カテゴリ:活動記録( 119 )

 

2017年8月11日(金) 山の日特別企画 荒巻山林(札幌市南区) 臨時活動枝打ち&BBQ

天候:曇りのち雨 参加:14名+2名

前回に引き続き枝打ち作業です。
この日は「山の日」ということで祝日金曜日の活動です。

「山の日」とは聞き慣れない祝日ですが、これは「改正祝日法」により2016年から施行された祝日で、1996年施行の「海の日」以来、20年ぶりに新設された祝日です。趣旨は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことですが、実は特別な理由はなく、お盆休みと連動する休日を設けることが本当の理由だそうです。

山林に携わるボランティアとして、この「山の日」に活動しない手はないということで、札幌ウッディーズも活動を行いました。

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この日の施業リーダーはOTさんです。

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手に持っているのは日程表です。作業内容や注意点やあんなことやこんなことが書いてあります。この書類に従い、作業や安全の確認を行います。最近始めました。

今まで事務局や施業および機材管理を担当してくれたIDさんが、体調の理由から退会(休会)してしまったので、役員一同、新体制構築の手探りの段階です。一応、考えられるアイデアを駆使して運営の効率化を進めていますが、何かと混乱気味です。そんな訳で、会員の方々にはご迷惑をお掛けしていますが、温かい目で見守ってください。また、ご意見、ご提案も積極的によろしくお願いします。

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大型のアブ(ウシアブ?)が飛び交う中の作業になりますが、打ち合わせ確認、降雨に備えたタープの設置など抜かりはありません。アブに噛まれると結構痛いので気をつけてください。

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森の中に分散して枝打ちをしました。高枝切りノコと熟練会員はハシゴを使った枝打ち、素人にはお勧めできませんが、約1名木登り枝打ちです。

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お昼も近づいた頃、狼煙が上がります。

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お待ちかね、焼き肉の時間でございます。これだけが楽しみです。?・・・いやいや、嘘です・・・枝打ちが楽しみです。さあ、食べましょ。

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この日は何時になく豪華版、羊肉のスペアリブとSYさん持参の鹿肉にアイヌネギを混ぜ込んだ鹿肉ソーセージもあります。知人のハンターさんが仕留めたエゾシカの肉だそうです。

予定していたお盆のお墓参りを返上して家族で参加したIBさん一家は、ゴザを敷いてピクニックぽい雰囲気です。野菜もたくさん持参してきてくれました。アザシタ!

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OTさんもブルーベリー山盛りとサンチェ箱ごと持参してきてくれて、肉あり、野菜あり、果物あり、デザートありと豪華な楽しいランチとなりました。途中雨が降ってきましたが、コンロをタープ下に移して焼きそばです。秘伝のタレを使った焼きそば屋のおばちゃんが板に付いています。助手のちびっ子二人は、謎の粉をふる係です。

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KH君もいないのに焼きそば3回転完食です!

満腹食べた後は、午後の枝打ちです。

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間伐した木々に生えた苔が年月を物語ります。長きに渡り、間伐して枝打ちしてスッキリとした赤エゾマツの林は、見違えるような森になったと思います。

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作業の後は、道具に付いた松脂を掃除してお開きとなりました。
参加の皆さん、お疲れ様でした。IBさん、ちゃんとご先祖様に謝っておいてくださいね。


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(二日酔いで戦力外の菊地でした)

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by woodies | 2017-08-12 12:49 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年8月5日(土) (札幌市南区)荒巻山林 枝打ち

天候:晴れ  参加:12名

本日は札幌市南区 荒巻山林の人工林ゾーン(アカエゾマツ)の枝打ち作業です。

朝方の雨も上がり、湿度が高く感じられる晴天です。
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現地到着するや、すでに草刈り作業をしている人影が。
あ、会長、副会長だ。 ずいぶん気合い入ってるなぁ。
WTRさんも応援に駆けつけていただいていました。

シンボリックな池。 蓮の花がみごとです。
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トンボが、双発機のごとくかっこよく飛んでいきます。 
早くて、止まりもしないので、種類を同定できません。 止まっていても、わかりません。


このフィールドでの作業は、春の山林調査からはじまり、枝打ち作業へと、今年も活動は盛んです。

今日は常連さんとなった“大人たちの人気もの”、小学生の姉弟さんも参加してくれました。
お父さん・お母さんとともに4人もの応援はうれしいかぎりです。

朝のミーティングです。 本日のリーダーはSTさん。 出席名簿を読み上げます。
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続いて、重要である施業上の注意事項について、FMさんから伝達されます。

