2016年10月16日(日) 高川山林 自然観察会

活動内容:自然観察会
主催:間伐ボランティア札幌ウッディーズ・かもめ保育園共催
天気:晴れ
参加者:46人
(うち 小学生14人。ガイドとして北海道ボランティアレンジャー協議会 6名)



さわやかな秋晴れの中、5月に続き、高川山林の遊歩道完成後の秋の観察会が開催されました。

高川山林の山小屋前には札幌ウッディーズと、かもめ保育園の児童と保護者が集結。それに北海道ボランティア・レンジャー協議会(ボラレン)の解説員6名にお越しいただき、ガイドをしていただきました。
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子供たちは始まる前から、元気いっぱい!春に設置された看板の前で「これアオバトだよ」と教えあったりしながらワイワイ遊んでいました。

山主の高川さんとボラレンの方からのあいさつの後、いよいよ出発です。
6班に分かれて山を歩きます。
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私は春の観察会には参加できなかったので、今年はじめての高川山林。
立派な看板や樹名板がつけられ、森林公園のような雰囲気になっていました。
整備に参加した遊歩道の階段を「ここ大変だったけどしっかりしてるな~」なんて思い出しつつ、満足感に浸って歩きます。

歩きながら所々で止まり、ボラレンの方が解説をしてくれます。

■解説の一部
・「シオデ」というツルの植物は、山菜としてとってもおいしい。
・「クルマバソウ」は、クマリンという芳香成分が含まれており、葉を揉むと桜餅のような香りがする。ワインの香りづけにも使われている。
・「キハダ」の皮は染料や胃の薬に。
・葉の裏と表が同じような「リョウメンシダ」に、葉が水平に出て十文字に見える「ジュウモンジシダ」。
・「オオウバユリ」は、種を自分からできるだけ遠くに飛ばすように、種の入っている殻が気流を起こす構造になっており、弱い風では飛ばず、強い風で遠くに飛ぶようになっている。種から花が咲くまでに7年程かかるが、元株の横に子株があり、ここから育つものは、3年程で花が咲く。
・「シナノキ」の皮は丈夫で、アイヌの服に使われていた。
・「イタヤカエデ」と「アカイタヤ」の見分け方。「アカイタヤ」の方が、切込みが浅く横長の5角形で、7裂する葉がない。
ちなみに「カエデ」の名は、カエルの手に似ていることからきていると言われていますが、「アカイタヤ」の葉を見ると、それも頷けます。
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(左が普通のイタヤカエデ、右がアカイタヤ)

分かりやすい解説により、何度も入っている高川山林ですが、新たな気づきが多くありました。

なかなか覚えきれないですが、少しずつでも脳に刻んでいきたいものです。
また機会がありましたら、観察会に参加したいと思います。
(桑原)
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観察会終了後、30人の方がアンケートに答えてくれました。

●説明内容はわかりやすかったか?
 自分のレベルに合っていた 30(全員)

観察会に満足できましたか?
 とても満足した 26
 まあ満足した 4

自由記入欄へのコメント
・春にはこれから花を咲かせようとしていた植物が種をとばし、枯れている姿、落ちたドングリから根が出ている姿など、この時期ならではの様子を楽しむことができました。
・定期的に参加したいです。
・いつも活動している山を別な歩き方ができて感心しました。
・ゲーム、インターネットのはびこるなか、子どもたちには良い経験になると思います。
・とても楽しかった。もっと聞きたかったのですが、欲張りですよね。また参加します。
・植物の知恵をもっともっと知りたい。
・もっと聞きたい。楽しかった!
・ワオーの森で毎年やって欲しいです。
・難しい話も身近な話題を絡ませて解りやすく説明してくれました。楽しかった。
・普段は気にすることのなかった草木の種類や成長の仕方を知ることができたり、考えることができて楽しかったです。



そのほか、かもめ保育園関係の参加者からは以下のような感想が寄せられました。

ガイドの方が教えてくださった植物の名前を覚えきれないのですが、心に残ったことがあります。
一つは、植物の知恵のすばらしさです。葉が重なると上の葉が少し欠けるような形になって下の葉に光が当たるようにする!鳥がくわえやすいように糸を引いてぶら下がる種!一年ごとに雌雄交代して子孫を残せるように工夫する種(しゅ)がある!そんな、感心するようなことがたくさんありました。
もう一つは、「知る」ことにより、色々なものが見えてくるということです。「気にしていないときは見ずに足早に通り過ぎてしまうけれど、植物のことを知ると、足を止め気付くようになるんです」というお話を聞き、普段の生活でも同じことが言える、と思いました。
来年の春にはかもめの「山菜パーティー」でボラレンの方とご一緒できたら更にお話しが盛り上がるのでは…と楽しみになりました。
(園児母)

私は2回目の参加でした。高川勝さんから「来る?」というメールをもらって、とてもうれしかった。
勝さんに「押し花しおりを作ってきて、みんなにみせてあげて」と頼まれて、あわてて庭とか学校帰りに花を集めて、しおりにして渡しました。
リスとネズミが食べたクルミのからを見くらべたのが面白かったです。
同じようなくるみを食べているのに、穴の大きさが全然ちがっていました!
それと、胃の薬になるっていうニガキのくきを少しなめました。思ったより苦かった。
ガイドの熊野さんが面白い人で、いろいろ話をしてくれました。
今回は、道にドングリが一杯落ちていて、みんな一生懸命あつめていました。
私も大きなドングリを一つ拾い、家にもって帰りました。
ぜひ、また観察会に行きたいです。そして、何かの機会にしおりをたくさん作って配りたいです。
(小5)

いろいろなしょくぶつを見つけたり、セミのぬけがらがあったり、どんぐりのぼうしが3つ ついたのがあったりたのしかったです。
ともだちがいちょうえんでこれなかったことがちょっと心のこりだけど、いろんなことがしれてうれしいです。
また、よろしくおねがいします。
(小2)

今回も、新しいことをたくさん教えてもらい、うれしい気持ちでいっぱいです!
雌雄が性転換するというマムシグサの話を聞いて驚いたり、もちろんそんな植物が育っていたのも見つけてなかった。
植物が子孫を残すために生きていて、自然がどんなに偉大なものなのかという奥の深い話しをさらりと話されて、だから植物が大好きです!って聞いて、感動せずにはいられませんでした。
観察員という方々の、ただの物知りなんかじゃなく、熱い思いを感じました!
山菜パーティーに参加したいそうです。
(園職員)


大勢のかたに参加していただき、楽しんでいただけたようでなによりでした。
(たかがわ)



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by woodies | 2016-10-30 23:28 | 活動記録 | Comments(0)  

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