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東京大学富良野演習林見学ツアー

6月17日(水)、18日(木) 参加者:18名 天気:2日間とも曇り

 17日9:00新札幌に集合。
外から見たら小型バス、中は驚きの土禁キャンピングカーに乗り込んでいざ富良野へ。
 
 どろ亀さんの林分施業法を実践している森を見学するツアー。心は躍る
富良野の生涯学習センターで、今回の案内役倉橋昭夫氏と待ち合わせをする。

 東大演習林の犬飼氏が直接案内してくださることに・・・
長年の夢だった演習林の案内を現場の職員の方にしてもらえるのはラッキーだが、行き先が広く市民に開放している神社山と聞いて、ちょっとがっかり。だって、東大演習林長の入林許可証もあるのに、、、

 まず、山火事跡の天然林で車から降りる。まだ若い再生二次林で広葉樹主体。
形質優良木や有用稚幼樹を残し、有用樹種を植栽、早期に針広混交林への誘導をめざしているとのこと。
c0173813_20304687.jpg 
 次に、択伐林分へ移動。択伐林分では適切な選木がキーポイントで、樹齢や径級ではなく、15年に1回巡ってくる施業年の森林を思い描いて決定する。選木する木もベストの状態で伐採され、伐採した後の林分が15年間ベストの状態を保てるように、現地検討会を経て選定するのだそうだ。

 大径木を育てることは、300年500年のスパンで将来を考えること。これってすごい
高価値材を持続的に生産する経済的機能の追及も、大学の研究林だからできることで一般の生産林家でも可能なのだろうか?
でも、大径木を育てることが、森を守ることになりそうなことは理解できたし、
天然林の中に形質良好な大径木を残すことを手助けをすることが、天然林での施業法?と見た。

 ここ東大演習林では、形質良好な優良広葉樹は単木ごとに登録されていて、番号をつけて地図上にも落されているが、現場の木にも印がついているそうだ。
(でも、1本も見ることはできなかった。残念!)
c0173813_2033116.jpg最後に、手を加えず自然のままを残している天然保存林を見学。年数の違うトドマツの倒木更新が見られ、感激。大径木には、確かに生きる気がある。

 翌日は山部のユーフレ川沿につくられた心地よいフットパスを1時間ほどかけて歩く。50年前に植樹(トウヒやトドマツ)し、その後手も入れられず、植林地としては不成績造林地となったが、現在ちょうど良い針広混交林となっている、という林を見て、ちょっと複雑な気持ち。自然は人の手を必要としていないのでは?

 帰りは、雲の切れ間から注ぐ光を浴びてキラキラ輝く緑のトンネルを抜けて、窓の外に広がる深い緑の針葉樹淡い緑の広葉樹の、緑のパッチワークの針広混交林を眺めながら帰途に着いた。                    (那須川 記)

by woodies | 2009-06-18 00:00  

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