録 | Comments(0)  

2016年12月3日(土) 大島山林 風倒木処理

天候:晴れ 参加:3名

毎年恒例となっている大島山林(安平町)での作業である。
札幌ウッディーズは、NPO法人苫東環境コモンズさんのフィールドで共同作業も行っている。

安平町遠浅(とあさ)。
広大な勇払原野の北東部にある酪農開拓の地。
1930年代に不毛の火山灰地を開拓。北海道の酪農先進地域として発展。
日本で初めて国産チーズ専門工場の大規模生産を始めた発祥の地である。
酪農開拓の歴史の象徴・文化財として「木造サイロ」があったが、老朽化が進み
多くの人たちから惜しまれつつ2015年12月に解体される。

その町に、大島山林がある。苫東環境コモンズさんが町内会など地域住民と共に
「自然環境を守りながら利用させてもらう」仕組みがとられている森である。
森を育て、整備し、除伐木は薪として販売するなどの活動がなされている。
「コモンズ」とは共同利用地を意味し、草原、森林、牧草地、漁場など自然の資源を、
立場の異なる多くの人間たちが共に一緒に利活用する仕組みである

エントランス(森の入り口)からすでに気持ちのよい見渡しである。
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もともと馬や牛が放たれていた場所を整備し、森の中にはトレイル(小路)が作られて
心地よく散策ができるようにされている。
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何一つ人間が手をかけなければ、鬱蒼とした陽の光の入らない森であっただろう。
林床には落ち葉がたくさんあり、土壌の微生物たちによって分解されるのを待っている。
苫東環境コモンズさんたちはすでに到着し、作業を始めていた。
ビニールハウスで使用する鉄骨にブルーシートをかぶせた立派なベースキャンプがあり、
風雪を防ぎ人間たちを包み込む。その中では薪をくべられた暖かなストーブが待っていた。
淹れたての美味しいコーヒーをいただく。 心まで暖まるようだ。
苫東環境コモンズの草刈さんと当会の事務局長が森づくりの情報交換をおこなっている。
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札幌ウッディーズ3名の作業は、チェーンソーにて倒れかかった風倒木の処理がメインだ。
額に汗する作業中の写真を撮ったつもりだったがどこを探しても保存されていない。失礼・・・

働くと、腹が減る。自然の摂理である。
チェーンソーを置き、頭の中は昼飯で100%占められる。
車で少し行ったところにある手打ちそば屋さんへ急行する。
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大盛もりそばを頼む。ぞ・ぞ・ぞ-っとすする。たまらなく美味しい。そばの実が入ったご飯も頼む。
擂(す)ったとろろ芋がそえられている。ず・ず・ず-っと腹に流し込む。
これもうまい。食べた食べた。すっかり満足したので作業場へ戻ろう。

午後からも、おだやかな秋の陽射しを受けながら作業は続く。
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もうすぐ本格的な冬が来る。今年の札幌ウッディーズの作業は、本日で終了。
ケガもなく無事に一年が終われたことに感謝しつつ、また来年を望みつつ、
皆様の健康を祈念し筆を置く。

以上
(森井)

苫東環境コモンズさんのサイトにも紹介されてました。(ページの下のほう)
http://hayashi-kokoro.com/aigo4-94.html

同じサイトの「小田桐久一郎師範を招いてチェンソーワークの奥義を聞く」も一読の価値あり。(上から三分の一あたり)
http://hayashi-kokoro.com/aigo4-93.html
(大竹)

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# by woodies | 2016-12-12 23:43 | 活動記録 | Comments(0)  

平成28年11月27日(日) 高川山林 玉切り・搬出・選木等

参加:11名(体験1名)
天気:晴れのち雪

作業内容
① 前回伐採・玉切りした樹木の搬出
② 前回伐採し、玉切りをせずにおいた樹木の玉切り・搬出
③ 次回間伐のための選木・マーキング
④ 風により折れかけた枝の枝打ち

