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平成27年3月14日(土) 第14回 総会 参加:24名

今年もエルプラザにて総会が行われました。
26年度の活動報告と収支決済報告、27年度の活動計画、役員選出について決議されました。

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26年度の活動で大きく変わったところといえば、「山林調査ワーキンググループ」を立ち上げ、有志を集って活動を開始したことでしょうか。専門知識によって山林調査を行い、作業する山林の全体を把握(データ化)した上で管理し、施業計画をより具体化させる狙いがあります。内容は過去ログを参照してください。

役員選出については希望者、推薦者なく現役員が留任。ちょっとやってみたいって人、どしどし立候補してくださいよ〜。

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その他、参加者から、事故対応のために救急法などの救命技術の全員講習、KY活動の実施などが提案されました。

救急法は良いにしてもKY(空気読めない)活動とはどうよ?確かに空気の読めない人は多いかも知れない。それらの人を生暖かく見守るのではなく指摘し合う活動か?俺のことじゃないだろうな?俺は空気読めるぞ。そう思ってるのは本人だけか?もしかして・・・?。KY活動が提案されている間、参加者の頭の中ではこの様な疑問が渦巻いていた。

そこで空気を読んだFMさんが、KY活動について説明をしてくれました。
KY活動とは、作業前にその作業で予知し得る危険を予測して指摘しあうツールボックスミーティングのことで、危険予測訓練のことらしい。危険性の情報を共有することで予測できる事故を未然に防止する仕組みで、建設業界などでは普通に行われているらしい。

そうなんだ・・・それは必要かも知れない。
安全確保に関する提案が出たところで総会の本題は終了し、第二部の講演会が行われました。
講演会の前にTGさんがスライドショーをしてくれました。未公表の画像などを使って活動を振り返り、楽しく拝見しました。

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その後は、森林インストラクターと樹木医の資格を持つKKさんの講演です。
テーマは「樹木のボディーランゲージ〜身近な樹木の観察〜」。
主に街路樹などの観察から、その木の育ち方や健康状態を調べてみましょうという内容です。

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街路樹が制約された環境の中で、その厳しい環境に順応して生きて行くために頑張っている現状がよく理解出来ました。普段何気なく見過ごしている風景ですが、よく観察してみると色々なことが分かるのだと改めて気付かされます。街路樹をテーマにした講演は珍しいので良かったのではないかと思います。

総会の後は恒例の親睦会です。場所は以前に忘年会でもお世話になった「根室食堂」。

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副会長の乾杯の音頭の後、賑やかに宴会が始まりました。

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料理は、毛蟹、ツブホタテ鮭イカなどのお造り、イカのぽっぽ焼き、キノコのサラダ、ザンギ、ぶた鍋などなど。話題もご多分に漏れず、政治から下ネタまでバラエティーに富んでいます。

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参加の皆様、無事に帰路につけましたでしょうか?
今年の総会も無事に終わり、雪が溶けるのを待つだけです。


(菊地)

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by woodies | 2015-03-15 13:56 | 活動記録 | Comments(0)  

平成27年2月21日(土) 第3回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ

今回は前回の勉強会の続きを行いました。
テーマは森林の資源量の指標となる材積の求め方でした。

材積というのは要するに幹の体積のことであり、樹木の幹を円柱に見立てて計算される。
森林資源の中で最も量の多い木材の量を示す指標になる。
また、林分全体の材積は、気候変動などで二酸化炭素の削減が求められている現在において、その林分がどのくらい大気中の二酸化炭素を吸収するかを示す指標となる。

この材積の測り方は、丸太にして測る方法と立木(りゅうぼく)から直接測る方法の2種類に分けられます。丸太の材積は、幹全体を細かい円柱体に分けて、区分求積法の要領で体積を求めていくのが基本となります。丸太をその中央を通るように縦断し、そうしてできた断面の輪郭曲線を関数に見立てて、その回転体の体積を材積とするという考え方に基づいているようです。立木から材積を求める方法も、丸太から求める方法がベースになっているようです。
しかしながら、立木で一本一本そういうことをすると時間が足りないですし、10数メートルもある樹木の場合、切り倒さずに上部の直径を測るのは至難の業である。そのため、直径と樹高を測ってそのデータを調査に基づきあらかじめ制作されている表に埋め込んで材積を算出するという方法を取ります。

