平成30年4月22日(日) 天候:晴れ 高川山林 29名参加


高川山林での今年度2回目の活動は、さわやかな晴天の中始まりました。
2名の初参加の方を迎え、子どもたちを含めると総勢29名という大人数でラジオ体操からスタート。

c0173813_10180858.jpgc0173813_10180965.jpg

リーダーから、本日の作業内容の確認や、作業前のKY(危険予知)について説明してもらいました。さらに、今日の活動が山林を育て甦らせる活動である事を、プリントを使って丁寧に教えていただきました。次はチェーンソーの取扱い講習会。正しいエンジンのかけ方、制御装置の使用方法、チェーンソー使用時の服装等、初心者向けに分かりやすく説明していただきました。
c0173813_12320241.jpg高川山林は、前回の活動から一週間しか経っていないのにエンレイソウ、ヒトリシズカ、エゾエンゴサク等の植物が見え始め、前回よりぐっと春が感じられました。山林に響く、薪割りやチェーンソーの音。倒木運びや薪割り、薪運びにそれぞれが汗を流したところで昼食となりました。
山主の高川さんのパートナー様手作りのおいしい豚汁や魚やシュウマイのフライ、さらに食後のおやなどを参加者全員で頂き、午後からの英気を養いました。ありがとうございます。
いつ行っても気持ちの良い「ワオーの森」も、長年ウッディーズが関わってきたおかげだと聞いています。私にとっては、自分がちょっと頑張った活動が、この山林を育てる事に繋がっているというのは嬉しくて幸せな経験です。ありがとうございます。


c0173813_10181049.jpg春の一日、汗をかいて頑張った皆さん、お疲れ様でした。

最後に・・・息子が、かもめ保育園で作った歌です。

♪「ワオーの森」で倒れた木 根っこに 土がいっぱいだ
ぼっこで ほじくり土落とし まさるおじさんとやったんだ
出てきたよ くるみがね ネズミのかじった跡がある
じいちゃんになっても ずっとやっていたい ♪
(息子の原風景は、「ワオーの森」にあります。有り難い事です。)


金澤絵里 記




午後からの作業は、薪割り班と、伐倒班(伐倒講習会)に別れました。
伐倒講習会では、F本さんを講師として3名の受講者が学びました。
作業中の危険性・注意点や伐倒ルールなどを細かく指導していただいた後、実地訓練を行います。


c0173813_11330376.jpgc0173813_11330222.jpg
F本講師に学んだルールは概ね以下の通りです。

① かかり木にならないような倒しても安全な方向を見つける(真下・真上は危険)
② 木の重心を見極め、倒す角度を割り出す。
③ 自分の待避方向を決める。(倒れ始めたらその方向に避難する)
④ 伐倒前に周囲の邪魔な草木を整理する。
⑤ 受け口(直径の1/3〜1/4)角度は30°〜45°(*)が一般とされているが、経験的に45〜60°を目安にする。
(*30°〜45°とされている理由は、斧で受け口を作っていたときの名残で作りやすい角度だからだそうです)
⑥ 受け口ができたら、倒す方向に直角に切れているか、チェーンソーの歯を受け口に入れて確認。ずれている場合は切り直し調整する。
⑦追い口は、受け口高さの2/3を目安にチェーンソーを入れる。
 ※つるを1/10程度を残すことが重要!つるは蝶番の役目を果たす。(つるの幅は同じになるように)


c0173813_11330256.jpg

ルール説明後、まずは見本でF本さんが1本倒します。
教科書通りに狙った場所にぴったり倒す技術!
さすが先生!!かっこいいー!♡



次に(一応)経験者の私が倒します。10本程度は倒したことはありますが、まだまだ半人前。いえ、かじったレベル。
人前で倒すのは緊張しますが、学んだルールを反復しつつ、いつもより慎重に切り進めます。
そして、ほぼ狙い通りの方向に倒せましたー!???
と、思ったら、あれ〜〜〜〜!!
c0173813_11330197.jpgかかり木になってしまいました・・・ガ〜ン( ༎ຶŎ༎ຶ )
木の長さを計算できていなかったこともありますが、もう少し谷側に重力で傾くと思っていたのが、計算が違っていました。
やっぱりまだまだです・・・(後日、T川さんとチルホールで引っ張ります。。)




