2017年8月5日(土) (札幌市南区)荒巻山林 枝打ち
天候:晴れ 参加:12名
本日は札幌市南区 荒巻山林の人工林ゾーン(アカエゾマツ)の枝打ち作業です。
朝方の雨も上がり、湿度が高く感じられる晴天です。
朝方の雨も上がり、湿度が高く感じられる晴天です。
現地到着するや、すでに草刈り作業をしている人影が。
あ、会長、副会長だ。 ずいぶん気合い入ってるなぁ。
WTRさんも応援に駆けつけていただいていました。
シンボリックな池。 蓮の花がみごとです。
早くて、止まりもしないので、種類を同定できません。 止まっていても、わかりません。
このフィールドでの作業は、春の山林調査からはじまり、枝打ち作業へと、今年も活動は盛んです。
今日は常連さんとなった“大人たちの人気もの”、小学生の姉弟さんも参加してくれました。
お父さん・お母さんとともに4人もの応援はうれしいかぎりです。
朝のミーティングです。 本日のリーダーはSTさん。 出席名簿を読み上げます。
小さなお子さんもいるので、いつも以上に分かりやすく伝えます。
ハチ,アブ,毛虫,ヘビ,クマ。 この山にはみんないるよ。
ハチが飛んできても手で払いのけないこと。 上下左右をよく見て動くこと。 みんなから離れて一人で行動しないこと。
作業中の大人のそばには近寄らないこと。
池があるね。蓮の花がきれいでも、トンボを追いかけたくても、池には絶対に落ちないこと。
幽霊を連れて帰らないこと(笑)。
危険距離内にはお互いに近づかないこと、脚立(きゃたつ)を使用しての作業時は身体をしっかりロープでつなぐこと、等、
しっかり心に刻みます。
続いて、作業の意味合い(意義)についてKYさんからお話し。
Q.森の役割り、役目とは?
A.二酸化炭素の吸収・酸素の供給、水の確保、土壌の安定化、生物多様性、などみんなから次々と返答。
挙げるとたくさん出てくるが、「木材の生産」という観点あり。
枝打ち作業は、「節のない」、「まっすぐな」、「太い」良質な材へと育てるという大切な作業であることを伝えました。
Q.枝を切り落とすのだが、ではどの部分から切るとよいのか。
A.幹と枝の付け根の膨らみ=枝座(しざ)を残して打ち落とす。
その意味は、枝打ち後、樹皮に再び包まれる“巻き込み”が早くなる、つまりは病原菌の侵入を防ぐことができるため。
作業開始前にじっくりとレクチャーが行われ、それでは作業開始です。
全員ヘルメットを着用し、道具を持って森へ入ります。
作業風景をどうぞ。
林床には新しい木々の誕生の姿を見ることができました。
途中こまめに小休止を入れつつ、午前中の作業を終了しました。
さて、昼食を摂りましょう。
本日は豪華なデザートの差し入れをいただきました。
(桃! メロン! 夕張名物 「うさぎや菓子舗」さんのシナモンドーナツ!)
次々と手が伸びます。
来週もまたこの場所で作業の続きです。
はい、今日の集合写真です。
うんこ漢字ドリル、がんばるんだよ~。
(記: 森井 浩樹)
by woodies | 2017-08-05 22:24 | 活動記録