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平成25年4月28日(日) 高川山林 天候:曇り時々雨 参加:22名

 5:30起床。
平日より30分ゆっくりできた。卵かけご飯をいただく。入会して日が浅い私は、初めての高川山林である。駐車場所に戸惑っている私に対し、大先輩からの親切かつ的確な助言をいただき感謝での一日スタート。 

 ワオーの森と呼ばれる高川山林。ワオーはアイヌ語でアオバトだと知る。北海道では夏鳥であるアオバトがもうすぐやってくるのだろう。バイケイソウが芽吹き始めている。カラマツの上梓には野鳥の巣痕もある。遠くに目をやると、あっ、海だ。白波が見える。眺望がとてもよい。よいところだなぁ。
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 ラジオ体操を鋭敏にこなす。テキパキと作業班が編成され作業開始だ。今日は新入会員のUさんも初参加!何か新しいことを始めてみたいという入会同期とのとこ。気合十分。 さて・・・。何をすればよいのか分からない。技術もノウハウもない私は肉体労働あるのみと勝手に理解する。

 山中で切り出された木材を上から下ろす作業。前日は勤め先での慣れないゴルフによりすでに筋肉痛の身である。 ましてここ2年間で馬体重5kg増加により身体はカンペキに鈍っている。最大斜度30度はあろう山腹斜面を、残雪に足を捕られつつハアハアと息を切らせて直登する。久々の春山登山には少々きつい。
登りきって見下ろせば、裾野ではチェーンソー部隊が冷静な匠の技で粛々と玉切りを行なっている。

 木材をブルーシートに束ねて包み、ロープで縛る。先頭に立つ副会長のかけ声のもと、ロープをしっかり掴んでK君と私も束ねた木材とともに滑り降り、チェーンソー部隊へと運搬する。また登る。また滑り降りる。また登る・・・また降りる・・・を、数十回。滑り降りる、から転げ落ちるへと変わり始める。山主Tさんも木材満載の真紅のソリで時速100kmで滑り降りている。体力消耗。ボクシングのゴングに救われるように休憩のホイッスルが鳴る。

 昼食はログハウスでいただく。驚くほどのごちそうが並んでいる。会員奥様創作料理、カレー味ボルシチ風コンソメスープに舌鼓を打つ。冷えた身体がみるみる温まっていく。おかわりどうぞの声に即反応、私が声を上げようとする刹那、2~3名から空っぽの器がどしどしと差し出される。私は2杯いただき大満足。4杯完食の方もおられた。
(写真担当の広報Sは、食べるのに夢中で写真を撮り損ねました、ごめんなさい)

 作業は大詰め。諸先輩方はみな熟練された技術をもって斧を振り下ろす。腰の入り方が違う。パカーン!と一刀両断。気持ちよく薪が二つになって飛ぶ。
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 そして薪割り初体験の私の出番。 ゴゴッ・・・と鈍く斧の刃先が木に食い込む。刃を抜く所作もままならず、再び斧を振り下ろすも二度と同じ箇所に刃が当たらない。 しかし貴重な、待ちに待った経験である。母親が薪割りに汗していたことを思い出す。

 割られた薪は、どんどん野に積み上げられていく。崩れないよう、太いもの細いものが反幾何学的に、反人工的に、「ちょうどよく」人間の手と頭脳によって組み上げられていく。コンピューターでは無理だろう。丁度良い「あんばい」というのは。ほんとうにお見事である。
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 ワオーの森は、かもめ幼稚園の自然教育の活動フィールドとのことである。写真がオーナーのTさんと体験のKさん。
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小さな子どもと叡智を持つベテランが交流を図れる世の中になれればどんなによいことかと常々思っている。
今日は少しだけでもお手伝い出来たことを本当にうれしく思う。皆様ありがとうございます。



☆今回は、先週に引き続き一年生会員のMさんです。
いろいろな見方や感じ方がすごく素敵だと思いますので、みなさんブログ書いてくださいね。
Mさん、ありがとうございます。(広報S(^^)/)
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by woodies | 2013-04-29 21:53 | Comments(1)  

平成25年4月20日 高川山林  天候:晴れ時々雨 参加:参加22名

 午前9時に会員が続々と集合してきた。
途中、激しい雨だったので、「今日は中止かなぁ」と思っていたが、小樽に近づくにつれて雨は収まっていき、集合場所は晴れていた。

 結局、参加者は予定よりも増えて20数名となり、いくつかの班に分かれて作業に入った。
住宅地に近い、整備された清々しい森で、「おぉ、今日は傾斜地かぁ」とわくわくした。
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 住宅地と隣接する場所であり近隣住民への「音」の配慮が非常に重要となるため、チェーンソーの利用は必要最小限にすることとなった。
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 私はチェーンソーはまだ!当分、大分先まで使う予定がないので、割ってもらった薪を運ぶことにした。薪は思ったよりも重く、(そこからそこまで運ぶだけなのに)傾斜地で何度か転び、1時間もすると腰部と背部に痛みが走り、またこけたときに指を挫いたため、もともと低い私の作業効率がさらに低下してしまった。
 薪割をしてみたらと勧められたので、人生で初めて薪をわることにした。

