4月9日(土)高川山林 薪割り・間伐・チェーンソー取扱講習会
この冬の記録的な積雪にヒーヒー言いながら雪かきしたのも今はすっかりと過ぎ去りし過去となりつつある、はずでしたが…。
4月9日本年度も待ちに待った第1回目の活動が行われました。
市街地や道路は残雪がやや残るもののすっかりと春景色なのですが、山はやっぱりね。まだまだ雪がたくさん積もっております。いや、積もりすぎ。過去に例のない残雪の量にびっくりです。

そんな高川山林ですが、会員有志がこぞって協力し除雪に労を費やしていただいたおかげで階段や山風庵前の広場はきれいになっておりました。ありがとうございます。

皆さん仕事も家庭も忙しいでしょうに、たまの休みにまで除雪に来てくれたなんて、これもひとえに山主である高川さんの人となりがなせることでしょうか。
例年この春一番の活動は参加人数がとても多いんです。今回も26名の参加!みんな待ってたんですねぇ。

今日の活動は、薪割とチェーンソー取扱講習です。
午前中はチェーンソーの講習のためいつもより静かな中、薪割や山中からの薪材降ろしが始まりました。今年は雪が多かったためか鹿の食害が多く、樹皮がきれいに食べられてしまった樹がたくさんあり、まずはその片付けからです。順調に薪割が進んでいきます。


講習も今年からはチェーンソー作業に携わる会員は全員参加となりまして、なかなか盛況でした。体験参加や新入会員の方々含め大勢の会員が真剣な表情で聞いておりました。

お昼休みには伐倒時における合図の確認を行い、午後からの伐倒講習に備えます。
また、白樺の樹液採集も子供たち中心に体験し沢山の樹液が取れました。焼酎を割るとおいしいらしいです。
午後からは、午前中の講習を生かして玉切り作業にチェーンソーが唸ります。
また、希望者を募っての伐倒講習も行われ、2本の大木を伐倒しました。


倒した樹を玉切りし、山から降ろしてこの日の作業は終了。薪割も随分と進んだ様子です。
体験の方2名も、存分に楽しい汗を流し無事入会していただけることとなりました。
さて、次回は24日。引き続きの薪割作業と、楽しい道作りが待っています。
また大勢の参加を期待しています。
皆さーん!自然の中で春の息吹を感じませんかー?マスクを外して思いっきり深呼吸しましょうよ。
(記 冨士本)
※間伐ボランティア「札幌ウッディーズ」は、真如苑(一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC))様他、様々な団体様からの助成金を頂き活動しております。
by woodies | 2022-04-12 15:08 | 活動記録