小さなお子さんもいるので、いつも以上に分かりやすく伝えます。

ハチ,アブ,毛虫,ヘビ,クマ。 この山にはみんないるよ。
ハチが飛んできても手で払いのけないこと。 上下左右をよく見て動くこと。 みんなから離れて一人で行動しないこと。
作業中の大人のそばには近寄らないこと。
池があるね。蓮の花がきれいでも、トンボを追いかけたくても、池には絶対に落ちないこと。

幽霊を連れて帰らないこと(笑)。
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今日は高枝切りノコギリをフル活用します。
危険距離内にはお互いに近づかないこと、脚立(きゃたつ)を使用しての作業時は身体をしっかりロープでつなぐこと、等、
しっかり心に刻みます。

続いて、作業の意味合い(意義)についてKYさんからお話し。
Q.森の役割り、役目とは? 
A.二酸化炭素の吸収・酸素の供給、水の確保、土壌の安定化、生物多様性、などみんなから次々と返答。

挙げるとたくさん出てくるが、「木材の生産」という観点あり。
枝打ち作業は、「節のない」、「まっすぐな」、「太い」良質な材へと育てるという大切な作業であることを伝えました。

Q.枝を切り落とすのだが、ではどの部分から切るとよいのか。
A.幹と枝の付け根の膨らみ=枝座(しざ)を残して打ち落とす。 
その意味は、枝打ち後、樹皮に再び包まれる“巻き込み”が早くなる、つまりは病原菌の侵入を防ぐことができるため。
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(枝座ってどこだ? 大きな木を使って、場所を解説中)


作業開始前にじっくりとレクチャーが行われ、それでは作業開始です。
全員ヘルメットを着用し、道具を持って森へ入ります。
作業風景をどうぞ。
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(脚立に上り、手ノコで枝打ち。しっかりロープで身体を支えます。いつも仕事で慣れているFMさん。)

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(高枝切りノコギリ。5mは伸びる。かなり重い。周囲に気を付けて作業するIBさん奥様。)

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(枝打ちすることによって、林床に日光が入る。 薄暗い森の健全化へ。)

林床には新しい木々の誕生の姿を見ることができました。
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脚立に上っての作業、高枝切りノコギリでの作業、いずれもかなりの労力が必要となります。
途中こまめに小休止を入れつつ、午前中の作業を終了しました。

さて、昼食を摂りましょう。
本日は豪華なデザートの差し入れをいただきました。
(桃! メロン! 夕張名物 「うさぎや菓子舗」さんのシナモンドーナツ!) 
次々と手が伸びます。
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午後も1時間ほど作業を続け、本日の作業は無事に終了しました。
来週もまたこの場所で作業の続きです。

はい、今日の集合写真です。
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子供たちも、大人の言うことを聞いて一日がんばってくれたね。ありがとう。
うんこ漢字ドリル、がんばるんだよ~。

(記: 森井 浩樹)


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by woodies | 2017-08-07 02:24 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年7月29日(土)北ノ沢第二都市環境林 草刈り・保全作業等

天候:晴れ  参加:10名

本日は札幌市南区 北ノ沢第二都市環境林です。

例年の作業ではありますが、今日はまた違う思いをもって集まります。
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このフィールドとのかかわりは、平成16年(2004年)からです。

平成16年台風第18号(アジア名:ソングダー)は、各地に被害をもたらしながら北上、
東北・北海道へ接近する際にさらにスピードを上げ、激しい強風を伴って猛威を振るい
札幌では最大瞬間風速50.2mを記録、この暴風被害で木々はなぎ倒され、山々は
荒れ果てた姿となってしまいました。

この札幌市北ノ沢第二都市環境林も同様に多大な被害を受けたため、復旧を願っての
お手伝いからお付き合いは始まりました。

風倒木の処理からはじまり、空いた場所への植樹作業、植樹したあとは稚樹の周辺の
下草刈り。 その後は、生い茂るササを減らすべく毎年の笹刈り作業に汗してきました。
笹刈りは、やわらかい草とは違い刈払い機の刃もボロボロになりました。

そしていま。
静かな森には野鳥が飛び交い、散策路の向こうからは笑顔の登山者がやってくる。
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今日、私たちはいつもとは違う思いで森を見つめます。

私たちは今後もこの森に手を貸すべきだろうか。
この森はもうおおかた自然の姿に戻っているのではないだろうか。
散策路をいつまでもキレイにキレイに草を刈り続けることは自然なことであろうか。
いつまでも人間側の思いだけで手を加え続けることはエゴへと変わるのではないか。

もうそろそろ、いいのではないか、と。

みんなで森を歩こう。
機材は持たず、それぞれの思いを胸に。天気が良い。
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これまでの作業で、“残したい、育てたい木”に取りつけたピンクテープのあるものを見つめます。
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ガツガツ作業するだけではなく、こんなふうに森を見つめる日も大切。
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道の脇から少し入って、樹木の育成状況を見つめる。
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ある程度まで育った木々は、頻繁な下草刈りはもう必要としない。
自分の力で大きくなっていく。