 この斧が私にとってはチェーンソーの次に怖く、「いきおい余ってスネにグサッと」という恐怖がはなれない。たまにパカーンとわれるのもあれば、目の詰まっていそうな固めの木だとまったく割れないものもある。たぶん、私の薪割は斧を一つ占有してしまっただけで、役に立っていないと思われる。(>_<)
(左側が筆者のH私であります)
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 森の上のほうでは、ズシーンと大きな木を切り倒した音がした。

 そんなこんなでいると、お昼になり、山の入口にあるログハウスで、山主のTさんの奥様とかもめ保育園の美人職員さん手作りのご飯を頂いた。
 肉団子のスープ(これはダシにコクがあって非常においしかった。)と惣菜とヨモギケーキの差し入れを頂いた。聞くところによると、高川山林のこの差し入れは毎回とても好評で、参加者がつどってくるとか...なるほどぉ!
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 このログハウスの中に入り、また一段と山が欲しくなってしまった(実は将来的に山林を所有したいと考えており、その構想は壮大であるが周囲の理解は得られていない)。
 大きく開いた窓からは遠くに海が見え、天窓からは雲が流れていくのが見えるので、「こんなところで、日曜日の昼下がりにコーヒーを飲みながらボウッとしたら気持ちいいだろう」と考えながらご飯を食べていた。
 お昼休憩のあと、薪割、薪運び、玉切り等を行い、14時30分ころに終了した。
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 色々な森を見て勉強していきたいと思う。


※今回は一年生会員のHさんに執筆頂きました。薪割りでちょっとヘロヘロなご様子にぜひ感想を聞いてみたくなりお願いしました。皆さん感じ方イロイロ、ブログどんどん手を挙げてご執筆くださいませ(広報S)(^^)/
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by woodies | 2013-04-25 19:28 | Comments(0)  

平成25年4月13日(土) 植苗病院 天候:曇り 参加:16(+1)名

恒例の植苗病院内森林の整備で、苫東コモンズの方と共同作業です。
コモンズさんの参加人数は6名ですので、総勢19名で行う作業になります。
あ、あとウッディーズの方はステルス体験参加者が1名います。

今回は間伐整備と病院からの要請で椎茸栽培用のホダ木も調達します。
伐採班3組に分かれて作業に入りましたが、林の中に入ると枯れ木が目立ちます。
雪はもうすっかりと消えていました。

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この場所は年に一度、一日だけの作業ですので、各々優先と思われる作業から始めました。
枯れ木の伐採、倒木の処理から始める班、ホダ木の調達から始める班、景観整備の間伐の続きから始める班。打ち合わせした訳ではないのに面白い様に分かれますね。この、メンバーが其々違った角度から森を見ることは、ウッディーズの長所でもあります。きめ細かな作業が可能になるのは勿論ですが、其々の思い入れがより良く形になる喜びがあります。

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以前は自然を楽しみながらゆったりと作業ができたとWTさんから聞きました。
キャンバスに絵を描くように森を眺めながら皆でワイワイと木を植えたり倒したり、草木を観察しながら四方山話をしている姿が思い浮かびます。新参者の私には比べる術もありませんが、知る限りでは作業量や求める質など趣味の集まりとしては、かなりマニアックな方だとの印象を受けます。女性会員さえチェンソーを扱い、必要とあらば重機すら出動しますからね。

ここの作業は長期的なもので時間もゆったりとしていますので、チェンソーを休ませる傍らそんな会話をしながら作業できました。

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WT(K)さんは、ちょっとした丘にこだわり、「ここを整備すれば眺望場所として良いんじゃない?」と作業を始め、誰かがこの場所を「岬」と呼ぼうと言いました。この先どうなるか楽しみです。

一方、コモンズさんの施業エリアでは、もの凄い勢いでホダ木が積み上がって行きます。
少数精鋭でしょうか、こちらのチームワークも素晴らしいですね。

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蕗の薹も顔を出し、春本番を迎える山での一日を楽しく過ごすことが出来ました。
因みに、WT(K)さんはミヤコ笹の下に隠れた(食べ頃の)蕗の薹を見つけるのが上手かったです。
探し物は女性の方が能力が優れているのかな?私は全く探せなかったです・・・。

