平成25年9月14-15日(土日)下山山林&Kさん所有地
下山山林は室蘭にある。遠い、遠い。時間もかかるし、金もかかる。往復のガソリン代や高速料金は半端じゃない。 なのに、ウッディーズ会員のある部分は毎年いそいそと出かける。下山山林にどこか特別な意味合いを感じているんだな、きっと。
その下山山林に、今年から会員のKさんが所有する魅力的な空間が加わり、室蘭の「吸引力」は更に強くなった。
6時過ぎに銭函の自宅を出て、同乗をお願いする手稲のO田宅に向かう。 土砂降りだ。この3連休を狙い撃ちしたように、この3日間だけ全道的に雨の予報が出ているでも、どうなるか行ってみなければ分からない。 幸いなるかな、室蘭のKさん所有地に着くころには雨が上がった。
そこは 0.5ヘクタールの宅地だが、現況は山林・原野という趣だ。バス停のある市道側から奥へ緩い登り斜面になっている。土地の一角に地下水が湧出し、小さな流れをつくっている。ここにはサワガニが棲んでいて、春にはミズバショウが咲くという。
春先、道路と住宅に近接するヤナギの木から飛び散る柳絮(りゅうじょ=綿毛のついた種)が近所迷惑では…、と気にするKさんの要望に従って、大小10数本を伐採・玉切りし小枝を整理する。
M山さんが、バス停付近も含めてきれいに草を刈る。 敷地の向かい側に住むK夫人のご両親が‘何とスッキリしたことか’と感心される。チェーンソーのエンジン音に‘何ごとならん’と思ったらしい町内会長も出てこられ景観の変わりようにビックリされる。
何か立派なことをしたような、チョット良い気分で現場を後にして、下山山林へ移動する。
下山山林の作業経過はパスして、お楽しみの宴会のことから。(もちろん作業はチャンとやりましたよ (^^;))
幸か不幸か、日が陰る時刻が早まってきたので、手元が明るいうちからいそいそと準備を始める。
M山さんが秘蔵の「古酒」を出すわ、出すわ。「最古」のものは1990年もののハスカップ酒。91年もののマタタビ酒、スモモ酒なども。その他にもそれぞれが持ち寄った梅酒やシソジュースに高そうな焼酎など飲み物が続々登場。、ニンニクの丸焼き、牛肉、秘伝のチーズ、取れたて野菜、おでんなどを賞味しているところへ、Kさんからドサッと「室蘭やきとり」の差し入れ。「室蘭やきとり」は、豚肉、タマネギ、洋辛子という珍しい取り合わせに独特のタレで、「知る人ぞ知る」のご当地グルメということだが、そもそもの発祥は古く、謂わば労働者の街・室蘭で培われた郷土料理…、食文化の域に達しているもののようだ。
宴会は、笑いに満ちた「年に一度のお祭り」という雰囲気になるのだが、ウッディーズの歩みを振り返ったり、技術と安全意識の向上を中心に現状ついて語り合ったりする重要な機会でもあり話が尽きない。
宴が盛り上がったところで、O田さんがみんなの見ている前で打って茹でてくれた蕎麦が、「お待ちどおさま」と出てくる。口々に「うまい、うまい」と言いながら、あっという間に平らげて、話し合いは更に続き、夜は更けていく。
(あんまり楽しくて、下山山林では写真を撮り忘れた (-_-;) ) (久しぶりにT著)

室蘭に旋風襲来!!
ウッディーズの活動に参加して K.知美
9月14日、室蘭市の外れの小さな住宅街にちょっとした旋風が起きた! 台風がやってきていたが、それではない。札幌から突然やってきたウッディーズ旋風が住宅街にある湧き水の湧く荒れた森を、手際よく、手早く、バタバタと木を倒していったのだ。
その様子を見に、ちらちらと近所の人が集まり、驚いて二度見してはまた立ち止まる。 見る見るうちに、荒れた森がきれいになっていく・・・。 町内会長がやってきて、下山会長やK山さんに話しかける。
「これは一体何事ですか? 朝に見た景色とはまるで違う!」


私はまだウッディーズの活動には3回しか参加しておらず、その3回は枝の剪定や植林作業で、木を切る作業風景は見たことがなかった。初めての木を切る作業は、あまりに迫力があって、参加している自分が思わず知らず傍観的になってしまうほど!
本当にすごかった!!(^^)!
午後からは同じく室蘭の下山山林で薪つくり。
これも初めての経験。ベテランの方々の体力とサクサク仕事をこなしていく知識と技術に改めて驚く。
夜は下山会長の小屋で火をおこして野外での宴会。
N川さんの「いやー、本当にウッディーズってすごいよね! 今日は改めて思った!」という言葉に本気で同感した。
ボランティアなのに、本格的、見学人ができる仕事ぶり。ウッディーズの会員であることを心から嬉しく思った。仕事が忙しいなんて言っていられない、これからはもっと活動に参加できるように予定を調整しよう!
さぁ、道具を買わなくちゃ! まずはかたちから入る…?(^_^;)
by woodies | 2013-09-14 10:00 | 活動記録