2016年10月15日(土) 高川山林 山林調査打ち合せ

活動内容:山林調査結果を踏まえて高川山林の施業計画策定
場所:高川山荘・山風庵
参加者:7名
ゴール:今後の作業のよりどころとなる施業計画をとりまとめる


今日はいつもの活動とは異なり、室内での話し合いです。
Iさんが事前に用意してくれたたたき台資料にもとづいてディスカッションを行いました。
これまで継続的に現地調査に参加してきたメンバーからさまざまなアイデアが出ましたが、最終的にはおおむねたたき台に沿った計画に落ち着きました。
概要は以下のとおりです。

【基本構想】
◆子どもから大人までの地域住民が、安心して散策でき、森林の楽しさを感じ楽しめる里山を造成する。

【里山づくりの主要課題】
◆多種多様な樹木・野草・動物が共存・共生する場とするために、伐採や下刈りを計画的・定期的に実施する。
◆住宅地に接する部分は、「緩衝ゾーン」と位置付けて、継続的な管理を怠らず整備する。
◆子供たちのため、遊び・学びの場を整備する。
◆山林北側の「沢」の両斜面から薪の材料を伐り出すための作業道(兼遊歩道)を整備する。

今後はこの方針にもとづいて1~6の各ゾーンごとに計画的な施業を行っていくことになります。来年以降の活動計画にも関わることですので、詳細については来年3月の総会でも説明されることになると思います。

この日の活動は午前で終了の予定でしたが、施業計画の一部に関連して昼食後に現地調査を行うことになりました。その結果は以下のとおり。

●住宅境界5メートル整備(ゾーン3)
 現地調査の結果、住宅境界は10メートルの整備が必要と判断されました。
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●つる切り(ゾーン5)
 蔓に絡まれている樹は殆どが折損木か枯木となっているため、蔓切り→伐倒を2年くらいかけて行い、跡地に植林も考慮しようという意見が出ました。
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 また山主からは、野鳥の餌場として或いは蔓に覆われた木の姿はこんなものという「モデル」として1本くらい残してもイイかな、という意見も出ました。
(情報提供:高川、構成:大竹)



講師より
 今回の打ち合わせにより、今後の具体的な作業の整理がされ、また一つ山を越えたという感がありました。
 これからも、現地いきあたりばったりではなく(もちろんフィーリングやインスピレーションも大事ですが)、十分に議論を重ね、それを現地で再確認という流れがWGの基本になると思います。具体的な一つ一つの作業は、WGの調査結果、数値をベースに、計画→実行→評価→改善の繰り返しで行われていくべきと考えます。
 森林施業という視点では本題はこれからです。実行にあたっては(特に除間伐)目標林型の具体的な数値を定め、それに基づいた選木を皆さんで検討しながらやりましょう。
(笠倉)



山主より
 「ワオーの森」高川山林に関して、長期にわたる山林調査、お疲れさまでした。そして本当にありがとうございました。
 おかげさまで、1本1本の木の把握はもちろんのこと、林床の草花に至るまで精緻な情報を集めていただき、わが山林の価値をあらためて自覚しているところです。
 山林調査だけでなく、ウッディーズの皆さんには毎年春から秋までなんども足を運んでいただき、ササ刈りから間伐、遊歩道整備にいたるまで総合的な森づくりの成果が見えてきたなと感慨無量です。
 これからもどうぞよろしくお願いします。また、これまでの成果をほかの山林施業にも生かしてもらえるなら、これほど山主冥利に尽きることは他にありません。
(高川)




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by woodies | 2016-10-21 23:13 | 活動記録 | Comments(0)  

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