【支援】安平町 遠浅 大島山林 風倒木処理
木々の葉もすっかり落ちた。その落ちた葉がフットパスを埋め尽くし、フワフワ度は綿入れ状態。
この大島山林面積は70ha毎年3haずつ作業をして、20年かかる。はぁ~!。
でも、死ぬまでこの森と付きあえるわけだ。みょうにうれしい。
20年先の森全体も楽しみだが、
日々作業するごとに美しい森に変わっていくのが見えるのがいい。
車から降りた時、ヒヤッとした冷たい空気を感じたけれど、
森の中は、陽射しが閉じ込められているのか、暖かい。
今日は、2人ずつペアを作って作業にかかる。
作業内容は前回と同じ。
枯死木、ツル、傾斜木、萌芽木を除去し、
枝先が触れているかを目途に混み過ぎ状態を緩和するように除伐。
薪に使用可能なものは、120センチ程度に玉切りし、
ヤブ出しし、フットパス沿いに10本程度野積みする。
前回から気になっていた、風倒木の架かり木の処理からはじめる。
根元に刃を入れる。
伐り終わって、木を回そうとしたら、架かりが突然外れた。
と、木の先端が枯れていたために、途中で折れて、先端部分3m程が、こちら側足元近くまでに飛んできた。
想定外の現象に一同びっくり。
とりあえず安全は確保できたが、全員、大きなため息と共に、苦笑い。
木が倒れる時の力は想像を超えている。
40cmを越える風倒木の架かり木処理。苦労した~。
チルホールを使ってもウンともスンとも言わない。
人力も加わって、総出での作業となる。
何とか架かりをはずした。
そばで、いつもHPの活動の記録にコメントを寄せてくれる
会員のAiさんが「森の妖精」のように
作業を見守っていてくれた。
根元は太すぎてとてもフットパスまでは運べない。
出来る範囲で、玉切りし、運び出すことにする。
終業間近の運び出しは、結構きついが、
やっぱり運んでよかった~!
フットパス脇に山積みされた薪材に満足感が広がる。
Aiさん!森の空気を吸って、
森の音を聞いて、
落ち葉のフットパスを歩いて、
あわせて山仕事の楽しさや、
大変さを感じてもらえたでしょうか・・・?
by woodies | 2010-11-23 00:00