9/10(土) 江別市防風保安林 整理伐
札幌ウッディーズ活動2年目のやまだです。
今回の活動は江別市の防風保安林の整理伐です。
私は江別在住ということもあり、地元の役に立てるとなってテンションが上がります。現地の場所は分かりにくく、車が停めにくいということで、付近の野幌農業環境改善センターに集合です。
立派な社会人を演出すべく「5分前集合」を実践しましたが、なんと皆さんさらに早く到着されていました!!おかげで幸先良く、時間通りの9時からミーティング開始です。
今回のリーダーは桑原さん。作業内容について説明がありました。
「コソンボクとカンボクを主に整理していきます。」という内容。コソンボク?カンボク?聞き慣れない言葉です。ミーティングが終わった後、桑原さんにコソッと意味を尋ねに行ったのは内緒のお話です。
枯損木(コソンボク)は文字通り「枯れて損じた木」。文字通りですね。「枯」を「コ」と呼ぶ馴染みがなかったので気が付きませんでした。灌木(カンボク)について作業後に自宅で調べたところ、「灌」は「群がり生える」という意味があるそうです。
思い起こすと、今回の現場では元々植林され成長した木々の間に背の低い木々がうっそうと生えていました。この二文字で現場の様子を的確に表せているんだなと感心しました。
ウッディーズの活動に参加するとたくさんの非日常的な体験ができますが、普段は使わない知識を得られることも醍醐味です。また1つ賢くなりました。
さて、江別市の職員さんに先導され、現地に移動です。そこには立派な防風林がありました。防風林のお隣はブロッコリー畑です。
江別は札幌よりも風が強く、なるほどこうやって畑は風から守られているんだなと思ったところに職員さんから「ブロッコリーは適度な風がないと美味しく育たない」と説明がありました。
ブロッコリー収穫量全道一の江別をいつも誇っている私は、やる気に満ち溢れました!
今回の作業は灌木ということもあり細い木が多く、手のこでの処理がメインでした。
チェーンソーの使用者は数名です。
江別市職員さんも作業にご参加いただき、まずはチェーンソーを使わず、皆さん手のこで作業を開始。
この日の最高気温は約25度。日差しが強く、厳しい作業になることを覚悟していました。
私も手のこでひたすらギコギコと。みるみるとうっそうとした木々が無くっていき、気持ちの良い風が注がれるようになり快適に作業できました。
ブロッコリーたちもこの風のおかげで美味しく育つはずです。
途中、江別市の職員さんから飲み物の差し入れがありました。ありがとうございます!
飲み物休憩後、チェーンソーでの枯損木などの伐採を開始しました。
防風林の中での伐採のためか、かかり木になることがちらほらありましたが、
そこはロープなどを駆使し、持ち前のチームワークでなんなく対応です。
待ちに待ったお昼休憩の時間です!複数のメンバーから「いつもよりも静かなお昼休憩だなぁ」という声が上がりました。ムードメーカーのともこさんが残念ながら不参加だからでは?という結論に落ち着きました(笑)。
午後からも午前と同様の作業です。ひたすら刈って刈って刈るべし。
メンバー全員と江別市職員さんの頑張りのおかげで、こんなに見違えるようになりました!!
今回は怪我もヒヤリハットもなく、無事に作業を終えられました。
次回も同じ現場でブロッコリーのための作業になります。
自宅に帰ると偶然、食卓には江別産ブロッコリーが出されました。
食べながら、「おいしいブロッコリーを食べるために次回も頑張ろう!」と誓いました。
(記:山田)
by woodies | 2022-09-12 15:44 | 活動記録