カテゴリ:非公式活動( 8 )

 

2016年10月1日(土) 大澤山林 伐倒・搬出(非公式活動・支援)

活動場所:当別 大澤山林
作業内容:トドマツ伐倒、搬出
実績:伐倒8本、搬出3本
天気:晴れ
参加者:9名

大澤山林は面積約10町歩で、約半分の台地状のエリアがトドマツとカラマツの人工林、残り半分は沢沿いの複雑に入り組んだ地形で、ダケカンバやイタヤカエデ、ミズナラなどの天然広葉樹林です。
人工林はすでに林齢が70年を超えているため、天然更新により徐々に広葉樹との混交林に移行することをめざしています。そのために、1本1本の木の樹勢や混み具合を見ながら択伐をおこなう計画です。
また、広葉樹林は明るく気持ちのよい空間なので、散策路を整備して一般の人たちを招待できるようなエリアにする予定です。

この日は天候に恵まれ、風もなく、伐倒には安全な秋の日となりました。
最初に、私が5月からササ刈りをして作った散策道をご案内しながら、各ゾーン(樹種の特徴をある程度眺めた中で凡そイメージした範囲)を説明し、『岬めぐり』と勝手につけた不思議な形状の借景や『木漏れ日テラス』と名づけた広場などを見ていただきました。

その後、あらかじめ選木してあったトドマツ(樹齢70年以上、樹高20m以上)を8本ほど伐倒してもらいました。
経験豊富な女性陣がチェンソーでサクサク枝払いを行う姿は圧巻。手早く、ナタを使いこなされている姿も初めて拝見しました。

午後は、枝払いして4m程度にカットした丸太をPCウインチで林道まで曳き出しました。
PCウインチの調子が今一つでしたが、ロープを綱引きの要領で曳いていく姿は楽しそうでした。
今年はまだまだ全体を把握することができておらず、来年以降も札幌ウッディーズさんに協力をして頂きながら、楽しく、「山学び」ができると嬉しいなと思っております。
この度は本当にありがとうございました。
来年も宜しくお願い申し上げます。(大澤)

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5月から私がササ刈りをして作った散策道をご案内しました。

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午後からいよいよ、選木してあったトドマツの伐採開始です。

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直径30cmほどのトドマツをねらい定めた方向に見事に倒します。

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あざやかな切り口

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サクサクとチェンソーを操作して枝払いを行う女性陣。

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手際のよいナタさばき。

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玉切りするときにチェンソーの歯が抜けなくなってしまいました。
仲間がいると助かります。
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トドマツを8本ほど伐倒。見上げると空がポッカリ。

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手前のトドマツに括りつけているのがPCウインチ。
ホンダの4サイクルエンジンで駆動します。

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PCウインチは動力と摩擦力を応用した牽引機械です。
人力で引っ張っているように見えますが牽引力は1トン。
直径30センチ、長さ3.8mのトドマツでもするすると曳き出されます。

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伐倒した材をPCウインチで山道まで曳き出します。
スキッドコーンというプラスチックの帽子をつけるとひっかからずにするする曳けます。

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当別の大澤山林に駆けつけて下さった方々です。

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今日は皆様、本当にありがとうございました。
来年も是非、当別 大澤山林へお越しください。
お待ちしております。


以下は参加者の感想です。

「大澤さんの楽しそうで嬉しそうな山への熱い思いが熱いトークとなってみんな圧倒されました。」(Mさん)

「なにより大澤さんの明るさと楽しさが素晴らしかったです。見事な快晴で、青空をバックにした緑は最高でした。」(Sさん)

「何より大澤さんが楽しく・力強く山仕事をしているのが、山全体を希望のオーラで包んでいる様でした。」(Kさん)




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by woodies | 2016-10-14 22:49 | 非公式活動 | Comments(0)  

平成28年1月30日(土) 第6回森づくり交流会 参加9人

楽しかった~!
1月30日、 コープさっぽろ未来(あした)の森づくり基金が主催する「第6回北海道の森づくり交流会」が開催され、16の組織と多くの個人が参加しました。

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交流会はメイン会揚の札幌と全道10会場がテレビ中継で繋がっていて、楽しい体験ができました。「第一部」は写真絵本作家・小寺卓矢さんの講演。小寺さんは十勝・芽室町に在住のカメラマン。「森に息づくいのちの繋がり」をテーマに森林風景を撮影し、作品を「写真絵本」として世に問うという活動をしています。小寺さんが話された一言一言が印象に残ります。


