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'10-02定例活動 田嶋山林 間伐

4月10日(土) 参加者:18名 天気:はれのち曇り一時小雨

4月も第二週目に入り、国道から山林に通じる道の雪はすっかりとけましたが、山林や駐車スペースのあちこちにはまだ雪がのこっています。あたたかな日差しの中、ハンノキの雄花(花穂)が枝から下がっているのに気がつきます。

今日は、カラマツの ①枝打ちと間伐 ②主伐(皆伐) 二つのエリアに分かれて作業します。
ミーティングで作業内容と担当するエリアを確認します。
②の作業は50年を超すカラマツの伐採という危険を伴うもので、
作業時には特に十分な注意が必要です。
会員であり森林組合で働くYプロが安全作業の徹底を周知します。

作業開始です。\'10-02定例活動 田嶋山林 間伐_c0173813_2131658.jpg
①では林道から見える範囲の枝打ちを行います。
この場所のカラマツは
すでに45年生ほどになっていますので、
作業は林としての風景の美しさ(修景)を
目的とするものです。
高枝鋸の柄を伸ばして、作業にとりかかります。
高い位置の枝打ちは
刃を枝に食い込ませる感じがなかなかつかみづらい。
 「切れているかな?」
 「大丈夫、鋸屑がちゃんと落ちているから~」

経験の長いメンバーが枝に刃を入れる方向や、力の入れ方などのコツをアドバイスします。

間伐では、チェンソーを使って枯れた木や成長の悪い木を選んで伐採します。
2~3人の組に分かれて作業を行います。
伐倒を知らせる笛の音のあとに、木が倒れるズシーンという鈍い音。\'10-02定例活動 田嶋山林 間伐_c0173813_21315979.jpg

成長の悪い木を選んでいるとはいえ、
この場所のカラマツの
根元の直径は大きなもので28cm
高さは18mほどありました。
切り株を見ると、
植栽後10年間ほどは
年輪の間隔が広く成長が良いのですが、
年数がたつにつれて年輪が狭くなっています。
日光の奪い合いの中で周囲のカラマツに負けてしまった様子がわかります。

伐った丸太は枝を払い、後で重機で運搬しやすいように4mの長さで玉きりをします。

昼休みは、駐車スペースに戻って参加者みんなで昼食をとります。
前回の活動で知り合いになった田嶋山林のお隣さんが肉団子汁を差し入れてくださいました。
「山で食べるものはなんでもおいしい」ものですが、今日の温かなお汁は具だくさんでだしがきいていて本当に格別でした。 ありがたいことです。

午後はちょっと雲行きがあやしくなり小雨も混じり出しましたが、午前中の作業を継続します。

今日は作業の終わりに作業中に落としてしまったナタを皆で探す場面がありましたが、
今回の落とし物もすぐに発見!
ウッディーズの「失せもの探し」能力はなかなかのものです。

次週の作業、そして今日の「ヒヤリハット」を確認して活動は終了しました。(Ao記)

by woodies | 2010-04-10 00:00  

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