平成30年8月11日(土)恵庭市防風林 列状間伐
天候:曇り後雨 参加11名 + 恵庭市役所員
前回に引き続き恵庭市の防風林の間伐作業です。
この日は「山の日」でしたが、山ではなく平地での活動となりました。
私、久々の参加です。
この時期は何だかんだと私用が重なりサボリ気味になってしまいますが、先日STさんにブチブチ言われたので「行ってみっペ」ということで(笑)。
札幌市内は昨日から今朝にかけて大雨だったので中止も覚悟していましたが、STリーダーの判断により実施となりました。変な天気で、札幌市内でも晴れの所と雨の所があったようです。
極秘の内部調査によると、皆で食べようと昼食用に用意した大量の蕎麦が余ると凄く困ったことになるので、大雨でも決行したのではないかと言う調査報告も出ているとかいないとか・・・。
さて、現場に到着すると、殆ど片付いていて、残すところ数本と言った感じです。
前回やり残した伐採木の枝払いと玉切りから始めました。
伐採する松の木は直径20cm前後の真っ直ぐに伸びた木で、極端な偏芯木もなさそうなので練習にはうってつけです。私とMDさん班長の2班に分かれて作業しました。
私の班には恵庭市役所の職員の方に入ってもらい、伐採をしてもらいました。
MI会長の見守る中、少し緊張気味で作業しています。
一本目、上手く倒れました。二本目、やっちまいました。
伐倒予定方向と真逆に倒れて掛かり木になってしまいました。受け口、追い口とも精度がなく、ツルが全く効いていません。私もバーが止まった時に、手伝って途中でクサビを入れたのですが、そのままクサビで倒せば良かったと反省しています。方向は多少ずれると思いますが、多分、行けたと思います。
練習も兼ねていたこともあり、ツルの幅が手前と奥が合っていなかったので調整するようにアドバイスした直後の出来事でした。手前のツルを切ってしまい、辛うじて少し残っていた奥のツルも重量に耐え切れなくなって外れてしまい斜め逆方向に倒れてしまいました。ツルがカクンと外れて逆方向に倒れ始めた時はビビりました。全員瞬時に退避行動しましたが、ちょっと危なかったですね。
ほんの少しの重心の差なので、ツルの調整が上手く出来て、クサビを後数回打ち込むと楽に予定方向に倒れると見ていましたが、想定外の結果となってしまいました。
会の活動では広葉樹の伐採が多く、針葉樹をついつい甘く見てしまう傾向があったかも知れません。初心者なのだから、もっと注意しているべきなのに細部のチェックを怠っていました。これも反省ですね。木の伐採はどの樹種でも危険が潜んでいますから気を抜いてはいけません。
掛かり木処理は伐採作業の中でも最も危険な作業です。掛かり木にしない伐倒技術と慎重さは必要ですが、なってしまったものは仕方ありません。安全に処理をしましょう。
ついついやってしまいがちな元玉切りは凄く危険なので極力避けて王道を行きます。先日の坂本山林で大活躍したプラロックの出番です。
ズリズリズリ・・・。
三人交代で引っ張り出して地面に落としました。地面を削りながら1m以上引きずっていますね。プラロック恐るべし・・・。なんて、文章にしてしまうと一行ですが、結構な重労働でした。夏バテ気味のおっさんにはキツイです。
体力もかなり消耗したので、掛かり木を地面に落としたところでお昼にします。
この日は蕎麦三昧です。STさんが大量の蕎麦を用意してくれました。
各自、好みのトッピングでマイそばを作ります。
大量の蕎麦が用意されていたので、食べ放題です。
何時もは蕎麦で腹一杯になることは殆ど無いのですが、この日はポンポコリンでした。ありがとうございました&ごちそうさまでした。
ちなみに、大量の蕎麦は完食でした。暑い日が続いていますが、皆さん、食欲に衰えはありませんね。良いことだと思います。
午後は残した木をサクッと倒して枝払い玉切りをして、この日の作業を終えました。
玉切りした伐採木は、恵庭市民から希望者を募り、配布する予定だそうです。
このフィールドの作業は全て終了しました。
作業日数2日間、参加延べ人数22名+αのフィールドでした。参加の方、お疲れ様でした。
終了後、一部の会員は近くの温泉へ直行したのかな?
(菊地)
by woodies | 2018-08-12 11:27 | 活動記録