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「少し目をこらせば、何気ない森の風景からも何かが見えてくる」、「森にある全てのものが何かの役割を果たしている。死んだものさえも命の更新を支えていく」などなど。
面白い試みがされました。阿寒の森で撮影された、花、虫、木の芽などの映像6枚をスクリーンに映し出し、テレビで結ばれた各会場の参加者がその1枚ずつにふさわしい言葉(文章)をつけるというものです。それを再現してみると次のようになります。

ハチがイチゲの花の蜜を吸う写真には「おいしいなあ」という言葉が添えられました。
以下、花に取りつくアリ 「きれいな花に、えさ探し」
羽化したばかりのセミ 「きょうね!(生まれた)」
大木の根元に粘りついて上を見上げる(?)カタツムリ 「てっぺんには、いつ着くだろう」
発芽したばかりのオニグルミ 「こんにちは」 2本のブナの実生 「いっしょだよ」

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遥か離れたところにいる、知らない6人が「詩」を紡ぎ出し、一冊の「写真絵本」を作るという斬新な試み。即妙の言葉の新鮮さ、みんなで作るという一体感、和やかさがたまりませんでした。小寺さんのお話しは、森ってこんなところ、子供だちとのワークショップ、何を考えて写真をとつているのか、モリイクのことなどなど興味尽きない盛りだくさんの内容でした。
そうそう、自作の写真絵木「森のいのち」の読み聞かせも良かった。見て、聞いていると日頃のあれやこれやをすっかり忘れて、その世界に入り込んでいましたもの。絵本は子どもだけのものではありませんでした。       

(ここまで 高原 記)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「第二部」は、小寺さんと、「もりねっと北海道」代表・山本 牧さんの対談。
以下、印象に残った山本さんの森づくりに関わる至言のいくつかを。植物は生きものと見なされないことが多いが、生きものそのものだ。植物の方が熾烈な生存競争を生き延びている。(アレ? 小寺さんのお話だったかな)
森は…なるようになる。生きたがっている樹を育てれば良い。人間は森と関わらざるを得ない。その関わり方が問題だが、「罪悪感」を持ちながら、謙虚に、対話しながら…。森は人間の我が儘を許してくれるかも知れない。人間の試行錯誤を森はフィードバックして(返して)くれる。森をつくることで人が育つ。森づくりは人づくり。

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「第三部」は、各参加団体による活動自己紹介。制限時間1分の「アピール・コンテスト?」
昨年は、ウッディーズが「よくアピールしたで賞」(?)を受賞したので、今回も「二匹目のドジョウ」を狙って虎視眈々。一分間ピッタリの、入念な原稿を用意して臨んだが、チョットしたアクシデントが切っ掛けで、声は上ずるは、セリフは忘れるは…。ウッディーズ自慢の活動を述べるズーッと手前で、無情にも終了のブザー(チャイム?)が響く。マイクの前で呆然としていると、脇から係の女性が引っ張り下ろしに来たりして (>_<)
コンテストの結果発表が始まり、うな垂れて、いや、平静を装って健気にも各受賞者に拍手していると、「札幌ウッディーズさん!」とコールされるではないか!「もっと話したかったで賞」の受賞だって (^O^)


トドック! トドック! 主催者の優しい思いやりが失意の老活動家?にトドック!
だから、というわけでは断じてなく、とても楽しい、有意義な集会だった。ただ、久しぶりに会うウッディーズメンバー、交流の機会を設けなかったのが痛恨の極み。(計画していたのに…)
日頃の活動にはなかなか参加できないけど、森や自然に対する関心を満たすこの種の催しには参加するという会員が多いということに改めて気付かされた…という意味でも有意義だった。

(高川 記)
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by woodies | 2016-01-30 19:00 | 非公式活動 | Comments(0)  

平成27年6月6日(土) 第6回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ 参加:9名 天候:曇り

参加者は9名、天候は曇天でこの時期にしては肌寒く、ひと月ばかり前の気温ではあったが、山林を上下しての調査には陽射しもなく疲れなくてちょうど良かったかも。
前回の調査で山林に入った時にはまだ残雪が多く残っていたため見通しもよく大して苦労せずに調査が出来たように記憶していたが、今回は、オオハナウドを筆頭に草が生い茂っている上、話題の“マダニ”もいるということで一寸嫌な予感がした。
集合時間の9時から少し遅れて工程の説明と確認の後、班分け・KY(危険予知)確認・ラジオ体操でコンディションを整えていざ山林へ。

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足繁く通っているオーナーも気づかなかったというサルメンエビネやギンリョウソウ等の植物が確認できたのは大きな収穫?

