平成27年8月29日・30日 下山山林 天候:晴れ時々曇り 参加:7人

29日

ウッディーズが年に一度、泊まりがけの作業を行う下山山林(室蘭市)である。
少し遅れて到着すると、先着組がテントを設営しようとしている。運動会やお祭りの時などに見かける重厚なヤツである。どれ、どれと加勢したが、ポールは鉄製で太く、テントも分厚い。‘一人や二人ではままならないなぁ。間に合って良かった!’と、秘かに安心する。

テントの設営が終わったところで、‘長距離ドライブの疲れを癒やそうか’ということで、先ずはお茶にする。テントは落ち着くなぁ。天気良好、海から吹き上げてくる風が心地良い。近くの丘の上で風力発電機が5基、巨大なブレードがくるりくるりと気持ち良さそうに回転している。

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今日の作業は草刈り。詳しく言えば、使われていない元牧草地の、草丈高く伸びた牧草刈り取りである。長く細い牧草はチョット油断すると機械に絡みつき、面倒な相手である。力と技が求められる難しい作業で、刈り跡がドンドン広がっていく…とはならず、全身汗にまみれていくだけである。

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昼飯と休憩を挟んで、午後の作業へ。いつもよりかなり遅めの時間まで頑張って、本日の作業は終了。

通常であればここで汗で汚れたシャツなどを着替え、車に道具を積み込んでそそくさと家路に就くことになるが、今日はお楽しみが待っている。着替えを手早く済ませて、イソイソと酒盛りの準備に移行する。

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いつもよりいささか人数が少ないが、それぞれ手際よく炭を熾し、野菜を刻み、肉や魚をあぶり、酒や肴を食卓に載せて、「カンパーイ!」と宴の始まりである。いつも忘れ物ばっかりして、‘チョット、危なくなってきたなぁ’と自他共に不安がるTGさんのこの日の忘れ物は、本人としては道具よりも何よりも大事な酒だった。他人様の何年ものだったかの梅酒を「じゃ、少しだけ」と恐縮しながら押し頂いて飲んでいたが、なに、程なく遠慮会釈なしに自ら瓶を傾け、結局は一人で飲み干してしまった。

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野鳥の話、草木の話、チャンと真面目に林業技術の話、みんなで視察旅行した白神山地の思い出へと話題は多岐にわたったが、そのうちに、新幹線の駅は苗簿にすべきだろうなどという、あらぬ方へと脱線していった。夜空に高くまん丸月、周辺の木立や山のシルエットが濃さを増していく。虫がすだき、もう秋だな…と思わせる。就寝は12時ころだったらしい。


30日

5時を回るころ、メンバーが寝場所から起き出して次々とテントに集まってきた。
朝飯になにを食ったか…、酔いの冒された脳は覚えていない。たしか、汁物も焼き魚も、彩り鮮やかなパプリカもあったな。前夜の残り物もイッパイ。主食は何だったろう。何を食ったか忘れても、食ったという事実を忘れなければOKだというではないか。うん、食べたことは確かに記憶しているから、未だ大丈夫だ。

やがて、2日目から参加のASさんが到着。
みんなそろったところで、刈払機を始動させて作業再開である。昨日に引き続き、しぶとい牧草に立ち向かうが、今日は身の丈をはるかに越えるオオハンゴンソウやチシマアザミ、チシマザサなど、新たな難敵も立ちはだかる。

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昼近くまで続いた作業で予定した草刈りを全て終わった。
見渡す限りの刈り跡を眺めて、山主が「やりたかったことをみんなやってもらった」とつぶやく。

霧雨が降ってきた。
テントに戻って、最後はそば打ち名人・OTさんの手打ち蕎麦で締める。「蕎麦の三たて」の3点を全部満たしていたが、名人は「火力不足のため、思うようにゆであげられなかった」と悔しそう。それでも、労働後、大自然の中で啜る蕎麦は堪えられない。
折しも、太陽が顔をだし、風がそよいできた。残り物の食材などみんなで分け合ったが、引く手あまただったのは、大きなボール山盛りの真っ赤なトマト。ISさんの自家菜園産である。山主さんの細やかな配慮もあった快適なお泊まり例会の全てを終えて長い帰路に就いた。

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(高川)

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by woodies | 2015-09-05 18:32 | 活動記録 | Comments(0)  

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