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【支援】苫小牧 遠浅 大島山林 除伐・整備

10月30日(土) 参加者:11名 天気:はれ 

c0173813_20275873.jpgほぼ半年振りの大島山林。
作業前にフットパスを歩く。
林を渡る風を、深まる秋を、感じながら・・・

足元は落ち葉が何層にも重なった、
自然が作ったフワフワの腐葉土。
歩くだけで、
身体が自然に同化していく感じがする。


腐葉土に突き刺さった枝。
不思議な自然現象。
10センチ内外のものもあれば、
c0173813_20272780.jpg1メートル近いものもある。
草苅さん曰く。森の中でこの現象に出会えるのは、
とても縁起がいいこと。
でも、どんな力加減でこの現象が起きるのかはわからない、
とのこと。

一周約1時間半の散策は、
副産物としてムキタケ・チャナメツムタケ・シロノハイイロシメジを収穫し、
その上、意識の中にはないのだが、心の隅にドロッと留まった重たいものが森の中に掃きだされ、
森のにおいが浸み込んでいるきりっとした森の空気が心を満たしている。

昼食はそば哲で・・

c0173813_20283434.jpg午後からは、草苅さんの指示の元、
三々五々散って、除伐作業をする。
森林美学で言うところの
「美しい雑木林」を目指して、
枯死木、ツル、傾斜木、萌芽木を除去し、
枝先が触れているかを目途に
混み過ぎ状態を緩和するように除伐。
薪に使用可能なものは、
120センチ程度に玉切り、ヤブ出しして、
フットパス沿いに10本程度野積みする。

大島山林のあるべき姿が言葉として現され、聞く者がそれを一枚の絵として描く事ができる。
それって作業がとてもやりやすい。(那須川記)
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by woodies | 2010-10-30 00:00 | Comments(1)  

'10-15定例活動 荒巻山林 間伐・枝打ち

10月24日(日) 参加者:11名  天候 晴れ
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荒巻山林の「入り口」に
小さな池がある。
周辺の黄変した草木、
水面に浮かぶ黄ばんだ蓮の葉、
ほとりに立つミズナラの黄葉
― 静かな秋の佇まいである。
バサバサと飛来して鳴くカケスの
しわがれ声が静寂を破る。


一年ぶりの作業は、池の背後に緑濃く広がるアカエゾマツの除・間伐である。
この日に先立ち、16日に石田事務局長始め5人のメンバーがアプローチの笹刈りに出動している。
その際に出会った地区の「用水路管理組合(?)」の方々が、
「この山が、荒巻さんの山だと承知はしていたけど、
きれいに整備されていて、いったい誰が管理しているのだろうか、と思っていた。
あんた方だったのか」と話された由。
チャンと見ている人がいるモンだな~!
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作業内容の確認、準備体操などの後、それぞれに林内へ散る。
昨年までに間伐を終えた部分は、
陽が差して明るく、
林床を丈の短い草や苔が覆っている。
そして、
ミズナラやイタヤカエデの稚樹がそこかしこに生えていて、
一丁前に黄葉し輝いている。
人工林に適切な管理を施せば、自然に針広混交林が形成されるという話を思いだした。

一本の木を伐り倒すと、
その空間がスポットライトを当てられるように明るくなる。
作業が進むにつれ、林内に徐々に光が満ちてくる。
作業の効果がたちどころに現れると、
作業者の心も明るくなる。
c0173813_21224391.jpg平坦な林地で、
アカエゾの小径木を伐倒するという作業は、
比較的危険度が少なく、
伐木作業のトレーニングにはもってこいの機会だ。
そこで、W.K子さんもチェーンソーに挑戦…
物慣れた様子でチェーンソーを構え、
手順どおりに倒し、枝を払っていく。
会員歴が長く、皆勤に近い彼女は、
正に「門前の小僧…」というところだ。

昼飯時、静かな池の畔で、弁当を拡げ、語らう。
傍らを黄葉が音もなく散り落ちる。
天気予報は、小春日和も今日までで、
明日から急激に温度が低下し、冷たい雨が雪に変わる、と言っている。(高川記)
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by woodies | 2010-10-24 00:00 | Comments(1)  

『道民森づくりネットワークの集い2010』

10月23日(土) 参加者:7名  天候:晴れ

正に秋麗(あきうらら)の好日、今年もまた、「道民森づくりネットワークの集い」が開催された。

 ”赤れんがの庭に  森を楽しむ  森を育て 
  達人や熱中人たちが  勢揃い
  いっしょに森の気分を  満喫してください!”


