2016年6月11日(土) 当別22世紀の森 草刈り

曇のち晴れ 参加者7名

 8時30分、石狩当別駅に顔を揃えたメンバーが、そこから更に30分ほどかけて当別町青山にある「どろ亀さん記念・当別22世紀の森」へ向かう。22世紀の森は年に2度お手伝いすることになっているが、今日はその1回目である。
現地に着いてみると、どこで鳴いているのかエゾハルゼミの大合唱である。もう、そんな季節になったのか。
湿気の多い空気とあってちょっと暑苦しいが、時折吹き渡る風に救われる。
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 参加者数は7名とやや少なめだが、本日の活動へのエントリーがズーッと2名という状態が続いたから、御の字だ。
本日の全体の参加人員は本家本元の「新山川草木を育てる集い」に、我々と同じ支援に駆けつけた「当別森林ボランティア『「シラカンバ』」で、総勢30名くらい(かな?)。
作業は、植樹された盛り土上面の草刈りである。作業はそれぞれの団体に分かれて行う。
作業開始前のミーティングで、先ず、配布されたマップによりウッディーズの作業範囲を確認。次いで、作業の安全、熱中症防止のため水分補給などを申し合わせる。

 ラジオ体操で身体をほぐしたあと、草刈り機を担いで作業箇所に移動する。
割り当てられたゾーンの一つは、7年前に植樹された箇所である。生長の早いシラカバなどは5メートルを超す樹高になっている。ふと、22世紀に入ったこの森はどんな姿になっているのだろうと思いを馳せる。

 エンジン音を快調に響かせて借り進んでいくと、フキが密生している箇所に行き当たる。
なんか、美味そう! 刈るの勿体ない。少し物欲しそうに眺めていたが、‘今日はフキ採りに来たんじゃない。それに、ほとんど虫食いだ’と、イソップの「酸っぱい葡萄」みたいな気持ちになって(チョット違うか)、ためらいを捨てる。
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 雪折れや、多くはネズミの食害に因るものか、枯れてしまった木が結構あるが、その根元からは萌芽(ひこばえ)の形成が見られ、樹木の生命力を愛おしく思う。

 11haに及ぶ22世紀の森では「植栽は、原則として高さ約70㎝・盛土帯上面(平坦面)の幅約2m台の形状に盛土をした『盛土帯』の上で実施している」(『どろ亀さん記念・当別22世紀の森 活動の経緯と成果-多雪地水田跡での広葉樹植林』から)
植樹する前は水田跡地で、ヤナギ類とヨシ・ガマが散生する湿水地であった。このように広大な湿地に盛土帯を構築して植樹するというケースは日本では類がないと思われる。それだけにその成否に強い関心を覚え、少しでも力になりたいと願う所以である。

 お昼は、それが楽しみ! と言いたくなる、バーベキューのおもてなしである。
この時ばかりは日ごろの節制を忘れ、ついつい腹がくちくなるまで食べてしまう。
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 午後からの作業開始早々、刈払機を振り回していて、ヒョイと刈り跡を見れば、小鳥の巣が!
ビックリして確かめると、卵が4個。幸い傷つけずに済んでいる。
さぁ、どう処理したもんだろう。
どう考えても、名案が浮かばない。刈り取ってしまった草を再び卵にかぶせて、親鳥が戻ってくることを祈るしかなかった。
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 「すぐに完了…」と目論んで臨んだ午後からの作業だったが、結局、目一杯の仕事になった。ちょっとパワーが落ちてきたのかなぁ…。
そう言えば、このところ連続して若い入会者を迎えて、ここ数回は「老若男女」活気のある賑やかな作業風景だったが、この日はどちらかと言えば、「老老男女」という趣で…。、アッ、75歳翁が言うべきことではなかった。オレからすれば、皆さんは「若若男女」でありますよ m(_ _)m
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* 文中、一部を引用した『どろ亀さん記念・当別22世紀の森 活動の経緯と成果-多雪地水田跡での広葉樹植林』は、発行元の「NPO法人 新山川草木を育てる集い」から寄贈を受けています。購読希望の方には進呈します。高川または事務局までお申し越しください。造林のあり方、樹木別の特性等を知る上で有益な情報が満載です。
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(文・写真 高川)

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by woodies | 2016-06-14 22:55 | 活動記録 | Comments(0)  

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