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定例活動’08-5

2008.5.10 参加者数 28名

間伐実施林検証視察
定例活動’08-5_c0173813_21512615.jpg7年前(平成13年)、私がウッティーズに入会以降、間伐・枝打ちしてきた森の育成状況の検分を計画していただき、5月10日(土)晴れてはいるが気温の低い日、先ずは「道路情報館」に集合。当日の参加者は28名で約半数が新会員の見知らぬ人が多く顔さぐり(?)状態でした。そこは目的を同じくする仲間、段々と会話も弾み、会員が多くなることは嬉しく楽しみも増えます。
先ずは、作業6年後の荒巻山林へ。枝打された松は大きく成長し遠くまで見通せるよう視界が広くなり落とされた枝は朽ち果てる寸前、当時、手ノコの松ヤニ処理に苦労したことが思い出された。
そして、初めて見る紫紅色した松の雌花など毎回新発見がある。次は小金湯の札幌市都市環境林へ。太陽光で多くの下層植生が見られ河崎会長の格調高い間伐方法の解説に耳を貸しながら山菜採りに熱中する人も多く・・・。ここはメガネや記念の腕時計等が紛失した所だがウッティーズのジンクスとして 「失せものは見つかる!」 皆さん遠慮なく作業に熱中してください。見つけます。
3番目の棚田山林は整然とした林にしたと記憶していたが、台風の影響で無残な姿。ところで、那須川さんが心配していました小川に掛けた臨時の丸太橋は5年後も現存していましたが、田中さんが先頭で「皆さん注意して渡って・・・」の言葉も終わらぬうち「ミシミシ??ドボン??・・・」。被害は最小限。
昼食は三吉神社山林小屋で太田シェフ、鈴木調理人、北山さんのイモ煮団子、渡井さん達の奮闘で各種の山菜天ぷらが盛り沢山。遠慮なくお代わりする新会員さん食欲旺盛。やはり食べる人は働く。山菜知識の豊富なことに関心しきり。
この山林は研修で初めてチェンソーを使用し作業を夢中で終わった所。学術的な研修内容は忘却していたが会長の解説で少しは思い出した。途中、数本の立木の皮が大きく禿げており「鹿の角とぎ」と中野さんの解説。
間伐・枝打ちで暗かった林に太陽光が入り笹の再生等下層植生の繁茂及び樹木の生長を見ると山は手入れに着実に応えてくれている。これは携わった者の秘かな喜びであることを実感した。(近藤秀)

by woodies | 2008-05-10 00:00  

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