そんな呼びかけに応えて、全道各地(主には道央地区)45の団体・企業などが参加。
来場者は過去最高の2,200人とのこと。

当会札幌ウッディーズは
ノコ切り体験」で木樵(きこり)気分を味わってもらおう、という例年のコーナーに加えて、
古い造材道具」を展示。
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ノコ切り体験」の方は、開始早々から引きも切らず希望者が続く。
家族連れ、
観光客、
スーツ姿のビジネスマン、
老若男女とりどりに、順番待ちも。
初体験者の「オッ、意外にイケル」というケースもあれば
「昔とった杵柄」組の「さすが!」と思わせる人、
「こんな筈では ? 」と苦笑いする人、
それぞれに楽しんでいただいたようだ。

中でも、我々を感心させたのは、c0173813_20383733.jpg
幼稚園児の女の子。
直径10センチほどの丸太に、もちろん初めての挑戦。
なかなか筋が良い。でも、だんだん疲れてくる。
一休みして息をつき、手の緊張をほぐして、
また、切り始める。
途中、見かねたお母さんにチョッと手伝ってもらったが、
遂に切り落とした!
「やった、やった」とみんなに大喝采を受けたが
格別嬉しそうな顔もせず、
切り落としたコースター状の木片を手に
家族とともに去っていった。
 
暫くすると、くだんの女の子が戻ってきて、
もう一度やりたい、と言う。
最後までやり通したのに、お母さんに手伝われたことで達成感を削がれ、納得いかないらしい。
再度、切り始める。
2回目とあってか、前よりフォームに無駄がない。
それでも、ときどき休みを入れ、気を取り直して、頑張って、頑張って、
今度こそ自分の力だけで切り終えた。
切り口も前のよりズーッとスムーズ。今度は「作品」を撫でながら満足そうに去っていった。
大した女の子だ。

c0173813_2030569.jpg今回初めて展示した「古い造材道具」に
足を止める人も多かった。
一様に「アァー、こんなのあったね~」と
懐かしげに眺めていた。
そのうち、展示品の一つである「窓ノコ」で
切ってみたい、という人が現れた。
窓ノコは、太い立ち木の伐採に使われていた。
「おがくず」を効率よくかき出すために、
一定間隔でノコ切りの歯に「窓」をつけてある。
慣れるとけっこう効率よく切れるのだが、
感覚を掴むまでが大変。模範を示そうとするスタッフも「悪戦苦闘」、それも楽しかった。

「ネットワークの集い」には、
各地で展開される様々な活動とその成果を、
謂わば、居ながらにして目にし、実感できる楽しみがある。
見て、触れて、楽しみ、学ぶ…。
それにしても、
森林へのアプローチは何とまぁ多彩なことだろう、と各団体の展示を見て驚く。
そして、活動の多彩さは、
森林の持つ豊かな機能をそのまま反映しているのだろうと納得する。(高川記)
 
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by woodies | 2010-10-23 00:00 | Comments(1)  

'10-14 定例活動 柴原山林 除伐

10月9日(土) 参加者:15名  天気:曇り 

天気予報では何とか一日持ちそうなのだが、空には真っ黒い雲・・・
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今年何回目の柴原山林だろう。
台風過広場や野積みの玉切り木が整備され、
森の様相が一変した。
今、接している道路の工事が行なわれていて、
また変化するかもしれない。

今日も、ラジオ体操から作業開始。
山の整備は心地よい明るい林づくりを目指して
今日も除伐を行なう。
今年は、理想的な間伐密度の7割程度に抑え、
1、2年後に再度試みるという方針で施業する。
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2班に分かれて、
チェンソーと手のこ・ナタで作業する。
伐倒し、枝を払い、玉切りして、
樹先は杭用に整え、
枝は早く土に戻るように細かく砕く。
暑くも寒くもなく、また陽射しもなくて作業するにはもってこいの天気。


Sさんは、班長の指導の下、みっちりチェンソーに挑戦。
今日一日で10本伐倒。
お疲れさま~~!
長い時間チェンソーを持っているだけでも腕に負担がかかるので、
きっと今頃身体にきているのでは?
(チェーンソーに慣れたところをカメラに収めたかったのに、電池切れでごめんなさい!)

お土産は、体中にくっついたヤブハギの種と、山主さんが畑で育ててくれたジャガイモ、柴原山林産のボリボリ、ラクヨウ、ヤナギタケ、、、今夜の夕食のテーブルを秋の味覚が飾る。

秋の紅葉には、まだちょっと早い札幌。
林の中で、真っ赤に色づいていたヌルデが目立った。(那須川記)
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by woodies | 2010-10-09 00:00 | Comments(1)