メンバーが、秘密の道へと案内してくれます。
一般の散策路からは見えない、ちょっとした絶景スポットへと続くらしい。







5分も歩いたでしょうか、ほら、こんなにきれいな頂上風景が広がりました。
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南区を一望できるヒミツの場所。
どこから分け入ったのか、もう一人では行けません。

ついでに記念撮影もしちゃおう。
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今日は、草刈りも何もしない日。そしてじっくり感じる日、考える日。
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自然に対して、人がどこまで手を入れるべきか、いつまで作業を繰り返すべきか。
自然に戻った森は、文字通り“自然”に育っていくと信じて、手を引くことも大事ではないか。

今度の活動計画について、この秋にもう一度みんなで検討し、最終的に決定することとなり、
本日は解散となりました。 (記: 森井 浩樹)



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by woodies | 2017-08-06 23:37 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年7月23日(日) 天候:晴 柴原山林 参加8名

草刈りシーズンが続いていますが、ここ柴原山林でも草刈りです。
しかし、気温は大分落ち着き、過酷な作業にはならない感じなので、良い一日となりそうです。

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ミーティングでは、FMさんが刈払い機による事故の統計の記事を用意してくれたので、刈払い機使用時の事故の可能性を話し合いました。例えば、刃に草が絡んだ時にエンジンを切り忘れて草を外そうとして指を怪我するとか、作業者に近付き過ぎると重大な事故に繋がるとか、スズメバチの巣に注意するとか、他の作業者の動向を時折チェックするとか。事故の要因は予想外のことも含め色々想定できるので、それぞれが意識的に注意しながら作業を進めることが大切ですね。

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ラジオ体操をして作業開始ですが、朝から腰が・・・イテテテテです。

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ここ柴原山林と北の沢環境林、山林調査に入っている荒巻山林は、数少ない札幌市内での活動フィールドですが、北の沢環境林は整備活動の見直しを検討している状況なので、唯一札幌市内でのフィールドになるかも知れません。山主さんからも、整備の継続を要望されているので、今後も定期的に整備活動を行う予定です。

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この日の予定は、林道の草刈りとその奥の広場の草刈りです。広場には先の活動で植樹した木があるので、その過程もチェックします。
まずは広場へと続く林道の草刈りです。背の高い草もなく木陰のため、作業は楽に進みます。

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草刈りの合間に林の方を見ると、数年前に処理した風倒木には苔が生え、倒木の間から新しい木々も芽吹き始めています。山の時間はゆっくりゆっくりと進むのですね。

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林道の草刈りを進めて行くと広場に到着です。

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日当りの良い広場の草は、かなり伸びていて草刈機に絡み付きます。OTさんの指導に従い、少しの範囲ずつ刈って行きます。少しの範囲というと効率が悪そうですが、実は草の絡みが減った分だけ作業時間効率が上がります。絡み付く度に必要な動作は、草刈機のエンジンを切る、ホルダーから外し草刈機を地面に下ろす、絡んだ草を取る、エンジンをかける、草刈機をホルダーにセットする、スロットルで回転調整をして作業再開という面倒があるので、何回も続くとかなりの時間をロスしてしまいます。

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ひたすら草を刈って行きます。

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以前植樹した木は、無くなっていたり無事に育っているものもあります。獣害や土壌が合わなかったりなどの困難もあるので、全てが順調に育つとは限りません。

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うまく育っている木は大切に育てて行きたいですね。

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さて、作業も進み順調に日程を熟しました。本日のメインイベント、昼食です!
本日のメニューは、ザル蕎麦改「冷やしぶっかけゴマうどんバラエティトッピングバージョン」です。

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各自、好きなトッピングでオリジナルのぶっかけゴマうどんを作ります。トッピングは、夏向けバージョンです。ネギ、オクラ、ミョウガ、ワカメ、かしわ、しそ、きのこ、天カス、大根おろし、納豆などなどお好みで。皆さん、おかわりして食欲旺盛です。

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氷もあり、冷え冷えで、汗をかいた体に超気持ち良いです。木陰の涼しさも合わさり、心地の良い空間でゆっくりと過ごしました。スイカやさくらんぼ、KYさん差し入れのシナモンドーナッツなど、食後のフルーツやスウィーツもあり、会話が弾みます。
KYさんが、食事の終わり頃に漬物を持って来たのを思い出し、出そうとしたら「遅いっ!」と突っ込まれていました。😄カワイソス

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この日の作業は午前中までなので、ゆったりとした昼食の後、解散しました。良い休日を過ごせたと思います。STさん、ゴマうどんありがとうございました。焼き肉とはまた一味違った良さがありましたね。皆さん、お疲れ様でした。

