10月25日(火)~29日(土) 白神山地満喫ツアー 参加:8名(男女各4名)
10月25日(土)夜10時発の夜行に乗り込み、いざ出発!皆「よろしくお願いしま~す」
10月26日(水)
5:40青森着。青森で朝市を探し朝食を。これが「当り!」美味しかったわぁ!生のまぐろの入ったお刺身定食。菊のお浸し、鮭のハラスと、盛り沢山。お米のおいしーこと!幸先いいねぇ。
レンタカーを2台借りて、男女に分かれる。
白神山地というのは、白神岳を中心にいくつかの連峰となっており、その中心へ入るには5,6時間の登山となるため、今回は世界遺産白神山地の周辺を周る旅とする。
ということで、スタートはミニ白神へ。ガイドさんにお願いして、「くろもり」へ入る。
初のブナ林、美しさは勿論、しっとりとした空気の中に埋もれる。木の水の音を聴診器で聞いたり....大満足で出てきて、美味しいおにぎりを。
次はハロー白神館。若いお兄さんが一人で管理しているという資料館。一生懸命に説明してくださいました。
途中、光信公の瀟洒な館を見学しながら黒熊の滝へ。これがまぁ見上げること、圧巻の滝でした。
この夜は現役のマタギ 吉川隆さんの宿へ。夜はきのこ尽くしのお料理を食べながら、吉川さんのお話を聞かせて頂く。木を切るのは悪いことではなく、正しい管理の仕方であるなど、また白神山地の名付け親だったり、色々なお話を伺えました。なんとか北海道へも講演でおよびできないだろうか...
朝、気づきました。この民宿には熊の剥製が五頭、生の熊が二頭(飼っているそうです)...
10月27日(木)
26日はくもりでしたが、この日は朝から晴天!もう終盤の紅葉も光をさすと全てが光っています。きれーーーー!!
津軽峠まで走って「マザーツリー」へ。樹齢400年!みな抱きついて、触って、そのパワーを感じる。圧巻!以外の言葉はない...
そしていよいよアクアグリーンビレッジANMONへ。これでまた暗門の滝を目指して3時間の散策。そこここから水が湧き出ている山である。川に沿って歩く。本当に山と水が一体であるリアル感がある。紅葉に埋もれて歩く幸せ感。皆、葉っぱ拾ってはブナだ、ナラだ、カツラだ、クロモジだ....前へは進まない....
それからが大変。ぐるぐる巻の山道を走ること2時間。スゴイ道でした。地元の人に言わせると「あそこは道じゃない」
そして、不老不死温泉へ入って、宿は“グリル王池”。行ってビックリ!グリルとは程遠い外観。しかし魚尽くしの美味しいお料理ととてつもなく広いお部屋を頂きました。(30畳以上のお部屋で4人。ひとり、畳は6枚でした)また宿のおばさんたちも優しかった。
ここではウッディーズ当初に大きなお力を頂いた矢村さんご夫妻と合流、秋田県仙北市に在住ということで駆けつけて下さいました。ゆっくりとお酒をかたむけながら、思い出話し、また今の子供さんファミリーのお近くでの暮らしぶりなどをお聞きしました。美味しい秋田米のお土産も頂き、ありがとうございました。筆者、私は初めてお会いしましたが、勝新太郎さんをもっと爽やかにされたような素敵な方、奥様も可愛らしいまたおもしろい方でした。
10月28日(金)
朝6時から十二湖の散策。え~、こんな朝早くからぁ、ってのが私ですが、入ってみたらなんとも素晴らしいブナの森。紅葉と緑の静かなしっとりとした空気の中を8人で、ゆっくりと散策するなんとも言えない幸せ感。
相変わらず、ブナだ、ナラだ、カツラだ、はいつもの通り!これがまたいいBGMなんです。
ちなみに、このBGMにより、全く木の知識のない私も「上級」クラスの一部を覚えることができました。それはなんと!「クロモジ」。和菓子のあのかっこいい爪楊枝の木なんですが、なんともいえない品のよい香りです。
この散策たっぷり2時間。朝食を食べて、この日は急遽決まった「おいらせ渓流」へ。秋田側をまわって4時間。無事おいらせへ。平日なのに結構な人出、さすが紅葉オンタイム!1時間半ぐらい歩いて、よく写真で見るような絵のような風景を楽しむ。さすが渓流の流れはきれいでした。
これから八甲田山を越えて青森市へ向かう。八甲田の紅葉の中のドライブ、これがまたきれーーーでした。紅葉の中に投げ込まれたかのような美しさ、黄色、金色の林は輝いて、北海道のホワイトアウトの黄色版、のようといった感でした。
谷地温泉で今晩用のお風呂を頂く。これがいい温泉!この辺では別格だよ、という地元の方の言葉にうなづく。ゆっくり1時間。
一路、青森へ。レンタカーを返して、みんなで最後のシメの居酒屋へ。タッチパネルで注文するなんていうハイカラな目にあいながら、わいわいとお酒を楽しむこと3時間。寝台列車へ乗り込みました。
本当にいい旅でした。みんな無事で、誰もが楽しんで、なにより時間がゆっくり(企画者の太田さんのスケジューリング)。みんな感謝を口にしながらお別れしました。ありがとうございました。
長くなりましてごめんなさい。
by woodies | 2011-10-30 22:35