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昼食時に「マダニによる重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウィルス感染での死亡について」の話題になりました。野山で作業する我々にとっては身近な話題です。
SFTSは今年になって死亡者が出るなど話題になっていますが、このウィルスは新しく急拡大しているものではなく以前から存在していたものだそうです。ウィルスが特定されたのが最近なので、被害が急拡大している様な印象を受けるのですが、そうではない様ですね。
症状としては、咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳など)、出血症状(紫斑、下血)などを起こします。
現在のところSFTSウイルスに対して有効なワクチンはありません。
マダニはSFTSの他、日本紅斑熱やライム病、ツツガムシ病などの感染源にもなりますので、皆さんも注意してください。虫除けスプレーの効果は薄いようです。

苫小牧近辺の森ではマダニが多いらしく、苫東コモンズの人たちも困っているとのことです。
多い時には5匹も6匹も体に付いていたことがあるようです。
マダニ取り用のピンセット器具を常時携帯しているとのことで見せてもらいました。

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口器の所から上手く取らずに胴体だけ取ってしまうと、取り残した口器が皮膚内に残ってしまいますし、それによって病原菌やウィルス感染のリスクが高まります。皮膚内の口器を取り除くには皮膚をえぐらなくてはならず厄介ですので、一つ持っていると良いかも知れないですね。

SFTSについて詳しく知りたい方は『厚生労働省「重症熱性血小板減少症候群に関するQ&A」 (PDFファイル)(699KB)』を参照してください。

山で会うと怖いもの、羆、スズメバチ、蛇、蚊や蚋の大群、そしてマダニ。一つ増えました。

(菊地)
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by woodies | 2013-04-24 12:29 | Comments(0)  

平成25年4月6日(土) 植苗の森 天候:曇り 参加:10名

先週、先々週に続いて植苗の森での作業です。
先週と比べるとかなり雪解けも進んでいましたので、車で行ける所まで行くことになりました。
重たい荷物を担いで現場までの歩きは、皆ウンザリしていたので少しの可能性でもあれば即決ですね。林道にはまだまだ雪が残っているので恐る恐る車を進めましたが、かなり現場近くまで行くことができました。

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ちょうど先週羆の足跡と糞を見つけた場所です。
よく見ると新しい糞が落ちていました。え!?この羆は同じ場所をうろついているのか?何だか怖いなと思っていると、これは熊じゃなく馬の糞だとKYさんが鑑定してくれました。
ああ、トレッキングか?歩幅も馬っぽいので間違いないだろうと言うことで一安心ですね。



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現場は更に雪解けが進み、笹が見えています。
今日の作業は、先週までに切り倒した木の枝払いと近くの製材所まで運ぶための指定サイズの玉切り、切った木を寄せ集めて運搬しやすくする予定でしたが、予定が変更になり業者さんが入ることになったので、飛び出した切り株を切り揃える作業になりました。

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伐採は雪が積っている時でしたので、雪が解けた今は積雪分だけ切り株が飛び出しています。
業者さんが作業しやすくなるように、この切り株を地面際まで切り揃えます。



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地面際は土や小石などが多いためチェンソーの刃が直ぐに切れなくなってしまい、目立てしながらの作業でした。チェンソーの刃がどんどん減って行きます。チェンソーの刃も結構良い値段がしますので、自前で持ち出しの人は辛いところです。


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切り倒した柳の枝から芽がでていました。
春の訪れを待っていたのに、ちょっと可哀想ですね。




お昼は今回もFJさんが用意してくれたストーブを囲んでお弁当です。
植苗の森ではストーブが大活躍でした。寒い時期の活動で、何時でも暖がとれるという安心感は大変心強かったです。ありがとうございました。
さて、ストーブの煙は良い人の方になびきます。今回煙り臭くなった人は誰ですか?

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無事に作業を終えての帰り道、後発組の無事到着を確認して解散です。
だってFJさんが「僕が着くまで帰らないでよ」と、念を押してたからね。信用してなーい!

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次回の植苗の森の臨時作業は、ゴールデンウィークの5月3日、4日です。
5月になると山菜取りツアーもありますので、忙しくなりますね。
因みに、KYさんからの助言ですが、山菜取りに犬を連れて行くと羆が興奮して危険なので、犬を連れて行かない方が良いとのことです。羆の活動が活発になる時期ですので、みなさんお気を付けください。

(菊地)

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山菜犬の出番無しかい?!
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by woodies | 2013-04-07 13:47 | 活動記録 | Comments(0)