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予想通り、たかだか20m四方ほどの標準地内の樹木数、直径測定、樹種、区分、樹高測定等の調査を始めたが、思いのほか斜面がキツく、また前日までの降雨で足元が脆弱なため、何度も足を取られ思うようにことが進まず、結局、予定の14時を大きくオーバーして活動を終了。

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上着もズボン泥だらけ。自宅に戻って鏡で顔を確認したら案の定、数箇所ダニにやられてました。その日は熱めのお湯に入浴し早めの就寝としました。

(川端)

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by woodies | 2015-06-09 23:54 | 非公式活動 | Comments(1)  

平成27年3月28日(土) 第4回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ

4回目の山林調査WG講習会。
週初めからの寒さと雪が嘘のように青空が広がり暖かい中、高川山林の小屋に集合です。
今回は、これまでの座学や実習の成果を用い、実際に山に入って調査してみる実習となります。
短い時間で効率良く計測できるように、班が編成され、読図・撮影班、直径測定班、樹高測定班+標準地測量班、総括の4班に分かれました。それぞれ、輪尺やポケットコンパス、GPSなど役割に沿った道具を持ち、まだまだ雪が深いので、カンジキやスノーシュー、スキーを履き出発です!

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まず、読図・撮影班が区域図とGPSで現在地を確認し、目的地までの方角と距離をGPSに表示させます。そして、コンパスグラスを覗き、目的地の方角を測り先導します。目的地では、図面上で測った傾斜角や地形と現地の様子を比べ、「思った通りだ」「ちょっと急だな」など、それぞれ確認しました。

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続いて、直径測定班が樹木の直径と高さの測定を行いました。積雪があるので積雪深を測り、その高さを考慮して、輪尺で胸高直径を測定します。次に、樹高測定班が樹高を測定します。基準点を決めて、そこから測定する樹木まで巻き尺を伸ばし距離を測ります。基準点からポケットコンパスで角度を測り、距離と角度から換算表で樹高を出しました。

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目的地までの移動の中で、特徴的な樹種の判断を行いました。
高川山林は樹種が豊富ですので、樹種判断が必要になります。しかし、この季節の葉も花もない中での判断はなかなか難しいです。オニグルミ、ミズキ、ハルニレ、キタコブシ、オヒョウニレ、シナノキなどの判断を樹形、枝ぶり、樹皮、芽などから判断する方法を学びます。
キタコブシは樹皮を削ると湿布?のような香りがしました。樹皮に葉緑素があり、少し緑色になっていますが、ここでも光合成をするそうです。シナノキの樹皮はうろこ状、オヒョウニレの葉は互生など、それぞれの特徴から判断しますが、覚える樹種が多く、なかなか一回では覚えきれません...(汗)

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いくつかの目的地を歩きながら、航空写真と現地を比較し、判断方法を教わりました。樹種や影、森の混み具合、季節による写り方など様々な判断基準があります。何度か経験することで、航空写真からの現地予測の精度が上がりそうです。

そして、お楽しみの昼食です!

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今回は講師のKKさんに段取りしていただき、雪上ジンギスカンです。
みんなで薪を準備して積んでいき、50㎝くらい積んだら上から火をつけ、その上にジンギスカン鍋をかけるKKさん流ワイルドジンギスカンです! 

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雪の森の風景の中、野趣溢れるジンギスカンに、みんな感心感激しながらおいしくいただきました。これは春の恒例行事にしたいですね。

午後は、標準地設定と測定です。
基準点を決め、そこからポケットコンパスと巻尺で20m四方の標準地を設定しました。初めてなこともあり、基準点に戻った時に誤差がありましたので、今後何度かやっていく中で、精度を上げていきたいですね。

小屋までの帰路では、引き続き樹種判断をしながら山を下って行きました。

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天気に恵まれ、春を感じながら、山歩き、実習、ジンギスカンと充実した時間となりました。
引き続き実習を重ね、各自が測定できるようになることを目指しがんばりましょう!

