平成27年4月18日(土) 第5回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ

本日の活動は、通算5回目となりました森林調査WGです。
前日までの天気のぐずつき、寒さが嘘のような天気に恵まれました。これも皆さんの熱意の賜物でしょう。

行事開催の直前まで参加メンバーが見えてこないのは、いつものことかとは思いますが、皆さんのサポート的な役割もある私としては、作業班編成などに気を揉む毎日です。とはいえ、私もWGに関わるようになって、やっと掲示板に参加表明を書き込みするよう求められている真意がわかるようになりました。遅いですね、すいません^^;

さて、今回の作業は、前回、区画測定の要領を学んだ「標準地調査」です。あわよくば残雪を利用して効率よく作業をしたいところですが、現地の状況はどうでしょうか・・・
9時30分、TGさんの小屋前に9名の精鋭が集合、点呼ミーティングを行い、前回から実践されているKY活動を行います。作業内容の分解とまではいきませんが、不安全行動の確認、指差呼称を行い、準備万端いざ出発です。

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現地到達までは、前回と同じくGPSが活用され、OTさんによりスムーズなナビゲーションが行われました。GPSについては、森林調査以外にも作業区域の割り振りや、進捗状況、境界線の確認など様々なシーンで有効と思われます。会員の皆さんには、是非活用してほしいアイテムです。

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すっかり春めいた林床の、オオハナウド、エンレイソウ、オオウバユリなどの芽吹きを眺めつつ尾根に出ると、小ぶりながらも行者ニンニクの株立ちもあり、早速味見(?)する面々です。その後、樹種判読や枝打ち、萌芽更新について論議しながら、残雪の北側斜面を下り調査箇所に到着。

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標準地設定にあたっては、空中写真を利用した林相(母集団)区分と、現地状況に応じた設定位置の微調整について説明を行いました。また、それぞれの班に作業内容の説明を行い、スムーズな調査進行の協力をお願いしました。なおISさんは調査WG初参加のため、各班の動きを見学していただくことにします。

早速、前回測量に誤差があったリベンジ(?)とばかり区画測量から作業が始まりました。調査区域内は、残雪とヤブが半々といった感じで、作業の効率からいうとギリギリのタイミングです。いまや不動となりつつある(?)ASさん、MIさんのコンビ+OSさんのサポートにより、ハイイヌガヤとササ、倒木に難儀しながら作業を進めます。

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一方、測量と並行して標準地内の立木の計測も進めていきます。この作業では正確な直径の測定と、樹種判読がカギとなります。この山林は樹種が豊富で、時折変化球もあるので慎重に樹種を判読します。迷ったときは、樹皮を剥いてみるのも一つの方法です。

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KHさんは何をするにも慎重です。正確な測定はもちろん大事なことですが、早くしないと日が暮れますよ!w

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午前中で区画測量は終了し、なんとか誤差も許容範囲に収まりました。めでたしめでたし。
昼食後は、直径測定班の他に、樹高測定班を新たに編成し立木計測の続きを行います。
樹高に関しては、梢端の見方、見る方向により誤差が生じるため、十分に離れたところから計測を行います。IDさんほか2人のチームワークにより、スムーズに測定が進みました。

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直径測定班は、TGさんがナンバリングを担当しましたが、調査足取りが的確で山を歩きなれているなぁと感心しました。調査足取り(進行)は、メンバーが無駄歩きをせず、重複調査を防止するためにも非常に重要です。TGさん次回からは後進の指導をよろしくお願いします。

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開始まもなくは、動きがぎこちなかった各メンバーですが、徐々にペースをあげ14時20分に無事調査は終了しました。その後、当初の予定では簡易調査法などの説明も帰途に行う予定でしたが、時間も押していることから、そのまま小屋に戻り解散となりました。

今回のWGでは、いくつかの課題も見えてきました。一つは調査後の野帳整理です。これについては、できれば早めに整理することが望ましいことから、整理、集計の方法についてのレクチャーが今後必要です。また、調査項目についても煮詰まっていない点があり、皆さんと話し合い追加していきたいと思います。(例:標準地内の地勢、調査木の価値区分、現地で見られた動植物の情報etc)

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最後に、今回の調査結果について集計を行いましたので、その一部をここで紹介し、本報告の結びとします。参加された皆さんお疲れさまでした。次回以降もまたよろしくお願いします。



標準地調査結果 ha当たり本数 : 650本 
        ha当たり材積 :約210㎥  ※樹高曲線(暫定)による
平均直径   : 18cm

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報告、文 笠倉  写真撮影 大竹


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by woodies | 2015-04-19 00:00 | 活動記録 | Comments(0)  

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