'10-16定例活動 荒巻山林 除伐・整備
予定では、柴原山林での活動だったが、急遽荒巻山林に変更。
山はすっかり木々の葉が落ち、
所々に黄葉したカラマツが残るだけだ。
雪は近い。
荒巻山林でも、
先月27日に降った、
湿った重い雪があちこちで木を折り、
林道を塞いでいる。
まず、その整備から始める。
今日は、
先回やり残した“もう少し明るい森にしたい!”という思いで除伐を行なう。
林床に陽の光を・・・でも、強い除伐にはしたくない。
そのために、どの木を伐るか。悩む。ここまで育った木を簡単には伐れない。
不良木なら決断は早いのだが。
枝先が触れ合っている状態で、どの木を残すか。
迷ったら、次回に譲る。
今日は班編成せず、一人ひとり、チェンソーを手に、森に入る。
チリヂリに散ってゆく。
一連の作業を一人ですると、チェンソーのエンジンを切る機会も多く、
色んな作業をすることになるので、こまめに休憩を取れる気がする。
でも、山仕事は、一人では力不足の事も多く、私みたいな非力な力でも役に立つ。
その逆は、もっと多く、今日もずいぶん近くの人に助けられた。
空を見上げて、木元をぐるっと廻り、
少し離れて全体を見渡し、
伐る木を決める。
方向を決めて、倒す。
枝を払う。元から先へ。
上を、向こう側を、手前を、下を。
2mに玉切りし、トングに挟んで運ぶ。
積み上げる。
手から離れた瞬間、
木と木がぶつかり合う音が林内に響く。
コーン!!いい音!。
山仕事をしていることを実感させてくれる。
昼休みに、パラッと来た雨も、何とかもってくれた。
気になっていた、明るさを何とか実現できた。
これからも、年2回程度、除伐・整備活動していくことを確認。
今日も、安全にそして楽しく作業ができた。 (那須川記)
by woodies | 2010-11-16 22:11