(文:桑原 写真:笠倉、高川)

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by woodies | 2015-04-06 10:53 | 非公式活動 | Comments(1)  

平成27年2月21日(土) 第3回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ

今回は前回の勉強会の続きを行いました。
テーマは森林の資源量の指標となる材積の求め方でした。

材積というのは要するに幹の体積のことであり、樹木の幹を円柱に見立てて計算される。
森林資源の中で最も量の多い木材の量を示す指標になる。
また、林分全体の材積は、気候変動などで二酸化炭素の削減が求められている現在において、その林分がどのくらい大気中の二酸化炭素を吸収するかを示す指標となる。

この材積の測り方は、丸太にして測る方法と立木(りゅうぼく)から直接測る方法の2種類に分けられます。丸太の材積は、幹全体を細かい円柱体に分けて、区分求積法の要領で体積を求めていくのが基本となります。丸太をその中央を通るように縦断し、そうしてできた断面の輪郭曲線を関数に見立てて、その回転体の体積を材積とするという考え方に基づいているようです。立木から材積を求める方法も、丸太から求める方法がベースになっているようです。
しかしながら、立木で一本一本そういうことをすると時間が足りないですし、10数メートルもある樹木の場合、切り倒さずに上部の直径を測るのは至難の業である。そのため、直径と樹高を測ってそのデータを調査に基づきあらかじめ制作されている表に埋め込んで材積を算出するという方法を取ります。

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小屋の外に出て、実際に樹木の計測をするという実習も行いました。晴れていてよかったです。
立木の直径は、地際から1.3mの高さの直径を測ると実務上決められているようです。そのため、DBH(胸高直径)と呼ばれている。立木は方位によって成長の仕方が異なるため、断面を楕円形だと仮定して、縦横の直径の平均をDBHとすることや、斜面では斜面の上側から輪尺を当てること、樹病や外傷、枝分かれにより胸高では円柱としての樹幹の直径を測れない場合の対処法などを教えていただきました。

DBHを測るために使う輪尺のつかい方も事前に学んだ。輪尺は大きなノギスのような道具で、可動部分は頻繁にガタが発生するので、調節ねじを回してガタがないように調節しなければならないみたいです。森林の計測はアバウトにせざるを得ないところが多いので、せめてコントロールできる誤差はなるべくなくしていこうということなのでしょう。

樹高はサイン、コサイン、タンジェント等の三角関数の原理を用いて求めます。言い換えると、測点から対象木までの距離と測点から対象木の頂点を見上げた時からの仰角から樹高を計算して出します。「三角関数なんて久しぶりだよお」と頭を抱えている人もいましたが、斜距離と仰角から水平距離を読み取る表や、同様にして水平距離と仰角から高さを読み取るための表が既製品としてあるみたいです。計算が苦手な人でも安心ですね。

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実際にDBHを測ってみると、胸高の位置が枝の痕などで膨らんでいるものや二股になっているものも多く見られました。いい勉強になりました。樹高を測る際、仰角は測量で使うポケットコンパスを用いて測りました。水平を保たなければならないので、ぐらつかないようにするのが大変でした。また、高い木の仰角を近いところから図ろうとすると、レンズをのぞきこめなくなったりしました。仰角が大きくなればなるほど、1°ずれた時の誤差も大きくなるので、距離を考えることも大事だなと思いました。対象木からの距離が一定であれば、根元と木の頂上を見た時からの仰角の差から樹高を一発で出せるブルメライスなど、ほかの測器もいろいろと紹介されました。

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DBHと樹高を測った後は、小屋に戻り、得たデータから材積を算出しました。
立木の材積は、上述のように樹高とDBHを用いて、調査により作成されている表から対応する材積を読み取りました。立木材積を出すためのデータは、広葉樹は「広葉樹」で一括りにされるものの、各樹種各地域ごとに作成されているようです。前回の勉強会でもあったように、地域ごとに気候や立地条件によって樹木の成長は同樹種であっても異なってくるからです。
また、林分から一部分を取り上げて、林分全体の材積を算出しようとする「標準地法」についても説明をいただき、木の多いころや少ないところなど、変化に富む場合、各場所ごとで取り上げる場所を選ぶことや、材積の算出値が大きく出る場所の取り上げ方をしてしまいがちであることなど、注意点についても説明をいただきました。

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今回の勉強会で、林分の調査において注意すべき点を体系的に学ぶことができました。
参加者の中には、「作業方法だけ学んでもしかたない。バックグラウンドを学べてよかった」と言っている人もいました。「歴史に残る大聖堂を作ることに貢献している」という意識をもつレンガ職人はいい仕事をするという話がありますが、今回の勉強会で、そのような「レンガ職人」を増やすことができたと私は思いました。