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小屋の外に出て、実際に樹木の計測をするという実習も行いました。晴れていてよかったです。
立木の直径は、地際から1.3mの高さの直径を測ると実務上決められているようです。そのため、DBH(胸高直径)と呼ばれている。立木は方位によって成長の仕方が異なるため、断面を楕円形だと仮定して、縦横の直径の平均をDBHとすることや、斜面では斜面の上側から輪尺を当てること、樹病や外傷、枝分かれにより胸高では円柱としての樹幹の直径を測れない場合の対処法などを教えていただきました。

DBHを測るために使う輪尺のつかい方も事前に学んだ。輪尺は大きなノギスのような道具で、可動部分は頻繁にガタが発生するので、調節ねじを回してガタがないように調節しなければならないみたいです。森林の計測はアバウトにせざるを得ないところが多いので、せめてコントロールできる誤差はなるべくなくしていこうということなのでしょう。

樹高はサイン、コサイン、タンジェント等の三角関数の原理を用いて求めます。言い換えると、測点から対象木までの距離と測点から対象木の頂点を見上げた時からの仰角から樹高を計算して出します。「三角関数なんて久しぶりだよお」と頭を抱えている人もいましたが、斜距離と仰角から水平距離を読み取る表や、同様にして水平距離と仰角から高さを読み取るための表が既製品としてあるみたいです。計算が苦手な人でも安心ですね。

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実際にDBHを測ってみると、胸高の位置が枝の痕などで膨らんでいるものや二股になっているものも多く見られました。いい勉強になりました。樹高を測る際、仰角は測量で使うポケットコンパスを用いて測りました。水平を保たなければならないので、ぐらつかないようにするのが大変でした。また、高い木の仰角を近いところから図ろうとすると、レンズをのぞきこめなくなったりしました。仰角が大きくなればなるほど、1°ずれた時の誤差も大きくなるので、距離を考えることも大事だなと思いました。対象木からの距離が一定であれば、根元と木の頂上を見た時からの仰角の差から樹高を一発で出せるブルメライスなど、ほかの測器もいろいろと紹介されました。

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DBHと樹高を測った後は、小屋に戻り、得たデータから材積を算出しました。
立木の材積は、上述のように樹高とDBHを用いて、調査により作成されている表から対応する材積を読み取りました。立木材積を出すためのデータは、広葉樹は「広葉樹」で一括りにされるものの、各樹種各地域ごとに作成されているようです。前回の勉強会でもあったように、地域ごとに気候や立地条件によって樹木の成長は同樹種であっても異なってくるからです。
また、林分から一部分を取り上げて、林分全体の材積を算出しようとする「標準地法」についても説明をいただき、木の多いころや少ないところなど、変化に富む場合、各場所ごとで取り上げる場所を選ぶことや、材積の算出値が大きく出る場所の取り上げ方をしてしまいがちであることなど、注意点についても説明をいただきました。

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今回の勉強会で、林分の調査において注意すべき点を体系的に学ぶことができました。
参加者の中には、「作業方法だけ学んでもしかたない。バックグラウンドを学べてよかった」と言っている人もいました。「歴史に残る大聖堂を作ることに貢献している」という意識をもつレンガ職人はいい仕事をするという話がありますが、今回の勉強会で、そのような「レンガ職人」を増やすことができたと私は思いました。

また、私自身も調査手法の再勉強のみならず、スマートな森林調査を学べました。広い森林で調査をしていくうえで、一本一本立木を調べていたら時間が足りなくなる。実務的にはある程度粗くてもいいという考え方なのか、樹高は1メートル刻みではかり、隣接する樹木は測った樹木と比較して「1m低い」みたいにして目測で測ったりする。また、統計的に信頼できるくらい数の樹木を計測して、樹高と胸高直径の関係を近似直線で表す方法もあります。自分は何でも厳密に見ようとする性格なので、いい意味で手を抜くやり方を学べた気がしました。

学生生活の終盤で、こういう機会に巡り合えて、私は幸せです。Kさんありがとうございます。そして、もうしばらく教授お願いいたします。

(文:北原 写真:笠倉)


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by woodies | 2015-03-01 12:34 | 非公式活動 | Comments(0)