来週は冒頭でも触れた活動内容検討中の北の沢環境林での作業です。皆さん、是非参加してご意見をお願いします。


(菊地)

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by woodies | 2017-07-24 12:15 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年7月8日(土) 天候:快晴 当別22世紀の森 参加6名

前日から暑い暑い夏となっていました。

今日も恐ろしい暑さが予想される中での作業です。
NPO法人 新山川草木を育てる集い さん、当別森林ボランティア「シラカンバ」 さん、札幌ウッディーズによる3団体での共同作業です。



当会の参加者は6名とちょっと寂しい集まりですが、3団体で20名ぐらいが集まりましたので、この広い森の草刈りをなんとかやって行けそうです。

このフィールドはもうずいぶん前からの支援活動で、植樹した木がある程度まで育つあいだの下草刈り作業をメインとしています。
ただ、ここでの作業は季節的にいつも暑く、また日陰もないため、かなりハードな作業となっています。
例年は6月に1回作業に入りますが、今年は7月なので草丈の高いこと、高いこと、、、。
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作業分担図をいただきます。
「ぎょー、ひろ~い( ;∀;)」 と涙目になりつつも、みんなで張り切って作業場所を決めてスタートしました。

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暑いわ、長いわ。。。
熱中症に注意して各自休憩をとりながら草刈りをしていきます。
草丈が高いので、かなり力を要します。
2時間半、休みながらもしっかり作業をして、お楽しみのお昼休憩となりました。

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お昼は新山川草木さんが、いつも通りに焼肉を用意してくださいました。お肉は美味しいジンギスカンです。ムチ打った体にお肉の栄養分がしみ込んでいきます。その他にも事務局の永野さんが作ってくださった茄子のお漬物!みんなでおいしく美味しく頂きました。本当にありがとうございます。



午後からは、さらに上昇する気温の中、必死で皆さん頑張り、みんな6名でよく頑張ったなぁ、と自画自賛しながら無事に本日の作業は終了いたしました。ほら、こんなにきれいに!!
お疲れさまでした。ひとり写っていないのは、わたくし筆者さとうでーす($・・)/~~~


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by woodies | 2017-07-09 17:26 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年6月17日(土)快晴 高川山林 参加:11名

まだ、入会したばっかりなので、何を書いていいのか?
私も、感じていたのですが、今年は、昨年より草木の伸びが早いですね。
刈払機は、使ったことはありましたが、組み立てからは初めてで、見よう見まねと、皆さんの親切なアドバイスを受けての装着でした。
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この日は、空がどんよりしていて、晴れるかなという作業始め、昼休みに、「はた・・・」と気づけば、雲ひとつない空に変わっていました。
気温も高くなく、作業日和とはこんな日でしょうか
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私は、芝の長くなったような草を、刈払機で刈ったことのある程度でして、
笹刈りは、はじめて。石田さんの作業と刈払機の使用説明で納得?
いざ、刈りはじめると、石田さんの言ったとうり、石あり、切り株あり、横たわった腐れ木あり、デコボコの土地。
何回、石をかすめたか、切り株にはねかえされたか、そして、ツルも絡まったりして、雪による根曲りで、「悪戦苦闘」。

草木を刈ると、香りがあるんですね、2本ぐらい刈ってしまったタラの木の香り、そのほかの草の香り。いい体験でした。
昼の豚汁、フルーツ、おいしかったです。
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午後からは、笹のない雑草刈り、気持ちよく、「スパッ!」と切れる気持ち良さは、格別でした。

毎度なのですが、森へ行くと元気が出るのは不思議ですね。
いい汗かきました。
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今日は、ありがとうございました。
                      以上です。
                              6/17 岩本 敦

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by woodies | 2017-06-18 15:23 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年5月28日(日) 北山山林 枝打ち・風倒木処理等

天候:曇りのち雨  参加:6名

先週に続き、(千歳市)北山山林での入念なる作業の続きです。

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毎回すべての作業において道具の運搬を担っている事務局長が、今日はお休み。

では、ということで山主さんが幌付きの軽トラを用意。
刈払い機や燃料などの必要道具を搭載して、来ていただきました。




曇り。やがて雨となる模様。
晴れの日も良いが、少雨のしっとりした顔の森もまた良いものです。 心も潤う。
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今日も作業道の整備、草刈りをメインとします。 そうして枝打ち作業へと移行する計画です。
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作業はきちんと行いつつ、周囲の自然環境にも目と気持ちが誘われます。
しっとりとした草木地帯あり、広葉樹ゾーンあり、奥には針葉樹の植林地帯と、さまざまな顔を持つ山林です。



植生が豊かです。

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                          ユキザサ(アズキナ)-雪笹-(ユリ科)




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                          ムラサキケマン-紫華鬘-(ケシ科)





