参加:11名(体験1名)
天気:晴れのち雪
作業内容
① 前回伐採・玉切りした樹木の搬出
② 前回伐採し、玉切りをせずにおいた樹木の玉切り・搬出
③ 次回間伐のための選木・マーキング
④ 風により折れかけた枝の枝打ち
1班は以前、伐採・玉切りしておいた木をブルーシートに乗せて搬出した。
ブルーシートを二つ持って現場まで斜面を登り、一つのブルーシートに丸太を1~2本乗せた。
そして二人ないしは一人でブルーシートを引っ張り、斜面を下った。
斜面下部の丸太集積スペースまでは斜距離にして約50メートル程で、障害物もなく搬出の条件は良好であったが、それでも重い丸太を引っ張ることで汗をかいた。引っ張り続けると林床の落葉落枝が丸太の前方部分に溜まり、進み具合が次第に悪くなり、そのたびに手で落葉を除くという作業を繰り返した。途中でブルーシートの一つが破れてしまった。丸太を載せるときに、出っ張った枝などがブルーシートに当たっていないかどうか確認する必要があった。
二班は、以前伐倒だけ終えた樹木をチェーンソーにより玉切りする作業を行った。
チェーンソーは2台で、そのうちの一つは小径木用の小さいチエーンソーであった。
玉切りすべき樹木は径が大きく、小さいチェーンソーでは苦心する大きさであったが、担当者が器用にチェーンソーを上下左右に動かしながら切っていた。
この樹木は直径の2倍程度の短い長さで玉切りし、斜面を転がして搬出した。
三班は次回以降に間伐する林分において、胸高直径を測りながら、樹木にマーキングを行った。
以上の作業を午前中に行い、昼食を山小屋にて摂った。キムチ鍋が用意され、それぞれがもってきたお弁当と合わせて味わわれた。
午後は搬出作業の続き、風で折れかけた枝の処理を行った。
幹が途中から折れてしまっていた樹木もアリ、その木は根元から伐採した。
伐採は受け口をつくり、斜面に対して斜め方向に倒した。折れかけた枝は高枝用のこぎりで切った。
午前中から続いた材木の搬出は、3時前まで搬出をかけて、この日はこれで終わることとした。
(三川)