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7/8(土) 22世紀の森 草刈り

参加人数:23名(うち体験2名) 天候:快晴 猛暑

 6月入会の石川です。参加2回目にしてブログの大役を仰せつかり、芸無しの私には悩ましい限りです。絵日記レベルですが勘弁のほどを…。では、せめて記憶が少しでも新鮮なうちに。
今回の活動場所は、どろ亀さん記念22世紀の森。
 朝、前日からのワクワク感とともに集合場所へ着くと、すでに大勢の方がお揃いです。
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どこに続くの??という伸びた草地を進んだ先に作業会場がありました。
朝のミーティングではリーダーの南部さんから作業分担と注意事項が伝えられ、ちょっとくだけたラジオ体操で体をほぐします。
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こういう基本的な所に、これまで安全に作業を続けて来られた積み重ねがあるんだなと実感。

機械の準備や身支度を済ませてから、刈払機班と手鎌班、間伐班に分かれました。
 私が入れて頂いた手鎌班の仕事は、背の高い草の中から小さなマツの木を見つけ出して周囲の草を刈ることです。
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けれど、この森の歴史や北海道のマツの種類などを教えてくださった、22世紀の森の会の笹さんが、植えたはずの木々が嘆くほど消えてしまっていたようで、本数が少なく残念な様子でした。
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それでも鎌を手に、暑さと大きな毛虫、空腹とも闘ううちお昼になり、
22世紀の森の会の皆さんの用意して下さった美味しい焼肉とおにぎり、お漬物をご馳走になりました。(朝の3時から仕込みなどをやってくださったそうです!22世紀の森の会の皆さん、本当にありがとうございました!!)
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 会長さんから終業宣言があったのは、お腹が満たされ、午後の作業はいかに?…という頃です。
(本日のノルマ作業は午前中に全て完了したため、午後の作業は無しになりました)
体験のご夫妻の入会と作業の無事が報告され、ベテラン会員さん達の後片付けの手際よさに見とれているうち解散。
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今回も森の中で汗(大汗⁈)を流す心地よさを味わういい機会になりました。(ちなみに帰りは、道の草が見違えるほどスッキリした状態なっていました‼)

 全くの素人でただ右往左往するだけですが、会の仲間に加えて頂けて嬉しい思いです。
また、この会が事故予防の上に成り立ってきたことがよくわかり、楽しくて浮かれ気味だったわが身を反省しました。ケガをしないよう、足手まとわぬよう気を引き締めて参加する…肝に銘じます。これからもどうぞよろしくお願いします。
(記:石川)

# by woodies | 2023-07-12 19:51 | 活動記録  

6月25日(日) 高川山林 救命救急講習/道づくり(続き)

