2017年5月28日(日) 北山山林 枝打ち・風倒木処理等

天候:曇りのち雨  参加:6名

先週に続き、(千歳市)北山山林での入念なる作業の続きです。

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毎回すべての作業において道具の運搬を担っている事務局長が、今日はお休み。

では、ということで山主さんが幌付きの軽トラを用意。
刈払い機や燃料などの必要道具を搭載して、来ていただきました。




曇り。やがて雨となる模様。
晴れの日も良いが、少雨のしっとりした顔の森もまた良いものです。 心も潤う。
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今日も作業道の整備、草刈りをメインとします。 そうして枝打ち作業へと移行する計画です。
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作業はきちんと行いつつ、周囲の自然環境にも目と気持ちが誘われます。
しっとりとした草木地帯あり、広葉樹ゾーンあり、奥には針葉樹の植林地帯と、さまざまな顔を持つ山林です。



植生が豊かです。

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                          ユキザサ(アズキナ)-雪笹-(ユリ科)




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                          ムラサキケマン-紫華鬘-(ケシ科)





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                          マイヅルソウ-舞鶴草-(ユリ科)





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                     ズダヤクシュ-喘息薬種-<ずだ=信州の方言> (ユキノシタ科)





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                          オククルマムグラ-奥車葎-(アカネ科)





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                    コウライテンナンショウ-高麗天南星-(マムシグサ) (サトイモ科)
※テンナンショウ属は変異が多いようで分類が難しいとか。
オオマムシグサ。。ヒロハテンナンショウ。。 似ているようだが違う。
“広義での”「マムシグサ」という呼び方で最近は通用するようです。



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                              エゾマイマイ
北海道ではおなじみの茶色く大きなカタツムリ。(北海道最大の固有種)
すごいのは天敵であるエゾマイマイカブリやオオルリオサムシなどの昆虫が、食べてやるぞ!と襲ったときに
殻をぐりん、ぶるん!と振り回して、それら昆虫を追い払うということ。
これらは北海道大学農学研究員の森井悠太さんが研究・確認し、2016年11月イギリス科学誌電子版に発表。
エゾマイマイはすごい。それを見つけた森井さんもすごい。 あぁ、同じ名前でこうも違うものか・・。私って一体・・。
森井さん、ガンバってください。私もガンバりますので。 

ちょっと視点を変えてみると、いろいろな世界が見えてきます。
森林の豊かさは、こういった、木とは別の生き物がたくさん生息できているかどうかも重要な環境の羅針盤。
もちろん、木を製材として世に送り出すために行う森林整備は大切。
それと同時に“豊かな森”にするための環境への配慮も考えていかねばならないと感じる。

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本日も作業道の整備をおこない、終了時間がきてしまいました。
次回からは、針葉樹(アカエゾマツ)地帯の枝打ちの本格的な作業に入ります。

みんなで数年前から手を入れた場所を見て回ります。
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そして、まだ手を入れていない場所も下見します。 手を入れない箇所は、ボサボサの木々が。。
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とても微力であるが、人が手を加え、森の育成を手助けする。
小さくても、少しずつ、思いを持っておこなう。

うん、いいね!札幌ウッディーズ。 自画自賛。

(森井 浩樹)

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by woodies | 2017-06-05 02:16 | 活動記録 | Comments(0)  

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