ひさびさの当別町です。
ここ、山田山林のブログ記事は、以前にも書かせて頂きました。
当別町が好きだと書いたのですが、やはり、好きです。
ここ一週間も続く「長雨」。ほぼ梅雨じゃないか。なんだろう。 『ウッディーズ 小雨はくらいは何のその』。 うまい。(拍手)
脈絡もなく、熱中症の話しです。
高気温のときは要注意ですが、高湿度にも注意が必要です。
本日の気温19℃。しかし、雨による高湿度。このような環境下の運動は汗が吹き出し、しかも蒸発しない。蒸発しなければ気化熱による体温低下効果を得られない。
水分補給と休憩はマメにとりましょう。
水だけよりも、ナトリウム・電解質を含むスポーツ飲料がよく、糖分の気になる方は、5分の1に水に薄めて飲むとよいです。飲む点滴と言われるOS-1(オーエスワン)という商品もあり。
ツツドリやイカルなどの夏鳥の声を聞きつつ、作業開始です。
笹や草が伸びています。これらを刈払いますぞ。

テキパキと作業は進行します。バリバリ笹を刈払いますが、地面にやっと根を下ろした稚樹は大きく育つよう、そっと残しておいてあげます。
額に汗する「UEくん」は、森林科学を学ぶ大学生であります。
植物にめっぽう詳しい優秀な若者であります。しかしながら今日、長ぐつを忘れました。

途中、ちょっと休憩を入れます。
「ひぇ~怖い怖い」と言いながらOTさんが作業から戻ります。恐怖におののく要因はツタウルシの群生です。
刈り払うことで、油性樹脂「ウルシオール」が大気中に揮発し肌の弱い方は発疹を引き起こします。
なにしろOTさん、つい最近うるしにかぶれてしまったばかり。やっと治ったの腕には痛々しいなごりがありました。
この草刈り作業。森林科学的にみてどうか?との私の問いに対し、草に覆われた林床が太陽の光を受けることができ、森にとっては大変よいことです、と期待どおりの立派な意見を述べておりました。
どうのこうの、テキパキと作業は進められ、予定していた作業完了。
お昼ごはんをおいしくいただきました。


午後の作業にとりかかる直前、雨足が早くなったため本日は終了。
また二週間後に、ここに来ます。 お疲れさまでした。

(著:森井)