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                          マイヅルソウ-舞鶴草-(ユリ科)





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                     ズダヤクシュ-喘息薬種-<ずだ=信州の方言> (ユキノシタ科)





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                          オククルマムグラ-奥車葎-(アカネ科)





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                    コウライテンナンショウ-高麗天南星-(マムシグサ) (サトイモ科)
※テンナンショウ属は変異が多いようで分類が難しいとか。
オオマムシグサ。。ヒロハテンナンショウ。。 似ているようだが違う。
“広義での”「マムシグサ」という呼び方で最近は通用するようです。



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                              エゾマイマイ
北海道ではおなじみの茶色く大きなカタツムリ。(北海道最大の固有種)
すごいのは天敵であるエゾマイマイカブリやオオルリオサムシなどの昆虫が、食べてやるぞ!と襲ったときに
殻をぐりん、ぶるん!と振り回して、それら昆虫を追い払うということ。
これらは北海道大学農学研究員の森井悠太さんが研究・確認し、2016年11月イギリス科学誌電子版に発表。
エゾマイマイはすごい。それを見つけた森井さんもすごい。 あぁ、同じ名前でこうも違うものか・・。私って一体・・。
森井さん、ガンバってください。私もガンバりますので。 

ちょっと視点を変えてみると、いろいろな世界が見えてきます。
森林の豊かさは、こういった、木とは別の生き物がたくさん生息できているかどうかも重要な環境の羅針盤。
もちろん、木を製材として世に送り出すために行う森林整備は大切。
それと同時に“豊かな森”にするための環境への配慮も考えていかねばならないと感じる。

~~~~~~~~~~~~~~~~

本日も作業道の整備をおこない、終了時間がきてしまいました。
次回からは、針葉樹(アカエゾマツ)地帯の枝打ちの本格的な作業に入ります。

みんなで数年前から手を入れた場所を見て回ります。
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そして、まだ手を入れていない場所も下見します。 手を入れない箇所は、ボサボサの木々が。。
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とても微力であるが、人が手を加え、森の育成を手助けする。
小さくても、少しずつ、思いを持っておこなう。

うん、いいね!札幌ウッディーズ。 自画自賛。

(森井 浩樹)

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by woodies | 2017-06-05 02:16 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年5月20日(土)草刈り・山菜採り 北山山林(千歳市)

天候:晴れ  参加:7名

千歳市です。 晴れ。暑くなりそうです。
千歳にも “札幌” ウッディーズの大切な活動フィールドがあります。
 
北山山林。 
180haの広い山林のうち、4haほどが当会活動フィールドです。

昨年度、北海道森と緑の会等主催の「森林づくりコンクール」で優秀賞を受賞。

広大な面積の山林において、もちろん当会は微力ながらのお手伝いですが
今年3月に開催された当会の総会にて山主さんより御礼のお言葉をいただく。

「作業協力いただいたアカエゾマツ地帯が表彰対象となった。これは会の功績である。」

こちらこそ勉強となります。今後ともよろしくお願いいたします。
恒例の作業ですが、今年はさらに集中した作業計画が立てられました。(今シーズン5回)

まず今日は、林道の草刈りです。 作業道の整備から。

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無断入山は禁止です。車が乗り入れられる林道にはガッチリと施錠がなされています。
これを解錠して、キャラバン隊一行は進んでいきます。

伸びた草や幼木が車体のおなかを擦る音がします。

さっそく、いま来た林道の草刈りを始めます。
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それほどでもない高さの草・幼木も、一週間後には20~30cmにも伸びると予測されます。
この場所で今月末はさらに作業をしますので、丁寧に刈り込んでいきます。

気温も上がってきました。 熱中症予防のため30~40分ごとに休憩を入れます。
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水分に飢えたり、会話に飢えたりするので、休憩をはさみつつ、ベテラン参加者たちはテキパキと作業をこなします。

すでに昼になりました。

それでは。すっかりおなじみの昼食風景 “今日のランチ” コーナーです。
(いつのまにこのようなコーナーが。作業風景よりも写真枚数が多いようで・・・。)

本日のメニューは、“冷たいそば”。 暑い野外活動で、これはおいしい! 本当においしい。
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料理長,総料理長が、そばを人数分あらかじめ茹でてきてくれました。
(写真: 料理長と総料理長。どちらか) とにかく感謝、感謝。

グルメ番組でいう、お箸の “持ち上げ” カットからどうぞ。
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自分の持参したおにぎりの存在をすっかり忘れ、ひたすらいただきます。
お代わりもいただきます。 
満腹になる頃、おにぎりを思い出して食べ始めます。もう、おなかがいっぱい。
