平成27年9月19日(土) 第8回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ

本日の参加者は、WGの常連メンバー+WG初参加のYNさんを迎えての5名です。ラジオ体操、ミーティングののち標準地No3の設定に向かいます。

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まずは、遊歩道沿いに調査対象林分をサイドから眺めつつ、尾根まで上がってから林内を下がり、皆でディスカッションしながら林分を代表すると思われる箇所を検討します。No3の林分は、住宅地に近接し、過去に除伐などの施業が行われており、前回まで調査したNo1、2に比べると林相が明らかに異なります。伐採等により立木密度が少ない部分と、密の部分が不規則に分布しているため、標準地の選定に迷うところですが、疎と密の両方をうまく区域内に含めるよう調整、設定することにしました。

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この箇所の林床はササが濃いため、一見作業効率は悪そうでしたが、過去の施業時の踏み跡が標準地内をジグザグに横断していたため、思ったよりも楽に作業ができそうです。標準地調査では、区画測量、直径、樹高の測定や下層植生、価値区分など複数の調査項目がありますが、以前設定した箇所ではいずれも一度で全てをこなしきれなかったので、今回はなんとか一度で済むようにしたいところです。作業開始にあたって、標準地原点や周囲テープの表示、立木測定する際の足取りなど、基本的な事項についての確認をし、測定木の見過ごし、記入漏れに注意しながら測量班と立木測定班二手に分かれ進めていきます。

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今回は、ササ藪を調査地の3分の1程度含んでいるので、視界不良による調査漏れや周囲の表示には気をつかわなくてはなりません。特に区画表示については、数年後に同じ場所で追跡調査することも考えられるわけで、できるだけ長期間保存することが望ましく、コマメできちっとした表示が必要です。調査を進めるうち、No1、2と比べて樹高が若干低いことや樹種構成や下層植生の違いなど、林分それぞれの違いが明確になってきます。私は測量班に入って、測定etcをしていたのですが、立木測定班の声を聞いていて「ん??」というタイミングがあり、そんなときはすぐに声をかけてみます。「あれ?そこに木がもう一本なかったかい?」だとか、「そこにナナカマドなんてあったっけ?」など、調査漏れや、樹種間違いについてチクチク指摘していました。完全に小姑ですが、精度に影響することなのでどうか許してくださいネ・・・^^;

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そんなこんなで調査は一通り終了、不明樹種などを皆で確認後、昼飯に小屋に戻ってきたのですが、計測チームの野帳を確認すると、はたして価値区分の判定・記入をまるまる忘れてきていたのでした。^^;ま、忘れた調査項目については、また次回ということで頑張りましょう(笑)

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そして、昼食をとった後、今後の作業計画や10月に行われるTV取材などに関して打ち合わせを行い、解散ということになりました。次回は10月3日にカラマツ林分に標準地を設定する予定です。最後にNo1~3の林分内容について、調査結果のうち、立木本数と材積についてわかりやすいように図示してみましたのでご覧ください。

文:笠倉  写真:高川

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by woodies | 2015-09-19 22:59 | 活動記録  

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