参加人数:22名 天候:晴れ

季節は初夏、夏至を過ぎてすでに太陽が高く上った9時過ぎに、かもめ保育園に集まる人の列がありました。そう、ウッディーズの今回の活動のスタートはいつもと少し様子が違う?ようです…。今回の活動は午前中の「救急救命講習」+午後の「高川山林」というハイブリットな内容です。
間もなく、小樽市消防署(銭函分署)の5名の方々もかもめ保育園に到着。9時30分に「救急救命講習」が始まりました。
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講師は小樽市消防署(銭函分署)の佐野さん。テキスト等は特になく、山に入る際の危険について学びました。講師の佐野さんは体験談を交えながら、時に楽しく、時に真剣な語りでお話してくださいました。
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内容をかいつまんで紹介すると、①蛇や蜂に対する対処方法(吸引器具の有効性) ②熱中症への予防や対応(水ではなくスポーツドリンクなどの有効性) ③ダニにかまれたときの対処(感染症の危険があるので、器具使用や病院で処置することの大切さ) ④外傷時の止血方法(手で押さえる方法、三角巾やバンダナで縛る方法など)⑤気道確保の姿勢 ⑥負傷者の搬送方法 といった、なかなか実践的な内容で、どれをとっても大変ためになる講習内容でした。
④の三角巾を使った止血の対応方法は男女に分かれ、二人組で行いました。
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その他参加者からは「こういう場合はどうするのか?」などの質問もどんどん出てきて、ユーモアを混じえた佐野さんの話に盛り上がりました。そして、最後に講師の佐野さんの「生死を分ける秒単位の対応になる。あきらめない気持ちが大切だ!」という、想いのこもった言葉をいただき、11時過ぎに講習は終了しました。
小樽市消防署の皆さん、ありがとうございました!
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その後、皆さんで高川山林へ移動。昼食後、午後の活動に入りました。
昼からはいつもの「ワオーの森」での活動です。朝礼ならぬ昼礼を行い、リーダーの海岡さんの進行で、作業内容の説明、暑さ対策や足場確保などの注意事項について話がありました。午前中にある程度体を動かしたので、ラジオ体操は省略し、数名の「笹刈班」とそれ以外の人「道づくり班」に分かれて作業に入りました。
 「笹刈班」は草刈り機に慣れたメンバーでどんどん刈っていきました。ただ、夏らしくなった森・藪の中で蚊の大群が待ち構えていたようで、容赦なく襲ってきたようです。これからの季節は虫よけは必須ですね。それでなくてもハードな草刈り、笹刈り作業には本当に頭が下がります。
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 「道づくり班」は前回の続きで、開墾した道をさらにきれいに整えていく作業をしました。中心作業は階段づくりです。皆で手分けして、焼き丸太や鉄筋などの資材と道具を開墾した道へ運び、やや急な坂になったところに丸太を敷いて階段を作りました。ただ、焼き丸太を鉄筋で固定するだけの作業ですが、土の中には石がゴロゴロ隠れていて、なかなか鉄筋が刺さっていかない!…ということで、隠れた障害物に意外と苦戦する大変な作業でした。
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途中、無理せず休憩しながらの作業でしたが、木陰の林道を吹く風と木々の緑に、疲れた体には何とも言えない爽快感と癒しをもらえるひとときでした。
後半、焼き丸太も使い切って、石を使って階段をつくるなどして、14時くらいに終了。
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 終わりのミーティングでは「笹刈班」も「道づくり班」も、皆さん充実した顔でしたが、なんと今回で今年の高川山林での作業は終了とのこと…で大変残念ですが、年々整っていくワオーの森づくり…また、来年頑張りましょう!!
(記:在定)

# by woodies | 2023-06-27 10:00 | 活動記録  

6月10日(土)髙川山林(ワオーの森) 道づくり・笹刈り

参加者23名、体験者5名

ウッディーズ入会3年目の佐藤ひかりです。
本日の活動場所は、小樽市桂岡の髙川山林、ワオーの森です。当日は、青空が眩しい、爽やかな晴天!前日まで雨が降っていたのが嘘のようです。しかも、雨のおかげで土壌が柔らかくなっていて、作業を行うタイミングも完璧です。ウッディーズの活動に、天気が味方してくれたようでした。(皆さんの日頃の行いのおかげですね!)
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朝9時の集合時間には、参加者の車がずらりと並び、人数の多さに驚きつつ、髙川山林の急階段を登ります。
全員が集合したところで、朝のミーティングです。今回のリーダー、佐藤友子副会長から、本日の活動内容と、刈り払い機に関する注意事項などの説明があり、その後、冨士本会長と、山主の髙川さんからご挨拶をいただきました。そして、今回は、会員のほかに、体験者5名と、読売新聞の記者さんが一緒に参加されました。
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ミーティングの後は、恒例の方言ラジオ体操で(今回は岩手弁)、コテコテの方言に思わず笑いが溢れて、身体も心もほぐれたところで、活動開始です。

