平成28年9月10日(土) 北山山林(千歳市) 枝打ち
天候: 晴れのち雨
活動: 草刈り・枝打ち
参加: 7名
千歳市にある広大な山林です。
今日はアカエゾマツを育てる作業、“枝打ち”です。
『顔を合わせて談笑』
前回の5月の作業は、長い林道の草刈りでした。
しかし、すでに9月。車の行く手を阻む(前方が見えない!)オオアワダチソウなどをかいくぐって進みます。
今月のさらなる作業のため、まずは林道の草刈りをしました。
『晴れたり曇ったり』
途中、重要な作業もありました。
それは「盗難防止」。 山林への立入禁止の鉄パイプごとを持ち去るという輩(やから)もいる。しっかりそれを阻止する。
『盗難防止1』
『盗難防止2』
現地到着。ラジオ体操とKY活動(危険予知)の後、作業開始。
本日は、アカエゾマツの枝打ちです。
「枝打ち」は、無節の(フシがない)良材の生産を主目的とします。
また、間伐とともに林内に光を入れる大切な作業です。
林内に日光を入れることで林床(地面)の下層植生の欠乏を防ぐこと、森林火災の際の延焼を防ぐことも目的とされます。
そのため、林床からある程度の高さまでの枝を打ち払います。
枯れ枝、折れた枝もきれいに払います。
道具は、主に、手ノコ・ナタ・高枝切りです。
打ちます!打ちます!打ちます!
打たれました~。
恒例の、ビフォー&アフターです。
そして、光が射し込むことで新しい生命が生まれるのです。
『ミズナラの成長』
作業に没頭していると、ふと目に留まるものがあります。
森はふしぎだな。キレイだな。生きて、死んで、巡って、また生きて。
作業も終盤戦、手ノコの切れ味が良くないです。
マツ類の脂(ヤニ)が道具にくっ付くため、みんなでキレイにします。
混合油でピカピカに磨き上げます。
『道具は大切に』
おいしく昼食をいただき体力チャージ。午後からさらに作業続行。
あり余る気力・情熱・体力に、スコールのような雨がジュジューッと降りそそぎ、 本日の作業は終了です。
今年は台風の天災がひどかった。
私たち小さな人間にはなにができるだろう。でもやらねば。
秋ですね。
『あぁ、秋ですね』
(森井)
by woodies | 2016-09-12 22:51 | 活動記録