作業は、作業内容により3班に分けて行った。

1班は以前、伐採・玉切りしておいた木をブルーシートに乗せて搬出した。
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ブルーシートを二つ持って現場まで斜面を登り、一つのブルーシートに丸太を1~2本乗せた。
そして二人ないしは一人でブルーシートを引っ張り、斜面を下った。
斜面下部の丸太集積スペースまでは斜距離にして約50メートル程で、障害物もなく搬出の条件は良好であったが、それでも重い丸太を引っ張ることで汗をかいた。引っ張り続けると林床の落葉落枝が丸太の前方部分に溜まり、進み具合が次第に悪くなり、そのたびに手で落葉を除くという作業を繰り返した。途中でブルーシートの一つが破れてしまった。丸太を載せるときに、出っ張った枝などがブルーシートに当たっていないかどうか確認する必要があった。

二班は、以前伐倒だけ終えた樹木をチェーンソーにより玉切りする作業を行った。
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チェーンソーは2台で、そのうちの一つは小径木用の小さいチエーンソーであった。
玉切りすべき樹木は径が大きく、小さいチェーンソーでは苦心する大きさであったが、担当者が器用にチェーンソーを上下左右に動かしながら切っていた。
この樹木は直径の2倍程度の短い長さで玉切りし、斜面を転がして搬出した。

三班は次回以降に間伐する林分において、胸高直径を測りながら、樹木にマーキングを行った。
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以上の作業を午前中に行い、昼食を山小屋にて摂った。キムチ鍋が用意され、それぞれがもってきたお弁当と合わせて味わわれた。

午後は搬出作業の続き、風で折れかけた枝の処理を行った。
幹が途中から折れてしまっていた樹木もアリ、その木は根元から伐採した。
伐採は受け口をつくり、斜面に対して斜め方向に倒した。折れかけた枝は高枝用のこぎりで切った。
午前中から続いた材木の搬出は、3時前まで搬出をかけて、この日はこれで終わることとした。

(三川)


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# by woodies | 2016-12-03 13:06 | 活動記録 | Comments(0)  

平成28年11月12日(土) 高川山林 野ネズミ被害防止対策、倒木処理

晴れ時々曇り
参加者9名 (うち、体験参加1名)


札幌で11月上旬に20センチの雪がふったのは21年ぶりだというが、ここ高川山林でも同様に20センチを優に超える雪が降った。
そのために、かつて見たことのない光景が現出した。
まだ葉が落ちない木の枝に雪が降り積もり、その重みで大木の太い枝があちこちで折れた。幹がまだ細い木は先端が地面に接するほどしなっている。紅葉しないまま散り落ちた葉が林床の雪面を敷き詰めるように覆っている、などなどだが、「圧巻」は直径40センチを超えるカラマツが根元から折れたことである。
そんなわけで、今日の作業は晩秋恒例の野ネズミ被害対策に加え、倒木の処理である。

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<雪面に散り敷いたヤマグワの落葉>


野ネズミ被害防止には、エゾヤマザクラの幼樹にアスファルトフェルトを巻きつける。野ネズミというのはエゾヤチネズミで、体長10cm前後と小柄で見てくれは可愛いのだが、これが冬から春にかけて悪さをする。エゾヤチネズミに樹皮が幹を一周するように囓られた樹は枯れてしまう。野ネズミ被害は、北海道ではカラマツが多いようだが、高川山林での被害木はエゾヤマザクラとズミ(コリンゴ)である。
被害防止のために一般的には金網や合成樹脂のプロテクターなどで被覆したり、忌避剤や殺鼠剤を散粒したりするが、高川山林ではアスファルトフェルトを巻き付ける。
 (註)アスファルトフェルトとは、防水・防湿のために外壁などに用いられる建築資材で、フェルト状の原紙にアスファルトを浸透させたもの。

10年程前に、あるウッディーズ会員に「親から伝授された」と、この手法を教えてもらった。以来、被害は皆無となった。とても安価で有効なのに、他にこの手法を講じているという記録を見たことがない。これが採用されないのは何か問題があるからだろうか。
作業は、先ず、アスファルトフェルトを適当な幅に裁断することから始まり、それを予めピンクテープがつけられたサクラなどの幼樹にビニール紐やホチキスで巻き付けていく。作業効率を上げるため2人でペアを組む。作業そのものは単純といえば単純だが、手袋を着用して、しなりやすく細い幼樹にゴワゴワした紙を巻き付けるのは、なかなか難しい。
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<アスファルトフェルトを丁寧に巻く>