次はご家族で参加されている、I部さんが挑戦しました。
F本さん指導のもと、丁寧に確実にチェーンソーの歯を入れていきます。
すると!受け口ができたところで、木の中に空洞(樹洞)があることが判明。
樹洞がある場合、つるをきちんと残しても木自体が途中で割れる可能性も有り、危険が伴います。
逃げ場を確保し、木の状態を見ながら切っていきます。
そして木が倒れ始めると・・・・・案の定狙いとは全く別の角度(谷側)に倒れました。( ゚д゚)
怖いですね。樹洞の倒木は計算通りには行かないと言うことをリアルに学びました。
切り口を見たF本さんが「つるが残っていないですね、切りすぎです」とチェックが入り、
つるの大切さをさらに丁寧にご指導いただきました。


c0173813_11330231.jpgc0173813_11330104.jpg

最後の挑戦者は、伐倒初体験となるS本さんです。
切れるチェーンソーがなく四苦八苦されていましたが、頑張って受け口を作った後、指導が入ります。
目標としている方向に切れておらず、手前側は切れているが奥側が切れていないと言うことのようです。
c0173813_11330130.jpgF本さんに受け口を調整してもらった後は、追い口を切りすすめ、無事に狙い通りの方向に倒せました!
おめでとうございます!
F本さんが切り口をみて「つるの残りが平行でない」とチェックが入り、切り方のコツをさらに丁寧にご指導いただきました。


人の振り見て我が振り直せと言いますが、
失敗も含め、人の倒木技術・その都度の指導も自分の経験とさせてもらえたので、大変ありがたい経験でした。


伐倒作業後は、チェーンソーメンテナンスの講習も入れていただき、一連の作業を経験できました。
やはり切れないチェーンソーは疲れます。そして燃料をいっぱい使います。
次回は「ばっちり切れるチェーンの目立て講習」をお願いしたいです!
F本さん、ありがとうございました。

そして皆さん、大変お疲れ様でした!!!


c0173813_10181063.jpg

宮田 記



[PR]

# by woodies | 2018-04-25 12:20 | 活動記録 | Comments(0)  

平成30年4月14日(土) 天候:曇り 高川山林 18名参加

2018年度の活動が高川山林の薪割りでスタートしました。
天候が心配されましたが、晴天とはいきませんでしたが風もなく良い活動日和となりました。

新しく参加された方4名を含めて総勢 名の大勢の皆さんが参加されました。
今年はじめての活動ということで最初のミーティングはしっかり時間をかけて、念入りに行いました。

1 作業をしている人、特に玉切りや薪割りをしている人には近づかない。
2 近づく時には良くコンタクトをとって作業を中止してから近づく。
3 山の斜面が急なので転倒に十分注意する。
4 玉切りした材が転げ落ちないように見守る。

など、皆で安全に作業する点での注意点を確認しました。
その後、各々が出来る作業の役割分担をして、玉切り、薪割り、薪運びに汗を流しました。

また、私たちの作業とは別に、ワオーの森を楽しむ子供たちやそのお父さんお母さんも多数見えていて、残雪を滑り降りる子供たちの歓声もこだましていました。

また、私たちの作業とは別に、ワオーの森を楽しむ子供たちやそのお父さんお母さんも多数見えていて、残雪を滑り降りる子供たちの歓声もこだましていました。


c0173813_22451544.jpg
c0173813_22461174.jpg


お昼にはMさんの奥様が、いつもながら美味しい豚汁と、その他に唐揚げのみぞれがけ、キャベツのお漬物、手作りチョコケーキと豪華なランチをご提供くださいました。美味しかったぁ!いつもありがとうございます。

c0173813_22474476.jpg
c0173813_22473639.jpg


午後からは山の中腹にある材を下に下ろす作業も加わり、転倒や材が転げ落ちないように 注意しながらの作業も行われました。

2時少し過ぎに作業も終了し、最後のミーティングでは新しい参加者の皆さんの感想と決意もお聞きすることができました。今回は男性の方4名で、そのうちのお二人は20歳と17歳という若者でした。皆さん薪割りに挑戦し奮闘してくださいました。改めて男性パワー、そして若者パワーのすばらしさを感じさせてくださいました。

c0173813_22490353.jpg
c0173813_22484249.jpg
c0173813_22482179.jpg
c0173813_22483185.jpg
c0173813_22503028.jpg
c0173813_22505229.jpg


皆さんこの日の作業も楽しんでくださったとのことで、4名全員入会して下さることになり、参加者皆さんの暖かな拍手でお迎えすることができました。 川上記
[PR]

# by woodies | 2018-04-15 22:52 | Comments(0)  

2018年3月11日 22世紀の森(臨時施業)【支援】 枝払い

天候薄曇り 新山川草木を育てる集い 7名 ウッディーズ 2名


突発的施業であり、周知期間も数日。オフシーズンのためか、ブログにはアップしたもののコメントは役員3名のみ。総会で話されたお楽しみイベント提案にも課題を残す結果となった。