また、私自身も調査手法の再勉強のみならず、スマートな森林調査を学べました。広い森林で調査をしていくうえで、一本一本立木を調べていたら時間が足りなくなる。実務的にはある程度粗くてもいいという考え方なのか、樹高は1メートル刻みではかり、隣接する樹木は測った樹木と比較して「1m低い」みたいにして目測で測ったりする。また、統計的に信頼できるくらい数の樹木を計測して、樹高と胸高直径の関係を近似直線で表す方法もあります。自分は何でも厳密に見ようとする性格なので、いい意味で手を抜くやり方を学べた気がしました。

学生生活の終盤で、こういう機会に巡り合えて、私は幸せです。Kさんありがとうございます。そして、もうしばらく教授お願いいたします。

(文:北原 写真:笠倉)


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by woodies | 2015-03-01 12:34 | 非公式活動 | Comments(0)  

平成27年1月24日(土) 第2回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ 参加:12名

このワークショップは「山林施業はこうあるべきだ」と提案できる力を養いたい…、そんな思いから企画された勉強会である。

第2回目の会場は再建なった「はるか小屋」(小樽市春香町)。
入って来るなり、異口同音に「ウワ~ッ、感じ良いなぁ~!」という歓声。イヤ、歓声はチョット言い過ぎで、思わず洩らした感想…というところだな。でも、「木の香がスゴい…」と息を深く吸い込んだり、「やっぱり、木の感触はイイねぇ~」と床を撫でたりする人がいて、ひとしきり「小屋談義」「建築談義」で話が弾む。。

2回目の勉強会は前回の倍近い参加人数で、意気込みが感じられる。冷え切っていた小屋が、薪ストーブの暖気と参加者の「やる気」で、程なく心地良い暑さになる。

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さて、ワークショップの始まりである。
講師・Kkさんの、プロジェクター&スクリーンによる解説が誠に分かりやすい。
先ずは、到達可能な林分は現在の林分をベースにして予測できる。よって、施業計画の立案には林分の現状をつかむ=森林調査が前提となる…という「そもそも論」から。
そして、森林調査は、必要な資料の収集と分析、調査手法の習得を経て現地調査の実施に至る。取っ掛かりの資料は法務局、道水産林務部など公的機関に保管・整備されている森林計画図、森林調査簿、林班、小班データ、空中写真などである。

KKさんは、今回の「モデル調査」の対象とする高川山林の関係資料を既に入手していて、貼り合わせたり、書き込みをするなどの加工を施してオリジナルデータに仕上げているものもある。日ごろ、ごく一部分だけを闇雲(?)に歩き回っている山林が、それら資料に図式化され、数値化されて誠にイメージしやすい。その上、空中写真と貼り合わせたカラー画像もあって、緑の全山(?)をビビッドに俯瞰できる。渡りのハクチョウの気分になって眺め入っていると、緑の下陰でチェーンソーを駆使して木を倒したり、伐倒した木を搬出する仲間たちの姿が浮かび上がってくるようだ。

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Kkさんは、そうした資料をスクリーンに映し出し、淀みなく説明していく。
彼は、この講座に備えて「高川山林」と周辺の踏査を行っており、随所で特徴的な地形や植生・林相を撮影してきていた。空中写真上にプロットされている撮影ポイントを示して、「ここの画像が、これです」と、スクリーンに示していく。
‘そうか、ここはこんな風に見えるのか!’と深く納得し、頷いたり…。

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学んだことは数々あるが、猿にも分かる(が、言われてみて初めて分かった)ということを一つだけ上げると、林地の斜度が林木の成長に影響する、ということ。つまり、土地の肥沃度(地位、というのだそうだ)は斜面上部が低く、下部は高い。上部の養分が流下し下部に蓄積されるからである。
「それは、斜面上部と下部の樹髙の違いからわかります」と自らが撮った画像を示してくれた。なるほど! 斜面上部は木々の樹髙が低く貧相な生育状態であるが、下部は対照的に豊かな林相である。
また、林地の傾斜角度の求めかた、空中写真の見方(笹地・草地、樹冠の大きさ、色味などからおおよその林齢や樹種を推定、人工林の成績の善し悪しの判定)など、多くのことを学んだ他に、各種の情報を数値や文字で表に書き込み「森林情報カルテ」を作成したり、空中写真から人工林や無立木地を読み取り色づけする演習を行った。