午前中は、刈払機取扱講習の受講希望者、刈払機で斜面の笹刈りをする屈強な男性陣、残りメンバーは道作りと、3グループに分かれて、活動をおこないました。私は、昨年は一度も刈払機を使わなかったので、使い方を再度確認しなければ!と、気合いを入れ直して講習を受講しました。講習では、富士本会長より、機械の構造と、安全に注意した取扱い方法、具体的な笹刈りの仕方、作業に適した服装、メンテナンスの仕方など、詳細な説明がありました。
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講習終了後は、道作りの作業に合流し、谷間の「冒険の道」に向かいます。現地には、蛍光ピンクのテープを結んだ鉄棒が立てられていて、道標になっていました。その目印に沿って、「綺麗に、道らしく!」を合言葉に、作業を進めます。雑草を除去して地面を平坦にならし、土の中から出てくる草木の根を切り、ゴロゴロとした石を掘り起こして、脇によけていきます。
傾斜の急な場所には、足がかりとなる石を積んで階段を作り、目土を入れて固めます。地面がぬかるんでいて、足元が滑りやすいのが難点ですが、階段ができて歩きやすくなると、爽やかな達成感が感じられました。
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やや疲れが見え始めたところで、少し早めにお昼の休憩になり、山を降ります。
笹刈り班の男性陣も、暑さと急斜面の作業でヘトヘトになった様子でした(お疲れ様です!)。
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各自散らばってお昼を食べて、髙川さんからおやつの配給をいただき(ご馳走様です)、しばし休憩のあと、午後の作業を再開。笹刈りと道作りの続きを行いました。道作りは多分、一日で20〜30mぐらいは進んだのではないかな?と思います。大勢で作業をすると、進むペースが早くて素晴らしいですね。
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なお、今回はなんと、体験者さん5名が入会されることとなり、喜ばしい限りです。実は、富士本会長より、「今回は気候も過ごしやすく、作業も(道作りは)さほどきつい内容ではないので、これが毎度の作業と思われると大間違いです(!)。これから夏になると炎天下の日もあるし、肉体的になかなかきつい作業が多いです。なので、入会はそれを覚悟の上で考えてください」という厳しいお話がありました。にもかかわらず、そんなプレッシャーにも負けず?5名入会。仲間になっていただいて、嬉しいです!天候、体調、安全に注意しながら、各自が無理せずに出来ることを、皆で楽しくやっていけると良いのではないかな〜と思いますので、よろしくお願いいたします。
(記 佐藤ひかり)

# by woodies | 2023-06-17 10:02 | 活動記録  

5月28日(日)北山山林 枝打ち

参加人数:22名 天候:くもり

入会3年目に突入したやまだです。今回、初リーダーを務めました。
作業場所は、千歳市平和の北山山林です。千歳ICのほど近く。
作業は、アカマツの枝打ちです。

参加人数は22名。今年度は多数の参加者の集う現場が続きます。集合時刻の20分前に全員集合しました。みなさんのやる気が感じられますね!
朝礼の後、現地に移動です。10分くらい山道を進みます。途中から道が狭くなりますが、これでも前年よりも整備された道だそうです。
北山さんいわく、「環境税」を利用して整備された道とのことです。(帰宅後調べてみると、「環境税」は特別会計の枠組みの「森林環境譲与税」で、市町村に交付されるそうです。ちなみに令和6年度からは個人住民税が1000円引き上げられ、「森林環境譲与税」に利用されます。つまり増税です。世知辛い。。)

現地到着後、北山さんから枝打ち対象の木々の紹介があり、続けて冨士本会長から枝打ちのやり方について説明がありました。まとめると以下の通りです。

- 枝打ちをすることで木々の光合成が促進される
- 下側三分の一くらいの枝を払う
- 枝の根元の少し膨れている箇所(枝座)ではなく、根元から少しだけ離れたところから枝を切るように。枝座を切ると木の回復が遅れ、最悪枯れてしまうため
- 怪我防止のため、ノコギリの引く側に手や体がないように