12年前に植えたサクラは今では花時に山をピンクに彩るように成長し、見る人の目を楽しませてくれる。‘この幼木も無事に生長してくれるだろうか。早く花を咲かせて欲しい’と願いながら丁寧に作業を進める。
ふと見ると、雪が消え残る林床には動物たちの足跡が…。KYさんが「動物たちも、等高線に沿って歩いてるね」と言う。
遊歩道に動物の足跡を見かけては、‘連中も歩きやすいところを選んで歩くんだなぁ’と感心していたが、等高線には思いが及ばなかった。動物は賢い!

野ネズミ被害対策と併行して、カラマツやその他の倒木の処理を行う。
カラマツが周りのニセアカシアなどを‘巻き添え’にして、隣接する小樽市の管理区域に倒れてしまい、そこにある施設へのアプローチを妨げている。カラマツの根元を一目して‘なるほど!’と倒れたワケを納得した。根元部分には大きな空洞があり、そこから腐食が広がり、枝葉に積もった雪の重量に堪えられなくて倒れたのだ。
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<今までよく倒れなかった!>

雪で滑りやすい急斜面でISさんが的確に玉切り処理をし、それを他のメンバーがソリに積み込んで運んだり、放り投げたりして下の材木置き場まで運ぶ。
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<カラマツの倒木を玉切りする>



作業を体験したいと参加されたMKさんは、作業を熱心に観察し、自らも玉切り材の山出しに汗をかいてくれた。
正午過ぎまで頑張り、お昼は山林入り口のコテージ「山風庵」で持ち寄りのサケ汁やお菓子に舌鼓を打ちながら談笑する。
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<ストーブのぬくもりに話が弾む>


体験参加のMKさんのお話を伺った。「パーマカルチャー研究所」に拠り、「持続可能な生き方・暮らし方」を実践されているという。
お話から、エネルギー問題解決のためのライフスタイルを模索し、徹底した「省エネ」生活を実践していることが窺えて興味を覚えた。この後、暫く一家でタイへ行き、そこで生き方のヒントを得てくるとのこと。
嬉しいことに、来年、帰国後にウッディーズに仲間入りしたい…と。

その三栗さんに当日の感想を寄せていただいた。


エネルギー問題解決のためには化石燃料の大量消費は控えたほうが良い。
薪のエネルギーを上手に使いながら、森林とともに健全に生きるのがよいのではないか。
以上が自分の考えではありますが、森を整備したり薪を作ったりなど、自分にはほとんど経験がありません。そのため現状では、その考えが生きた言葉でしゃべれない状態です。
今回参加させていただいたことで、山から木を切って運び、薪としてストーブに入れて熱エネルギーを得るまでの過程が、体感として少しわかったことが大きな収穫でした。
(三栗)


そして、飛びっ切り若い女性会員のNNさんの感想も紹介する。


先日の活動では、雪の時期のネズミ対策の作業を手伝わせていただきました。
高川山林周辺は、札幌市内とは景色も変わって、めっきり冬景色で季節の移り変わりを感じました。
もちろん、札幌近郊のような雪の多い場所にいたことがないので、今回の作業は初めてで興味深いものでした。
細い苗木を一本ずつ巻いていく作業で思いのほか繊細です。これで、苗木が春まで持ちますように。
今回男性陣はハードな 伐採作業だったということで、私も次回はハードな作業やるのもいいな(見ている分には)と思いました。
新メンバーとなった三栗さんのエコ生活のお話も興味深く、高川さんの奥様の作ってくださった、だしの効いた石狩鍋がとっても美味で温まりました。ありがとうございました。(NN)


三栗さんのホームページとブログ
ホームページ「パーマカルチャー研究所」 http://www.permaculture-lab.com/
ブログ「パーマカルチャー研究所のブログ」 http://plaza.rakuten.co.jp/hokkaidopapa/


( 記録 髙川 勝)


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# by woodies | 2016-11-21 00:42 | 活動記録 | Comments(0)