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食後には、山主さんから「夕張シナモンドーナツ」を、
さらに料理長・総料理長からはフルーツ、お菓子(チョコ・せんべい)など、
それはそれはたくさんの差し入れをいただきます。
満腹となっているはずの中枢神経は、なおも断ることなく、卑しくいただき、
すべて食べ尽くし、ゆったりとした時間が流れます。
オオルリ,キビタキ,センダイムシクイなど野鳥のさえずりが心地よい。
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新緑が映えるこの季節。 
新緑と、青空、白雲が合わさり、ひとつの絵画のようになります。

濃すぎない緑は美しい、という観点において参加者みなが賛同し、ウン、ウンとうなずきます。

また同時に、オトナの見識として、
「子犬がかわいいからいつまでも小さいままでいてほしい。」 とか、
「オンナはかわいいのでいつまでも小娘でいてほしい。」、 という
“不可逆的”な発想は、非論理的かつ反宇宙・反自然的なことである、
ということも、達観した参加者みながウン、ウンとうなずきます。
諸行無常、です。

至福のひと時。

したいこと、できることを、おこなう。
きれいだとおもえることを、かんじる。
おもしろいね、かなしいねと、かたりあえる。
ひとといっしょに。
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午後からは、前述のアカエゾマツ地帯を全員で視察します。
月末にも作業があります。
枝打ちによってさらに健全な森にしていくため、今年の作業計画にもしっかり組み込んでいます。

枝打ち作業する前の状態で、打合せ。
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(↓↓ 昨年からの枝打ち作業後の風景。スッキリ。 ↓↓)
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よし、ではまた月末に。

今日最後には、少し遅い山菜採りです。
アズキナ(ユキザサ)を少しだけいただきます。
(写真はアキタブキだけ)
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それではまた月末にお会いしましょう。

(森井 浩樹)



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by woodies | 2017-05-22 06:31 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年5月13日(土) 薪割り 高川山林(ワオーの森) 

天候:晴れ  参加:16名

朝・晩がまだ寒い。
5月なのにストーブをつけたり、もったいないから消したり。

だいぶ着込んで向かったのは高川山林です。
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『ワオーの森』。 保育園児や近隣住民にもすっかり親しまれています。
当会も一年間の活動スタートの場所に選ぶ大切なフィールドのひとつ。
昨年は遊歩道も完成して、お披露目会も行われました。
ゴールデンウィークには100名を超える自然観察会も開催されたようです。

さあ、今日も薪割りです
やるぞ!わくわく。  (参加者)
ありがとね!よろしく。(薪を使う人)
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作業前の朝礼では、安全面での注意事項など打合せを行います。
道具は便利。そして危険。

ここでは4月8日にも薪割りをしました。
このときはまだ残雪があり、今のうちにと伐倒木の搬出を行いました。
(↓↓ 4月の作業風景 ↓↓)


そんな雪もすっかり消え、ラジオ体操をしているうちに汗が出てきたので
朝、着込んできた上着を脱いで作業開始します。

今日は、元気な声が聞こえますよ。
IBさんご一家が参加してくれました。お嬢さん(姉)・息子さん(弟)が元気にごあいさつ!
それはそれはいっしょうけんめいに、いっしょに参加してくれました。

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では、黙々と働く大人たちの作業風景をどうぞ。 (注: 黙々と、しているが、心はウキウキ)
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                       お姉さん。働きもの・しっかりもので、みんな感心しました。
                       かわいくて大人たちの人気もの。
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                        弟さん。元気っ子!大人たちにもしっかりあいさつ!
                        かわいくて大人たちの人気もの、その2。


拙者はちょっと現場から離れ(サボりか?)、山のまわりを見てきました。

山の裾野・入り口にはたくさんの春の花たちが咲いています。

スプリング・エフェメラル(春の妖精たち)と呼ばれます。
春の一時期にだけ会えます。

人生で何回会えるのか。そう感じながら見ていると、とても感慨深くなります。
写真はエゾエンゴサク(手前・青い花)と、ニリンソウ(奥・白い花)。
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ずっと奥(頂上の方)には、標識テープなど昨年実施した山林調査の目印があります。
今後さらに、計画的に手を入れていく予定です。
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見渡す山々は、今時期に見られる 「春の」紅葉・黄葉に染まっています。
秋の紅葉・黄葉とはまたちがう綺麗さを感じます。
おなじみの葉の色「緑」を作る葉緑素(クロロフィル)がまだじゅうぶんに生成されておらず、
赤いアントシアニン、黄色いカロチノイドを、緑色に覆い隠せていないからと言われます。
(諸説あります)


山主のTさん(イニシャルトークも必要ないです)が、昼食の食材にと自前のシイタケをご提供くださいます。ゴクリ。