作業が開始されると、うっそうとした木々がキレイさっぱりに!やればやるほど成果が出るのでみな黙々と(たまに雑談しつつ)作業をしていました。積もり積もった枝たちからはティーツリーの精油のような爽やかな香りが漂います。
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私の作業中、ある枝を切ろうとした時にびっくり仰天!
へ、ヘビ?!噛まれないように少し回り込んで慎重に枝落としをしていると、よく見ると足が。ヘビではなくトカゲでした笑
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お昼はジンギスカンをいただきました。コロナがだいぶ落ち着きつつも油断はできないので、希望者のみがいただきます。北山さんからアスパラ、他メンバーからフキ、行者ニンニク、きゅうりなどの差し入れがあり、焼き場も会話も賑やかなランチになりました。この時間を一番楽しみにしている人は私だけではないはず(笑)。
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お腹が膨れたまま午後の作業へ。参加者が多く作業が捗ったこともあり、少し早めの14時頃の作業終了でした。
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終礼でいつものヒヤリハットの確認。振り下ろしたナタが危うく自分のスネに当たりそうになるという報告がありました。怪我や事故の可能性を下げるためにも、このような実例報告の共有は非常に重要ですね。

最後に改めて北山さんからご挨拶。「木々の伐採は森林組合にお願いできるけど、枝打ちは実施してもらえないので、本当にありがたい」とお言葉いただきました。
冨士本会長は「このような他にはお願いできない作業こそ我々ボランティアの活躍の場だ」とありました。

本記事を執筆しながら改めて、当団体の存在意義を再確認できた1日になったな、と思い出したところで締めさせていただきます。
(記:山田)

# by woodies | 2023-05-29 15:36 | 活動記録  

5月13日(土)苫東環境コモンズ 育林コンペ 間伐

参加:20名 天候:晴 

快晴の下、南区から恵庭に抜ける恵庭線は、柔らかな緑のオンパレード、春紅葉真っ盛り!とてもきれいな景色の下、快適に集合場所へ到着。
 会長が、先日の受賞の賞状と楯を持ってきたので、みんなで「オオーーー!」と覗いて記念写真をパチリ。
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その後、ゾロゾロと車を連ねて現場へ。私が途中から先頭をきって走って、見事、ウッディーズの看板を見逃してはるかに行き過ぎ!!あわわわ~!やっちまったわい!
というスタート! ということで“喜んで”ブログ担当となりました、とさ。

 ここは、いつも11月に来ていましたが、今回間伐の本数を見直すということで、葉が茂った様子を観察しながら選木をするために、春に一度は行ってみようと、ほぼ初めて?春に来ました。柔らかな新芽の緑に囲まれて、あのストレスも、このストレスも吸い取っていただくようです。この現場にしては最高の人数だと思われる20名様。
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まぁ、みんなこんな遠い所までよく来るわね。
ここは薪材もしっかり出るので、今回は10名を超す薪材希望者。

 選木チーム、間伐チーム、お片付けチームに分かれて作業開始。ヘクタール当たりの残木数を今の2/3ほどを目標に当面切っていく、将来的には天然更新を見据えれば皆伐に等しくなるでしょう、との会長のお話でした。
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 間伐チームは2人一組で、十分に周りを見ながら慎重に作業を進めること、事故がないようにお片付けチームとはエリアを分けて作業をするようにしました。
それぞれに分かれて、淡々と黙々と作業をしていくウッディーズは、まさしく作業団体。頼もしい限りです。
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 お昼は、会長が受賞の取材を受けたときに頂いた北海道の森林環境局の方のお土産のお菓子をみんなで有難くほおばりながら。
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 春りんどうという紫の小さな小さな花が見られましたよ。
間伐されたエリアはスッキリ! お片付けされたエリアも林床がスッキリできれいになりました。
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薪材は、全く問題なく、皆さま積み込んでお帰りになられました。新入会員の方も続けて参加くださいまして、うれしいです。
お疲れさまでした。
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(記:さとう友)

# by woodies | 2023-05-15 11:29 | 活動記録