11/12(土)苫東環境コモンズ 育林コンペ(間伐・枯損木処理、薪材採集)
札幌から高速で1時間のところにある苫東環境コモンズへ行ってきました。今回の活動は、年に2回ある育林コンペの1回目。次回は、11月27日(日)に開催されます。
主な活動は、間伐、枯損木処理、薪材採集となります。薪ストーブユーザーからは「ここのナラは最高にいい」ととっても喜んでいました。私も薪ストーブを使っているため、とてもわくわくして活動に参加させていただきました。ご興味のある方は、ぜひ次回はご参加ください。
今回の活動には、通常のメンバーに加えモエ・ヘネシーさんから4人の方が体験にて参加してくださいました。
今回の活動の主な目的は、何よりも林を整えること。冨士本会長から初めに森林密度についての話をいただきました。
この場所での活動は、まず森林密度を測り、木の本数が密集しないように本数を数えるところからスタート。ビニール紐を持ち合いながら木の本数をみんなで数えていきます(直径7センチ以上の木を数える)。
そして、余分な木を選び、倒していくことになります。選ぶ基準としては、萌芽したものや倒した際にかかり木にならないものを選ぶなどの難しさがありましたが、先輩の方々の木を選び方がとても参考になりました。やはり現場で学ぶのが一番。奥が深い世界でした。冨士本会長からのありがたいお話の後活動に移ることになりました。
今回の活動の注意点としては、笛を吹いても周りに人がいないかを自分自身でしっかりとチェックすること。枯損木を切った際に、倒れるときに木が折れて頭に落ちてくることに注意。私は、2回目の参加となるため、このような一つ一つのアドバイスがとてもありがたい。そして、自分自身が笛を持っていないことに焦りを感じています。次回は、必ず持参したいと思います。
活動にはいるとそれぞれ各地に散らばり、素早い手つきで木が倒されていきました。山の中に、こだまするチェンソーの音と笛の音。時間があっという間に過ぎていきました。
お昼になると佐藤友子さんからのキノコや野菜のたくさん入った温かいお味噌汁をいただきました。外での活動では、何よりも染みるものがあります。緊張した時間と体力勝負の現場では、とてもありがたいです。感謝しかありません。
お昼が終わると一旦車に薪を積み込みました。みなさん積み込み量のギリギリまで積み込み、顔には笑顔。協力して「まだ入る、まだ入る」と言いながら積み込むのも楽しい時間です。
午後も午前と同様に活動を行いました。天気と気温に恵まれて快適に活動をすることができました。そして、時間よりもやや早めに活動は終了。
体験で参加されたモエ・ヘネシーの方からは、日頃は経験することができないことを体験することができ、今後の仕事に活かしていけると充実した1日であったことが伺えるコメントをいただきました。
今回も充実した1日となりました。私自身ももっと戦力になれるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。
(江田 記)
by woodies | 2022-11-14 10:23 | 活動記録