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この自然の恵みをいただきます。
S・Tさんの、匠の技によってみごとなキノコ汁へと発展していきます。 ゴクリ×2。 垂涎。
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昼になり、よい香りに誘われ、みんな作業の手を止めて集まってきます。
昼食タイム。
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自生のシイタケは歯ごたえがあり野趣に富み、とても美味しかった。味付けも最高☆

参加者それぞれが楽しみ、会話にも花が咲きました。


エネルギー補給を完了し、午後からも作業を続けます。
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ちなみに、4月8日作業での薪はこれくらいの貯蓄量でした。
↓↓↓
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そして、今日の作業によって満タンへ。
↓↓↓
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ハイ、お姉さんもどうぞ。 いっしょに働いてくれたネ。
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参加者みんな、大きな達成感に満たされ、今日も無事に作業終了しました。
お疲れさまでした。


★あくせくと何かに追われる毎日。心が乾く。サツバツとする。
そんな時に森に入る。時間を忘れる。心が潤う。満たされる。
あくせくせずに生きる大切さを教えてくれる。

同時に、生きるために毎日あくせくする小市民の可愛らしさを静かに受け止める。
心が浄化され、山菜を片手に一把いただいて家路に向かう。一杯やる。
また明日に向かう。忘れかけていた感謝の気持ちがやってくる。ありがとう。 
拙者もまたそのひとりです。(森井 浩樹)

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by woodies | 2017-05-14 19:03 | 活動記録 | Comments(0)  

2017年4月30日(日) 山林調査 in荒巻山林

天候:曇りのち雨  参加:9名

朝9:00。 札幌市南区。
八剣山のよく見えるところが今日の待ち合わせ場所です。
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今日の活動フィールドはここではなく、さらに車で南へと移動します。
残雪のある林道を進んで、「荒巻山林」に到着です。

「健全な森の育成」にたずさわる私たちの活動のひとつに、山林調査があります。

なぜ、調査するのか。
健全な森をはぐくむためには、今この森がどんな状態にあるのかを知ることが第一歩だからです。
この山はどのくらいの広さで、ここに生える木は、何歳で、何本生えていて、どんな種類があって、
1本ずつの健康度(材質の良し悪し)はどうで、10年~100年後にはどれくらい育っていて(育てて)、
どういった樹種遷移がおこなわれるのかをシミュレートできるようにすることが大切です。

どんな森にしたいか(なってほしいか)は、これをもとに語りはじめることになります。

では、実際に山林調査とは何をおこなったのか。

・林況踏査 ・・・ 現地の上空から撮影された衛星写真を見ながら、実際に歩いて森に入っていく。
           よく見て眺め、「標準地」(*のちに説明)をどこに設定するかを決定する。
           国有林など所有者を異にする隣接箇所では、接触・越境のないよう厳重注意の上決定する。

・標準地調査・・・ 決定した場所に30m×33mの正方形の区画を設定する。(=これが標準地
          ※山の中で真四角!を測定するのは重労働。 要・やる気,体力,テクニック。そして、やる気。
           しっかり正確に四隅を確定!

この標準地内にある立木1本ずつを測定する。
・測るべく立木には、番号のふられたナンバーテープを1本ずつに取り付けていく。
・測る項目は、直径(径級。6cm以上から),樹高,樹種,品位(木の健康度・品質)。

※この標準地での測定値をベースに、調査山林の「全体像」を算出・把握する。
そのため、木々が密集または過疎の場所での標準地の設定は避ける必要がある。

使用した道具=輪尺,測量コンパス,m縄,Noテープ,ガンタッカー,針,標識テープ,木材チョーク,野帳,鉛筆など。
山の広さ(所有山林の面積)は、林地台帳により把握する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
荒巻山林での調査活動は、すでに昨年から始められていました。

前回調査(2016年4月)では、山林の前部(人工林ゾーン=アカエゾマツ)の毎木調査を完了しています。
(毎木調査=生えている木々すべての本数・径級・樹高・樹種・品位を調査すること)
※台帳面積:0.68ha(実面積0.57ha) 総本数758本(うちアカエゾ740本、※haあたり1,298本)
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※注)なお、“山林調査”の過去実績としては、小樽市桂岡の「ワオーの森(高川山林)」においてこれよりさらに広範囲に、
ゾーン分けして調査実施済みであることも、ここに付け加えて記述しておきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■本日は、荒巻山林のバックカントリー(天然林ゾーン=広葉樹2次林)の調査です。

話しは現地到着に戻りまして。

入り口には、大きな池があります。
エゾアカガエル? エゾサンショウウオ? が、できるだけたくさんの子孫を残そうと卵を産んでいます。
(エゾアカガエルかと思いましたが、よく見ると卵塊がチューブ状なので、エゾサンショウウオだろうと思います)
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池のほとりには、なぜか一株のクロッカスが咲いていました。
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さて、まずは林況踏査です。