さて、気を取り直していざ当別へ。

札幌は乾燥路面で当別に入るころにはところどころ舗装路面が出てる程度の積雪路。慎重にハンドルを切りながら現地へ向かう。当別ダムの辺りに出没するキタキツネの兄弟(姉妹?)には会えず、待ち合わせ場所の除雪センター(22世紀の森向い)に到着。顔合わせの後いざ現場へ。


未だ1.3m程の積雪をズボ足で漕いで施業場所へ。本日の作業は雪で引っ張られている枝の切り落とし。

作業場所は6~8年生の林班。気温も上がり若干の汗をかきながら気持ちよく作業をした。


c0173813_13373741.jpgc0173813_13384614.jpgc0173813_13390549.jpg
c0173813_13415768.jpg


10時ごろには積雪も緩み、スノーシューを装着。11時ごろまでには作業終了することが出来た。

その後K山さんを除いて8名で太美にある某有名ラーメン屋さんへ(本当は焼肉屋さん。テールラーメンが有名)。食べるのに夢中で写真は撮り忘れました…。

久しぶりのあっさり塩ラーメンは、かなり美味し!わかっちゃいるけどやめられない。汁まで完食。ごちそうさまでした。


雪の作業も久しぶりに楽しめました。問題は皆さんにいかにお伝えするかですね。

会員の皆さーん!1日1度はブログチェックを!!


冨士本



[PR]

# by woodies | 2018-03-12 14:34 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年12月2日(土) 大島山林(安平町)支援  天候:晴れ 参加:3名

本日は、志を同じくする他団体への支援活動である。

NPO法人 苫東環境コモンズさんのフィールド、大島山林だ。

このフィールドについて・安平町について・苫東環境コモンズさんについての紹介は、
昨年の活動ブログに詳しく掲載しているのでぜひご参照されたい。
2016-12-3(土)
http://woodies.exblog.jp/26222880/

c0173813_06290621.jpg

 天気は荒れることなく、今年最後のフィールド作業へ私たちを迎え入れてくれた。

 参加は3名。苫東環境コモンズさんから作業エリアの指示を受け、さっそく作業に取りかかる。

 作業内容は、風倒木・枯損木の処理となる。







天気は晴れだが、日中も気温は上がらない。
手袋をしていても手が冷えるが、身体を動かして対応する。

c0173813_06290742.jpg
c0173813_06290721.jpg

 傾斜し倒れかかった木(傾倒木)の除伐作業を行なった。
 透き通った空気の中、チェーンソーのエンジン音が高らかに響く。
 今年ラストの作業は順調に行なわれた。
 
 厳冬期を迎える。 
 切り出された木々は火となり、人々を温める。

 今年も無事に年間活動を終えることができた。
 参加できた会員。参加できずも心で応援した会員。
 皆さんの思いは、小さな活動でも成果として表れる。
 感謝ひとしおである。

 
 余談。 このブログを読んでいただいた方々へ。
  
 街の中にゴミを捨てる人。捨てない人。
 あなたはどちらだろうか。
 大勢の人が「私は捨てない人だ」と胸を張るだろう。
 
 ではさらに訊く。
 あなたは、そのゴミを拾う人か。見過ごす人か。
 
 
 小さなことでよい。
 まずは実行することが大切だ。
  
c0173813_06290666.jpg

           (筆: 森井 浩樹)
  

[PR]

# by woodies | 2017-12-02 06:19 | 活動記録 | Comments(0)  

平成29年11月26日(日) 高川山林(小樽市) 天候:晴れ 参加:11名(+子ども2名)

冬がやって来た。

厳しい季節の訪れは、「身構える」ことと「受け入れる」ことの
相反する二つの感情をもたらす。
北国に暮らすひとびとには、この心情をご理解いただけるだろう。

冬は、交通障害・除雪費用・建造物の倒壊・心身の疾病発症など、
マイナス作用があることは疑いのない事実だ。

しかし。
過酷な環境の中でも人は、何らかの温かさ・美しさを感じ得る能力が
備わっているものだ。
冬のにおい・純白の雪原・透き通った空気・煌めく星座・ストーブの火。
それを囲む人たち。

c0173813_14490110.jpg


















(写真:右側の樹木の穴は天然記念物クマゲラ食痕)




