平成25年5月6日(日) 野幌森林公園観察会」天候:曇り時々雨 参加:20名
小雨の中、決行といおうことで集まった約20名、午後の講義を午前にもってきてのスタートとなりました。
【講演】「林業の歴史を地域づくりに活かす - 士別市朝日町の事例から -」
講師 青柳かつらさん(開拓記念館学芸員、環境学博士、ウッディーズ会員)

昨年の総会の講義が素晴らしかったので、再度のお願いとなりました。
士別の朝日町は林業で栄えた町、林業の機械化により人口が減少し、また外材の輸入で林業も衰退してきた中、地域ならではのお宝を自覚、記録、伝承することにより、町の活性化、お年寄りたちの元気を取り戻し、活気ある町にしていこうという試みが、「知恵の蔵運営委員」さん達により行われていることを講義していただきました。
林業の労働技術の 伐木→木回し→集材→運材の具体的な方法をスライドを使ってわかりやすく説明いただき、たとえばのこの目立てもできる人たちが少なくなっていくことや、若者たちを取り込むことは収入といかに結び付けていくかという難しさなどを考えさせられました。
歴史を知ることは、人々の崇高さを知り、その伝承を考えることはとても大切なことだということをお勉強しました。
午後からは、小雨の中散策をスタートしました。
【野外観察】森林を歩き、草木の萌えや野鳥の生態を観察する。
(自然ふれあい交流館~大沢コース、エゾユズリハ・コース~出発点)
講師 春日さん、中野さん 宮本さん(元会員)

雨で寒くて、何の花もなければ芽吹きも少ない中、宮本さんを隊長とする講師の先生方が、それはそれは細やかに説明してくださりました。
フキノトウがオスとメスがいることから始まり、
木にはオス、メスがあったり、オスメスが共存する両性木があること
これはやなぎですが(柳にはずいぶんたくさんの種類があるそうです)、ウサギがかじった跡です。雪の上からウサギが」かじるのですが、ナイフで切ったようにスパッと切られているんです。

ナナカマドはバラ科で、花言葉は慎重、安全、硬い木質で高級炭となる
福寿草は花の中でも光合成をして、夏は夏眠をする

野幌の森林は戦争中にその樹木が飛行機などあらゆる戦争の道具として切倒されたので、森林としては若く、原生林とは言い難い、など

ハイイヌガヤです。丸いのは花ですが、1年目は葉っぱの前のほうに、2年目は葉っぱの後ろのほうに花をつけ、リスクに備えているそうです。また実がとても甘いので、タヌキは夜勤して食べつくすそうです。

本当にたくさんのことを教えていただきました。
あまりに多かったので、書きました内容が正確ではないことをご了承ください。
でもたくさんの樹木の話は、命名の由来から、生物のありようは生きるにとても精巧にできていて、人生の勉強のようでありました。
とても書ききれないのでお許しください。
宮本先生は元ウッディーズの会員で、入会をきっかけに生物の勉強を始めたそうで、ほとんどが独学、今では北海道ボランティアレンジャー協会のボランティアガイドだそうです。
宮本さんや中野さんのフォローもあり、バラバラと歩く中、どこでもお話を聞くことができました。本当にありがとうございました。



広報部S著 5月3日、4日はこの次になります。ご了承下さい。
【講演】「林業の歴史を地域づくりに活かす - 士別市朝日町の事例から -」
講師 青柳かつらさん(開拓記念館学芸員、環境学博士、ウッディーズ会員)

昨年の総会の講義が素晴らしかったので、再度のお願いとなりました。
士別の朝日町は林業で栄えた町、林業の機械化により人口が減少し、また外材の輸入で林業も衰退してきた中、地域ならではのお宝を自覚、記録、伝承することにより、町の活性化、お年寄りたちの元気を取り戻し、活気ある町にしていこうという試みが、「知恵の蔵運営委員」さん達により行われていることを講義していただきました。
林業の労働技術の 伐木→木回し→集材→運材の具体的な方法をスライドを使ってわかりやすく説明いただき、たとえばのこの目立てもできる人たちが少なくなっていくことや、若者たちを取り込むことは収入といかに結び付けていくかという難しさなどを考えさせられました。
歴史を知ることは、人々の崇高さを知り、その伝承を考えることはとても大切なことだということをお勉強しました。
午後からは、小雨の中散策をスタートしました。
【野外観察】森林を歩き、草木の萌えや野鳥の生態を観察する。
(自然ふれあい交流館~大沢コース、エゾユズリハ・コース~出発点)
講師 春日さん、中野さん 宮本さん(元会員)

雨で寒くて、何の花もなければ芽吹きも少ない中、宮本さんを隊長とする講師の先生方が、それはそれは細やかに説明してくださりました。
フキノトウがオスとメスがいることから始まり、
木にはオス、メスがあったり、オスメスが共存する両性木があること
これはやなぎですが(柳にはずいぶんたくさんの種類があるそうです)、ウサギがかじった跡です。雪の上からウサギが」かじるのですが、ナイフで切ったようにスパッと切られているんです。

ナナカマドはバラ科で、花言葉は慎重、安全、硬い木質で高級炭となる
福寿草は花の中でも光合成をして、夏は夏眠をする

野幌の森林は戦争中にその樹木が飛行機などあらゆる戦争の道具として切倒されたので、森林としては若く、原生林とは言い難い、など

ハイイヌガヤです。丸いのは花ですが、1年目は葉っぱの前のほうに、2年目は葉っぱの後ろのほうに花をつけ、リスクに備えているそうです。また実がとても甘いので、タヌキは夜勤して食べつくすそうです。

本当にたくさんのことを教えていただきました。
あまりに多かったので、書きました内容が正確ではないことをご了承ください。
でもたくさんの樹木の話は、命名の由来から、生物のありようは生きるにとても精巧にできていて、人生の勉強のようでありました。
とても書ききれないのでお許しください。
宮本先生は元ウッディーズの会員で、入会をきっかけに生物の勉強を始めたそうで、ほとんどが独学、今では北海道ボランティアレンジャー協会のボランティアガイドだそうです。
宮本さんや中野さんのフォローもあり、バラバラと歩く中、どこでもお話を聞くことができました。本当にありがとうございました。



広報部S著 5月3日、4日はこの次になります。ご了承下さい。
by woodies | 2013-05-08 22:36