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今回の講義を踏まえた次回以降の学習課題が以下のように示された。
現地調査の方法及び調査器具の使用法等について
立木調査の基礎知識
森林施業の基礎知識と実技(外業)

実践と結びついた学習は身につきやすい、そして、衰える脳味噌にも刺激を与えてくれる…かな。勉強は楽しい!と、無邪気に嬉しくなるワークショップだった。

(記録 高川、写真 森井)
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by woodies | 2015-02-03 12:11 | 非公式活動 | Comments(0)  

平成26年12月27日(土) 第1回山林調査(山林施業計画策定)ワーキンググループ 天候:晴れ 参加:7名

「山林施業計画策定のためのワーキング」と、題して、勉強会がスタートしました。
施業にあたってそのあるべき姿を提案できるよう、まずは勉強をしようではないか、ということが役員会で決定されたので、そのスタートとなります。
私は女性一人で、難しいのかなぁとビクビクしながらの参加です。

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ウッディーズの山林に向かう姿勢の現状把握(主に間伐による森林整備)から、知識・情報を得て各森林に適した整備を考え提案し、長期にわたる見解のもとに施業をしていきたいということを再確認しました。
 
会員のKさんにその講師をお願いしまた。
Kさんは林業関係の仕事をしているプロフェッショナルです。ボランティア団体でも、このような知識をもって森林整備を行なうことが出来れば、(各分野にわたり)大きな助けになると考え、快くお引き受けくださいました。

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大変わかりやすく、おもしろい講義でした。これをまとめろといわれてもどうにもしようがないので、本当にざっくり過ぎるだろうという報告にします。
 
整備のためには、まずは現況調査 ⇒ 将来像が導き出される
それにはまず、「森林調査」ということで、その手法を教えて頂きました。

1  机上調査から入って、様々な地図を駆使し、現地に入る前にできるだけたくさんの情報を得て、効率的な調査ができること。

2  調査から得られた情報を書面で管理して、将来につなげること

今は面白いほどたくさんの情報が、様々な手法で確認でき、現場に入る前に半分は済むのではないかと思うほど、それだけでも興味を引き、面白いものでした。

これから4月まで続く勉強会と現地調査によって、少しでもこの知識を得た会員が増えれば、数年後には、また面白いウッディーズになるのではないかと思いました。


(記事 ST 画像提供 KK)


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by woodies | 2014-12-30 12:36 | 非公式活動 | Comments(0)  

平成26年5月7日(水) ラジオ番組「山鼻あしたもいい天気」「きたネットラジオカフェ」出演

北ネットさんのFMラジオ番組「山鼻あしたもいい天気--きたネットラジオカフェ--」に出演してきました。会の代表としてではないですが、折角の機会ですからウッディーズの活動をリスナー(聴取者)の方々に軽くサラっと紹介しようという趣旨です。

TGさんを筆頭にFMさんと私の3人で行ってきました。

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パーソナリティは「手稲さと川探検隊」の鈴木さんと「北ネット」の相蘇さんです。
鈴木さんは良い声をしていますなぁ・・・。
FMさんも意外と良い声、私は声は小さいし活舌悪いし、嫌になってしまいます。

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ウッディーズのPRですが、立ち上げから日々の活動まで、TGさんが終始良い話をしてくれていたので助かりました。
FMさんも道産材の利用促進から間伐材の有効利用まで、活動家として率直な意見を述べて頼もしい感じでした。
それに比べて、私は薄っペラペラな内容で、居ても居なくても影響ありません・・・。
「立ってる木を切り倒すってすげーなー」とか、なんのこっちゃ・・・もう嫌になってしまいますです・・・。
本当はもうちょっと喋らないといけない内容もあったと思うんですが、その場で思い付かないので仕方ありません。

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相蘇さんの最近の天気の異常さについての話題は興味があったのですが、ネタがないのでスルーです。すみません。
その他、森林人通信の紹介や活動ブログの紹介、HPの紹介など、ウッディーズの活動に関してそつなく紹介して頂きました。ありがとうございました。

放送時間もあっという間に過ぎて、最後はマキマキでFMさんが美しく〆めてくれました。

TGさん、FMさん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

番組はインターネット配信で視聴できますので、気になる方は聞いてみてください。
異論は認めます (^^)

ラジオカロスサッポロ FM78.1MHz
http://www.ustream.tv/recorded/47254519



(菊地)
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by woodies | 2014-05-07 22:43 | 非公式活動 | Comments(0)