本日は、冬の木々を守るための作業だ。
何から守るのか。
ネズミからである。樹皮がかじられるのである。

ネズミが嫌うと思われる匂い・忌避物質を含んだ
「アスファルト・フェルト」を木々に巻き付けて
ネズミの食害を防ぐのだ。

北海道の山野に生息する野ネズミは数種類いる。
その中で樹皮をかじるものとそうでないものがいる。

林木食害獣とされるのが『エゾヤチネズミ』だ。
エゾシカの食害と並び林業被害は大きい。
エゾヤチネズミは、見た目はずんぐりして、耳が小さい。
頭胴長10~15cm。
尾長は4~5cm(からだの半分くらい)。
山林・湿地・草地など、笹や下草などが生い茂る環境を好む。夜行性。
2~5年ごとに大発生する。天敵に、フクロウ・テン・キタキツネ等。
食物連鎖の中では、上位種が少なければ下位種が増える。
生態系のバランスが大切だと、ここの部分だけで理解できる。
夏季はイネ科やカヤツリグサ科の植物繊維、果実、種子など食べるが
冬季は樹皮をかじる。※これが問題。
雪の下(と地面とのすきま等)を自由に駆け巡る。
敏感な耳と鼻とを駆使し見つけてそれを捕食するのがキタキツネ。
獲物の少ない北国の冬には重要な食糧だ。
エゾヤチネズミはエキノコックスの中間宿主であることは言うまでもない。
ところで、エゾヤチネズミはドングリの“先端”をくわえて運ぶのだそうだ。
先端には根・芽となる大切な胚があり発芽できなくなることもある。
c0173813_17242948.jpg














(画像:札幌市円山動物園ホームページより)



一方、『エゾアカネズミ』というやつがいる。 
こいつも山野に暮らす。夜行性。 種子・根茎のほか昆虫も食べる。
尻尾は長い。頭胴長と同じくらいの長さがある。木登りが得意だ。
こちらはドングリの“底部”をくわえて運ぶ。
大切な先端を傷つけることがない、よって発芽を妨げることがない、
種子撒布に役立っている(と言われる)。
冬季に樹皮をかじるのはエゾヤチネズミのやつだろうから、オイラは
無罪・冤罪だ。 見た目、ネズミらしいネズミだろ?
c0173813_17242915.jpg














(画像:札幌市円山動物園ホームページより)




本日のリーダーはFMさん。
11月11日にこのフィールドで作業予定だったが、低気圧の接近により荒天中止へ。
日を改めて、本日の作業となった。
c0173813_14490166.jpg
子ども2名も参加してくれた。これからもよろしく!
c0173813_14490077.jpg
さて、ネズミの食害から木々を守る作業スタート。

みんな協力して手際よくおこなわれる。
山主TGさんの手さばきは職人レベルだ。
c0173813_14483151.jpg

c0173813_14473085.jpg

この日の作業では、全部で60本ほどの木々をアスファルト・フェルトに包み込んだ。



ネズミがいるとは聞いていても、本当にいるのだろうか。実感が湧かない、と思った矢先!
あ!これはっ!
いる! 間違いなく、いる!!
すでに木の幹の下部がかじられている・・・。そして、そいつの足跡も発見。
c0173813_14483026.jpg

  

 

  大切に木々をしっかり包んであげよう。
c0173813_04130825.jpg
木々の囲い作業が続くなか、同時進行で間伐作業も行われた。
c0173813_14490146.jpg


午前中の作業はおおかた終え、本日のお楽しみ「窯焼きピザ」の時間だ。
このピザ窯は、FM亭からこの場所へ引越し・移転設置されたものだ。
アウトドア活動において、ことさら楽しさを際立たせてくれる。
c0173813_04131387.jpg
  

  
c0173813_14480397.jpg
 

   寒い冬だが、心まで温まるようだ。
   火を熾し、火を育て、キープする。
   いつも無心になれる時間だ。
   子供たちが大人になった時、ずっと後になった時、こんな風景を覚えているであろう。



c0173813_14483174.jpg
空腹も、心も満たされる。

ここ高川山林からの眺めは、素晴らしいのひとこと。

 c0173813_04131143.jpg

   
c0173813_14480054.jpg
日本海が見える。
夏の海もよいが、冬の海もまたよし。

吹雪にもならず、充実した冬の一日であった。
c0173813_04130525.jpg

今朝起きたときよりもずっと冬に向かう心構えができた気がした。

皆さん、お風邪など召されぬようご自愛のほど。

(筆: 森井 浩樹)



[PR]

# by woodies | 2017-11-26 04:10 | 活動記録 | Comments(0)