全員で山に分け入ります。

衛星写真を見ながら、この山の全体と、自分たちの現在地を確認します。
衛星写真では、樹冠の混みあっている部分や、逆に、隙間のある部分を
確認することができます。
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標高トップを目指してルートを確認します。
沢づたいに登っていくことになりました。
雪どけ水が沢を流れます。ミズバショウ、フクジュソウが見られます。
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なかなかの勾配で、ハイキング気分とはいきません。
斜面を巻きながら標高トップを目指します。いざ。
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軽く息を切らしつつ、標高トップの地点に到着しました。
見上げるほど立派なトドマツが立っていました。
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しばし、周囲を眺望。
あわせて本日の作業でもある「標準地」の候補地点を探します。
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木々の混み具合のバランスがよいところを標準地と決めました。

標準地の設定は、30m×33mの正方形を描くようにスタート地点からはじまり、一辺を引いたら、
その次に90°の角度で二辺目、さらに三辺目、最終的には四隅の位置で、正確に印を付けます。
山中の起伏の中で、真四角を描くことの難しさったら・・・。

まず、測量スタート地点の近くにある目立つ木に標識テープ(ピンクテープ)を二重に巻きます。
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このテープ二重巻きの木が、最終的には4本となるわけですが、
この4つの木の「内側」に、30×33mの正確な正方形を切り取るのです。
※実際の測量点(正方形の四つ角)は、同じピンクテープを一重だけ巻いた木の枝や
 ササを地面にしっかり突き刺して、設置します。

プロレスでいうところの、これから正確に測量して設定する正方形が「リング」であり、
このテープ二重巻きの4本の木というのは、そのリングのロープの外側に立っている
あの4本の鉄柱(コーナーポスト)ということであります。
プロレスに例えるとよけいに理解しずらいことが分かります。

測量コンパスを用意します。三脚は山での作業では荷物となってしまうため現地調達です。
ホオノキを利用した1本脚です。
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                               絵になる。Tさん。

計測スタート地点(測りたい正方形のまず1角目)から、m縄(めーとる・なわ)を引きながら
最初の一辺30m(その次の二辺目は33m)を測るべく、クマイザサの中を突き進みます。
ズレてはいけません。へこたれてもいけません。ひたすら引っ張って進みます。
この担当を、先山(さきやま)と呼ぶようです。
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がさがさとササをかき分け、先山が30m(または33m)を進んだところで、停止指示をかける計測担当者は、
「はい!も-ちょい! あ!行き過ぎぃ! ちょい戻り! ちょい左! はい!オッケー!」と忙しい。
山の仕事は声が大きく通らないといけません。
二辺目は、一辺目のゴール地点から90°の角度を正確に測ってスタートしていきます。
各地点にはピンクテープ巻きの木の枝が地面に刺し込まれていきます。

やがて、標準地(正方形)の設置が完了しました。 かなりの仕事量で汗だくです。

さて、続いての作業です。
30m×33mの標準地の中(正方形の内側)にある木々すべてに、ナンバーテープを付けていきます。
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付けられたナンバー(番号)を読み上げながら、その木の直径(径級)を輪尺(りんじゃく)で測っていきます。
あわせて、樹種、品位(質)も読み上げ(叫び)ます。
それを、野帳に書き込んでいきます。 野帳への記入はまた別の担当が行います。
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この作業と同時に、樹高を計測していきます。この山は高いもので23mほど、15~17mのものが多かったです。
旧式の計測器での計測方法も勉強しましたが、作業効率の面から、デジタルコンパスを使用しました。

これらの作業により、まずは天然林ゾーン=広葉樹2次林での標準地設置、調査1回目は終了しました。
5年後に再度おなじ調査を入れることで、森の移り変わりを確認できることとなります。
本日の調査結果は、持ち帰って集計・解析されます。
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昼になりました。風が強くなり、雨も落ちてきそうです。
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食事をとり、午後も少しの作業をおこなって、本日の作業は終了です。

なお、この山林調査作業においては、スタート時より当会会員Kさんからの技術指導に依るところが大きく、
あらためて感謝いたします。調査の技法・考え方を惜しみなく伝授していただいております。
さらには、森林インストラクターでもあるKさんによる“樹種の見分け方”は、感嘆の声を抑えることが出来ぬ
分かりやすい解説が常にあり、私たちにとってはかけがえのない財産となっていきます。

この荒巻山林は、今年中に追加調査を予定しています。
また、人工林ゾーン=アカエゾマツの枝打ち作業も継続して行います。
もっともっと心地よい森になるでしょう。

みなさんも森づくりに参加しませんか?
いつでもお待ちしております。 (森井 浩樹)



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by woodies | 2017-05-04 16:17 | 活動記録 | Comments(1)